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「気持ちがいい」「心地がいい」の違いは何ですか。
○ 昨日の雨が上がって、今日は( )のいい天気だった。 上の括弧に「気持ち」を入れても、「心地」を入れてもよいと思いますが、答えは「気持ち」でした。ここでお聞きしたいのは、この場合、「心地」が使えるでしょうか、「ここちがいい」と「気持ちがいい」の違いは何でしょうか。よろしくお願いいたします。
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両方とも、辞典的には同じですが、使われる状況、ニュアンスが若干異なります。 「気持ちいい」は、どんな状況でも気持ちが良ければ使って良しです。私が知るかぎり、「心地いい」を「気持ちいい」に変えてもOKです(ニュアンスは変わりますが)。 が、「気持ちいい」を「ここちいい」に、いつでも変えていいかというと、そうは言えないと思います。 「心地いい」は、のんびりとした春の陽だまりの縁側の暖かさ、ほの暖かい布団の中ですごす5分間、母親に耳掃除をしてもらっている時、寒くはないがぬるめの風呂の中・・・ そんなホンワカした感じの、なにかしら「あくび」が出るような感じの「気持ちよさ」です。 「やったぁー!」と叫ぶのは、気持ちがいいときの行動で、「ここちよさ」とは無縁のように思います。 また、「ここちいい」は、枕詞みたいに特定の状況について回る言葉です。 春の日の縁側で、当人達は将棋や囲碁に夢中で、カッカと興奮していたり苦吟しているさいちゅうでも、「ここちのよい、春の陽だまり」と形容されるわけです。登場人物が感じている気持ちとは直接の関係はない、、と言えば、言えるかもしれません。 例えば、200m必死で泳いで一等になって、「気持ちいー!」と叫ぶのはまさに正しい使い方ですが、あそこで「心地いー」と叫ばれたら、私なら「え?」となります。 くどいですが、辞典的には間違いではないので、いちがいに「間違いだ!」と指摘できない分、困ってしまいますが。 で、話がもどりますが、『昨日の雨が上がって、今日は( )のいい天気だった』というのは、昨日の雨と対比された、雨上がりのキリリとした青空を連想させはしますが、ホンワカ・マッタリしたあくびの出る状況を感じさせないので、カッコ内はやはり「気持ちのいい」が正解で、「心地よい」は不適切であろうと思います。
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- KoalaGold
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気持ちがいいは少し範囲が広いようです。 頭のマッサージをしても気持ちがいいと言いますから。身体的快感を含むのですね。 心地がいいは精神的快感のみです。
お礼
よく分かりました。お忙しいところ、本当にどうもありがとうございました。