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イタリア語で「どうぞ」
イタリア語で 英語の pleaseに相当し、「どうぞ」と意味する表現に per favoreと per cortesiaが ありますが、この二つは どう違うんでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
感覚的な回答ですが、 "per cortesia"の方が丁寧さが大きい(よりフォーマルな言い方)であると感じます。 (イタリア人はよく"educato"という単語を使いますが、それを使えば、"per cortesia"が"più educato"ということですね) "per favore"とほぼ同位置に"per piacere"という言い方もあります。この二者は「同じ」と感じていますが、人によって受け止め方が微妙に違いますので、「ほとんど僅差で"per favore"の方が丁寧」と言う方もおられるかもしれません。 なお、「"お願い"の"どうぞ"」(どうぞ~して下さい)の他に、「"勧める"の"どうぞ"」(お茶をどうぞ)もありますね、イタリア語だと"prego"です。
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- BASKETMM
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質問者、お二人の回答者、すばらしい問答ですね。 いろいろなニューアンス、細かな差異をはっきりさせることは容易ではありません。 意見を取り交わすことにより、様相は見えてきますし、第三者の読者にも勉強になります。 お話の中に je vous en prie というのも出てきました。【どうぞ】という意味に使うとは知りませんでした。私はいつも、【どういたしまして】という意味で使っていました。 ただし、je vous en prie は本当に世話をした時、重いものを二階に上げた時などに言われたmerci に対する返事。 "il n'y a pas de quoi",は入り口で先を譲った時のように、大したことはしていない時。 とフランス人に習いました。"pas de quoi" だけでもいいのですね。 ラテン系言語の比較なども楽しくていいですね。 ただし、質問から派生した討論は管理者から叱られるかも知れませんが。
お礼
回答ありがとうございます。
- pendaco
- ベストアンサー率69% (92/133)
No.2です。 No.1様の回答を読んで気になるところがありましたので、追加いたします。 イタリア語の"per favore"は「勧める」や「どうぞよろしければ」の場面では使いません。 例えば(私がイタリアでイタリア語を習っていた時、こういう場面がよくありました)、 Le caramelle, prego! これは、「キャンデーを召し上がってね」という意味です(つまり「勧める」時の言い方です。それに対して、 Le caramelle, per favore! は、「キャンデーを下さいな(お願いします)」の意味です。 フランス語・スペイン語のニュアンスと、イタリア語のそれに差があるのは何故かはわかりません。
- Nakay702
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>イタリア語で 英語の pleaseに相当し、「どうぞ」と意味する表現に per favoreと per cortesiaが ありますが、この二つは どう違うんでしょうか? ⇒以下のとおり、お答えします。 per favore「(人に何かを勧めて)どうぞ、よろしければ」 per cortesia「(人に何かを頼んで)どうか、お願いですから」 基本的には、この区別で使い分ければよいと思います。 ただし、その違いが微妙なこともあります。特に、per favoreは、どちらの意味でも用いられますね。 なお、フランス語では、かなり明快な区別をするように感じます。 s'il vous plait「(人に何かを勧めて)どうぞ、よろしければ」 je vous en prie「(人に何かを頼んで)どうか、お願いですから」 スペインでも区別がありますが、状況はイタリア語と似ています。 por favor「(人に何かを勧めて)どうぞ、よろしければ」、 「(人に何かを頼んで)どうか、お願いですから」 por Dios「(人に何かを頼んで)どうか、後生ですから」 以上、ご回答まで。
お礼
回答ありがとうございます。 私はフランス語ベースでイタリア語を学習していますが、全く同じみたいなことが書かれていました。
お礼
回答ありがとうございます。