OP↑=(2/3)OA↑ …(1)
OQ↑=(3/4)OB↑…(2)
OR↑=(OB↑+4OC↑)/5 …(3)
平面PQR:OP↑+s(OQ↑-OP↑)+t(OR↑-OP↑)
=(1-s-t)(2/3)OA↑+s(3/4)OB↑+(t/5)OB↑+t(4/5)OC↑
=(2/3)(1-s-t)OA↑+((3/4)s+(t/5))OB↑+(4/5)tOC↑ …(4)
線分AC:OA+k(OC↑-OA↑)=(1-k)OA↑+kOC↑ (0≦k≦1) …(5)
線分ACと平面PQRとの交点をSに対して次式が成り立つ。
(2/3)(1-s-t)OA↑+((3/4)s+(t/5))OB↑+(4/5)tOC↑
=(1-k)OA↑+kOC↑ …(6)
移項して
(1/3)(1-3k-2s-2t)OA↑-((3/4)s+(t/5))OB↑
+(1/5)(5k-4t)OC↑=0↑ …(7)
これが常に成り立つことから
1-3k-2s-2t=0, (3/4)s+(t/5)=0, 5k-4t=0 …(8)
このs,t,kの連立方程式を解けば
s=-2/29, t=15/58, k=6/29 …(9)
このkは(5)の0≦k≦1の条件を満たすので
Sは線分ACの内分点であることが判る。
(5)右辺に,(9)のkを代入すれば
OS↑=(1-k)OA↑+kOC↑=(23/29)OA↑+(6/29)OC↑
=(23OA↑+6OC↑)/29 …(10)
(10)の意味するところは内分点の公式によれば
線分AC上の点Sが線分ACを6:23に内分する点であるということである。したがって
AS:SC=6:23 …(答)