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ヘテロオリゴマー
These results are consistent with F2 being a mixture of heterooligomers, each of which carries a GlcNAc residue at the reducing end, suggesting that the pectinase isozyme can also cleave GlcNAc-GlcN linkages. 還元末端がGlcNAc残基(?)をもち、 ペクチナーゼ・アイソザイムが GlcNAc-GluN結合も切断できることは、 この結果がヘテロオリゴマー(異種オリゴマー?) の混合物であるF2と一致していることを意味する。 なんだかよく判らない訳ですが、 どこがおかしいのでしょうか。 どこかで一度切った方が良いですか?
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先ず訳ですが,私ならこんな感じにします。 『 これらの結果は,F2 が還元末端に GlcNAc 残基を持つヘテロオリゴマーの混合物である事と矛盾しない。そして,この事実は,ペクチナーゼ・アイソザイムが GlcNAc-GlcN 結合も分解できる事を示唆している。』 この様な長い文を考える時には,適当な所で切って前から順に考えていくと考え易くなります。例えば,「・・・, each of which」部分で切る事ができます。この時,「which」が指しているのが直前の名詞の「heterooligomers」である事に注意します。すると,英文は「These results ・・・ heterooligomers. Each of the heterooligomers carries ・・・」となります。 また,「・・・, suggesting ・・・」部分でも切れますね。この表現は論文などで良く出てくる表現ですが,「suggesting」の主語はその前の文章全体になります。つまり,「・・・ the reducing end. And the fact suggests that ・・・」と考えれば良いです。そして,順に訳した後,組み合わせれば上記の様な訳になりますし,意味を取るだけであれば切って訳しただけで充分でしょう。 ところで,個々の意味などは #1 さんが丁寧に解説して下さってますので,それを良く御考えになれば充分だと思いますが,『ペクチナーゼ補酵素』とあるのは勘違いですね。「アイソザイム(isozyme)」は,「化学的には異なる蛋白分子でありながら,同じ化学反応を触媒する酵素」の事で『補酵素』とは異なります。
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- Julius
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These resultsは、consistent with とsuggesting thatの両方の主語 each of which...endの節は、heterooligomersの説明 「これらの結果は、F2が、共に還元性末端側にGlcNAc残基を持つような ヘテロオリゴマーの混合物であるようなことと矛盾せず、 ペクチナーゼ補酵素がGluNAc-GluN結合も切断できることを示唆する。」 キチンやキトサンというのは、丁度グルコース(Glu)の2-位のOH基を NHCOCH3やNH2で置き換えた構造をしていますね? COCH3ことアセチル基は、Acと略しますから、 GluNAcというのはキチン、GluNというのはキトサンのことでしょう。 これら異種モノマーが混ざってオリゴマーを形成するので、 ヘテロオリゴマーと表現されるのでしょう。 グルコースとかの1位のOHは、ポリマーの成長点となりますが、 ここは環を巻いていない時はアルデヒドなので、 ポリマー鎖の1位側の末端を還元性末端と呼ぶそうです。 私は酵素の専門外ですが、多分2位にN-アセチル基がついていると、 お隣の1位のグリコシド結合を切るのに邪魔になるのでしょう。 ところがペクチナーゼ補酵素はN-アセチル基があっても結合が切れた とかいう実験結果だったのではないですか?
お礼
ヘテロオリゴマーの判りやすい説明を どうもありがとうございました。
お礼
判りました。 どうもありがとうございます!