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小股?
何時もお世話になっております。 くだらない疑問かもしれませんが・・・ 昔から、ちょっと粋でいい女の事を「小股の切れ上がったいい女」と言いますよね。 最近ちょっと思うところがあってこの小股について色々調べたのですが、この小股、諸説紛々で様々な説がありますよね。小さい歩幅の事だとか、すそ捌きの形容だとか、すらりとした肢体の形容だとか・・・その中でちょっと異色だったのが「ぞうりを履いた時の、鼻緒があたる親指と人差し指の指の股」を指して小股と言う説なのですが、どう考えても何故、その部位が「粋」で「いい女」を表すのか、その理由が探しても無くて分かりません。 こうじゃないの?と言う仮定でも構いませんので、ご教示お願いできますでしょうか? お時間のあるときで結構ですので、宜しくお願い申し上げます。
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No.4です。乗りかかった船ですから最後までお付き合いします。 足指で粋かどうか言う場合、おそらく裸足ではなく足袋を履いた足のことでしょう。足袋で思い出すことがあります。子供の頃、周囲の女性が足袋を履いているのをよく見かけましたが、真っ白な新しい足袋を格好よく履きこなしている叔母と少し汚れた靴下をだらしなく履いている叔母がいました。今、思い起こせば、子供ごころにいいあーと思ったのはサイズのあった足袋を指先まで詰めて(引っ張って)はいている場合(勿論新しい足袋)だったと思います。 もし鼻緒のあたる足指に美を見出すとすれば、このようにサイズのあった新しい足袋を正しく(美しく)履いている場合でしょう。昔の日本人(主として男)は、着物を正しく着こなした女性のうなじと足袋の白さ(清潔かつ美しく履いている)に美を超えたセクシーさを感じ取ったのだと思います。衣擦れや帯をしごく音だけで十分女性を感じ取った当時の男性がうらやましいですね。
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- papuunojijii
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「小股」とは、アキレス腱部位(踝から踵)をいいます。 つまり「小股の切れ上がった」とは、その部分に余分な肉が 付いておらず、アキレス腱部位がはっきりしていることをい います。
お礼
ご回答、有難うございました。 >アキレス腱部位がはっきりしていることをいいます。 また新しい説が・・・(笑)でも、これは何となく理解できますね。足首が「キュッ」としまった感じってセクシーだし、夏に浴衣のすそからちらりと覗くのは確かにソソりますよね。なるほど・・・ 参考になりました。有難うございました。
小股の切れ上がったいい女を、ある業界用語で解釈するのはどうかと思います(間違いではないにしても) 小股の意味はNo1の通りだと思います。つまり「ちょっと」というような意味であり、決して股が小さいわけではありません。同じように「小耳にはさんだが・・」 というのは「ちょっと聞いた話だが」という意味であり、小さな耳で聞いたことではありません(既にお調べのようですが) 小股の諸説と業界用語は分けて考える方がいいでしょう。
お礼
おはようございます。 ご回答有難うございます。 すみません・・・どうも私の質問が悪かったようですね。#1さんの補足にも書いたのですが、それも上手く伝わらなかったようで・・・ 確かに小股の小は「ちょっと」の意味ですし、他の説はイメージとして捉えやすいですが、この江戸美術関係の書物に書かれた説があまりに突飛で、それがちょっと理解しがたいものだったから、 「何故、粋の象徴として足の指の股を挙げているのだろうか?」 と言うのを聞きたかったのです。 ですので、実はもう既に「小股の切れ上がったいい女」からは外れていってしまっているのですが・・・ 私の質問の仕方がまずかったのでしょうね。文章力が無いためご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。 しかしながら、小股の小の意味ついては確信を持つ事が出来ました。有難うございます。
- kuma56
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お調べになったように"小股"には幾つかの意味があります。 足袋職人の"小股"も、小さい歩幅の"小股"も、粋な女性をさす"小股"もみんな"小股"ですが、それぞれ別のもので関係はありません。 ですから、足袋職人の"小股"も、小さい歩幅の"小股"も「粋」で「いい女」を表す言葉と同じ音ですが、指し示しているものは違います。 ですから、"小股の切れ上がったいい女"というのは、足の指の股が切れているわけでなく、また歩幅も関係ありませんので、どう考えても探しても理由は無くて見つからないでしょう。
お礼
何度もご足労頂き、本当に感謝いたします。 参考にさせていただきます。有難うございました。
- primani
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足袋職人の用語に「小股」があるそうです。まさにおっしゃるとおり「足の親指とひとさし指(って、足の指で人は指すまいに・・・)の間の部分」をあらわす言葉だそうです。 ここの切れ込みが長い(=指が長い)人は鼻緒が深く掛かるため、鼻緒や草履が美しく見えるので「粋」である、という解釈ではないでしょうか。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 ごめんなさい!最初に・・・「って、足の指で人は指すまいに・・・」メチャウケてしまいました(笑)私も最初は「足やけど人差し指って書いてもいいんやろか?」と思ったもので(苦笑)皆そう思うんですね~! >ここの切れ込みが長い・・・ なるほど!確かに見た感じ、長いとバランスが良くてカッコイイですね!! #1さんの補足にも書いたのですが、浮世絵の美人画などで足の親指だけ反って描いてあるのと何か関係があるのかとも思ったのですが・・・ それにしても、こう言った細やかな風雅や粋を楽しむ江戸庶民の感性は見習いたいものですね。 小股も足袋職人の用語だなんて初めて知りました。 大変参考になりました。有難うございました!
- kuma56
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お調べになったように"小股"には幾つかの意味があります。 "小さい歩幅"もその一つだし、女性の形容詞にも使われますので、調べた結果はどれも正しいのでしょう。 女性の形容詞に使う場合の、"小股"の場合は、特に体の具体的な部分を表すのではなく、女性の物腰など雰囲気?を表す場合に使われます。 同じ様な"小"の使い方として、"小耳"とか"小腹"等と言いますが、これも体の部位の大小を表すのではなく、何となく・・というか、大体において・・・の様な感じで体の部位を表しています。 また、"小洒落た"とか"小粋"とか"小賢しい"なども、大小などの程度を表すのではなく、"何となく洒落た"とか"どことなく粋な"等の意味になります。
補足
早速のご回答、有難うございます。 すみません、私の質問の書き方がおかしかったようで・・・(汗)実は質問の内容は、何故、足の親指と人差し指の股が「粋」と感じるのか・・・と言う事でした。 以前から気になってはいたのですが、今回、機会があって色々調べてみて諸説あることが分かった訳ですが、その中で「はて?」と頭をかしげる説に、「小股=足指の股」説が某江戸文化に関する書籍にあったわけです。 浮世絵などでも全身像の美人画をよく見てみると、確かに親指だけツンッと上に反らしたように描かれているので何か関係があるのかとは思ったのですが、何故その辺りが粋につながるのかが不思議だったもので・・・ しかし、イメージとしては大変参考になりました。有難うございました。
お礼
何度もご足労頂き、本当に申し訳ございませんでした。 >もし鼻緒のあたる足指に美を見出すとすれば、このようにサイズのあった新しい足袋を正しく(美しく)履いている場合でしょう。 おお!!それならしっくり来ます!!男性にしても、褌をだらしなく締めるよりも、キリリと締めた方が人間性も格段上の様な気がしますし粋にも感じます。女性がそう言った所に美意識を感じるように、男性はそう言った細やかな場所に美意識を感じるのですね。納得いたしました。 ところで自分で回答しておいて大変恐縮なのですが・・・朝から自分でも色々調べていて、浮世絵の方向から攻めてみようと「浮世絵 足 親指」で検索していたら下記の様なサイトを見つけてしまいました。 これによると、足指説ってあんまり根拠がなさそうですね(苦笑)確かにこの立ち姿で立って鏡で見てみたら、すごく不恰好でした・・・もしも足指説を推すなら、martinbuhoさんのお説の方がよっぽど納得行くような気がします。 http://homepage3.nifty.com/tak-shonai/intelvt/intelvt_031.htm 何度も有難うございました。