受取配当等の額の益金不算入 控除負債利子の計算

質問

こんにちは

受取配当等益金不算入の額の計算につかうで、次の場合どうなりますでしょうか。

保有株式等は、株式のみで、完全子法人株式等、関係法人株式等はなし。

支払利子の額（銀行借入金のみ）：1,000,000円
総資産帳簿価額(前期当期合計)：2,000,000,000
株式帳簿価額(前期当期合計)：20,000,000

当期に有価証券計上漏れ500,000円あり。

この場合、有価証券計上漏れは、総資産帳簿価額、株式帳簿価額の両方に加算するのでしょうか。
それとも、株式帳簿価額にのみ加算するのでしょうか。

両方と考えていたのですが、私の持っている問題集では、株式帳簿価額にのみ加算していたので、分からなくなってしまいました。（問題集ではこの部分について特に解説なし。）

お詳しい方、根拠とともにお教えいただければ幸いです。

回答No.1

minosennin · ベストアンサー

「株式帳簿価額にのみ加算する」の方が正解です。

法人税申告書別表八(一) 「受取配当等の益金不算入に関する明細書」記載要領によれば、
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/hojin/tebiki2011/pdf/12.pdf

「株式又は出資等34」 については、「各期末における税務計算上の帳簿価額により、次により記載します。-以下略-」とされていることから、有価証券計上漏れ等を加算する必要があります。

一方「総資産の帳簿価額30」については、 「確定決算に基づく貸借対照表に計上している総資産の帳簿価額の合計額-以下略-」とされていることから、有価証券計上漏れ等を加算してはいけません。

お礼

ありがとうございます＾＾

回答No.2

mikity60

先に回答されている方のいう通り、別表調整した有価証券の金額は、分子の株式の帳簿価額のみ調整します。

細かい取り扱いはありますが、イメージとして、分母の総資産は会計ベースの金額、分子の株式の簿価は税務ベースの金額と覚えておいてください。

お礼

ありがとうございます＾＾