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土地の時効取得とトラブル発生、対策方法は?
- 購入した家の土地に隣人の塀が建てられているが、放置しておいた結果、トラブルが発生した。
- 時効取得という法律を知り、隣人から何も主張されていない状況。
- トラブルの原因は大雪による塀の壊れであり、隣人が普通ではないために関わりたくない。土地を取られないための対策はあるか。
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質問者が選んだベストアンサー
司法書士と土地家屋調査士の二人がいる専門家事務所への相談をお勧めします。 可能であれば、弁護士もいると良いでしょう。 隣人が現在時効取得について知識を持っているかわかりませんが、言った言わないはどちらにとっても証拠とはなりえませんし、塀を直せということは、塀の所有などについては意識があり、いつ何時誰かから入れ知恵を受け時効を求めてくるかもしれません。 ですので、土地についてあなたが所有の意思を法的な証拠となりうる形で申し出る必要があることでしょう。また、そのような状況ですと、詳細な境界も明確でなくなっていると思います。その土地の登記で地籍測量図が法務局にあれば、衛星座標による土地の場所が明確だと思います。これをもとに境界を確認しあうことが重要なのです。 円満に進めば、土地家屋調査士による測量と境界確認の書面の取り交わしができることでしょう。円満に行かなければ、境界とは異なりますが、似た意味の筆界特定として境目を法務局立ち会い(法務局指定の土地家屋調査士)のもと定めることができることでしょう。それもできなければ、最悪裁判にして決める必要があるかもしれません。 法律的な手続きにもいろいろな制度があり、目的や意味によっていろいろな段階があると思います。そして第三者との大事な土地の大きさに影響する行為です。素人だけでどうこうできるものでもないと思いますし、相手の性格やあなた方の考え方でどの方法やどの段階まで進めるかなどを検討して進めるべきでしょう。 特に人間的に交渉が難しい相手や非常識な行動などをする可能性がある場合には、いくらあなた方に正当性があろうが不利益を受ける可能性もあることでしょう。 実際にあなたの家などの落雪で塀が壊れたのであれば、弁償する義務があなた方にあることでしょう。この機会に塀をあなた方の所有として、あなた方の土地である現在の場所へ作り直すことで承諾を得ると良いかもしれません。その塀の構造などについてある程度隣人の希望を聞き、さらに塀の故障などがあれば今後は直すのはあなた方であるということなどで理解してもらうと良いかもしれません。 場合によっては、壊れる前の塀の価値を算定し、買い取らせてもらったうえで、塀を直すというのもありでしょう。これによりいくらかのお金を渡すこととなりますが、あなた方の土地にあなた方の塀という自然な形になりますし、この機会に境界も定めることもスムーズかもしれません。 修理に際してあなたの土地に塀があるということがわかったため、塀を売ってほしい。壊れた塀はもちろん直す。工事のために土地の境界を確認する手続きが必要だ。などとすれば、穏便に進められるかもしれません。そして、あなたはあいさつや同意などをするだけで良く、話がわかりやすく伝えられるように、専門家を同席させ、説明してもらえるようにしたらいかがでしょうかね。 私も土地境界を確認しようとしたところ、私どもの土地を隣地所有者が利用していることが判明したことがありました。それを隣地所有者に伝えたら、土地家屋調査士や測量士による測量、弁護士による時効取得の準備などを隣地所有者が始めたと噂を聞きましたね。 私どもは境界が定まれば、時効となってもおかしくない土地は譲ってもかまわないこととしたところ、相手は逆にそれでいいの?という状態になりましたね。 ですので、何かあなた方が行動するだけで、隣地所有者が法的な知識を学習する可能性もあるのです。したがって、小出しに考えるのではなく、相手の反応次第でのあなた方の判断をフローチャートのようにして準備し、広く対応をできるようにしたうえでの交渉が良いと思います。 わかりにくい説明かもしれませんが、頑張ってください。 あなた方の次の世代に相続という形で問題を先送りとならないようにしましょう。
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- angiras
- ベストアンサー率16% (56/333)
殆ど回答されているようなので・・・・。 登記簿にもよりますが、登記簿が絶体という事はありません。現状優先という場合もあります。引くべきところは引くことも考えて、早急に解決しておくことが大事です。
お礼
先日、専門事務所へ電話、法律専門サイトへの質問しました。 その結果は何れも同じ回答で、この場合、時効援用権の喪失しか方法はないとのことでした。 援用権の喪失とは、相手が時効取得の完成を知らなかった場合の話だそうですね。 この隣人の塀がある土地は、今まで私たちは使っていなかったので、実際には不要な土地とも考えられます。 所有権移転登記手続か時効援用権の喪失か、はたまた放棄?(時効を知っていたら)か、家族ともよく相談したいと思います。 現時点では話し合いで所有権移転登記手続が一番最善策という考えに至りましたが、初めにこれを申し出て相手が納得せず、更に時効を知らなかった場合には、それを知らせてしまうというリスクがあるようです。 裁判などは絶対に避けたいです。。。。。 ※法律についての知識は全くなく、質問に対して得た回答やアドバイスをメモしてこちらへ投稿しており、まだ専門家へ相談中の段階ですので誤った表現や理解があるかもしれません。 こちらは不特定多数の方が閲覧すると思うので、念のためお伝えしておきます。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
こういう大切な問題は、ネットなどで尋ねている 場合ではありません。 今日にでも弁護士の処にいって、相談することを お勧めします。 大切な問題で判らないことが発生したら、即専門家に 相談することです。 お金をけちってはいけません。 それに、相談だけなら数千円で済みます。 さっさと電話して、予約しましょう。 幸い、相手は時効について気づいていないようですから チャンスです。 チャンスは一度逃すと、二度と掴めません。
お礼
チャンスを逃さないよう専門家の力をかりようと思います。 こちらに相談していなければまだのらりくらりと自分で調べて、無駄な時間を使っていたと思います。 ありがとうございました!!
隣との境界を明らかにして、 その登記が、どうなっているか確かめる。 おそらく、お隣さんは時効所得について知らない。 なので、壊れた壁をなおせ・・・と主張していると思われる。 つまり、20年以上前から所有の意思を持っていない。 所有移転登記の依頼がないですし、売買契約も 結んでいない。 ま、典型的な隣人トラブルですから 専門家の意見も聞いたほうが良いと思います。 それ以外にも問題のある方ですから、、、。
お礼
先方がこの時効について気付いていないことを心から祈ります。 やはり専門家の力が必要ですよね。 アドバイスありがとうございました!!
お礼
こんな短時間でこんなに細かなアドバイスありがとうございます!! こちらの出方や相手の出方により色々なケースが考えられるのですね。 塀を買い取るなどまったく考えもつきませんでした。 けれど、相手はとても厄介なうえ、すぐ声を荒げてくる為、結構泣きそうになります。 声も震えてしまうし、頭の中を整理している余裕がなくなってしまい、その時に応じた対応というのに自身がありませんから、私の場合はやはり専門家に頼ったほうがよさそうです。 今から、相談できそうなところを調べて隣人に悟られないよう進めたいと思います。 励ましの言葉も、本当にありがとうございました!!