- ベストアンサー
成年後見人による金銭管理の困難と解決策
- 成年後見人になることを考えている人が直面する金銭管理の困難とその解決策についてまとめました。
- 領収書の管理や報酬の領収証明について悩んでいる場合には、相手との相対契約を交わすことが一つの解決策です。
- また、区分けしにくい領収書やガソリン代に関しては、具体的な方法が分からない場合は専門家に相談することをおすすめします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は専門家ではありません。単なる経験者です。 ちなみに私は成年後見人手続きの申立人となり、成年被後見人を祖母、成年後見人の候補者を祖母の子である母とする申し立てを行い、その後成年後見人となった母のバックアップを行った経験があります。 1について 少額なものがどの程度になるかは家裁の指示だと思いますが、被後見人が紛失したものまで後見人の責任にはならないことでしょう。ですので、管理している財産から被後見人へ小遣いのような形で渡したことを帳簿に記載しておけばよいでしょう。 2について 後見人等が報酬を得るためには、家庭裁判所の承認が必要です。そもそも子供やその家族が親の面倒を見るのは当たり前ですし、そこでかかった費用は家庭の事情はあったとしても、報酬は行き過ぎのように思います。もちろん一般家庭以上に財産管理や介助が必要で大きな負担であればよいかもしれませんがね。 ちなみに後見制度となれば、被後見人に契約権限がなくなることとなりますので、被後見人の名に併記する形で後見人が契約するものとなります。ただ、親族間の財産のやり取りは厳しくチェックされるので、随時家裁の指示を仰ぎ、必要なら家裁の承認を得ましょう。 3について 一般的な範囲であれば、平均的な燃費に施設までの距離で計算し、弟さんに領収証を書いてもらえばよいでしょう。 成年後見制度は裁判所と法律により法的な代理人を定め、財産管理などの代理人となる重要な行為です。 ですので、裁判所とのやり取り、家族会議などは何度も行うぐらいの気持ちが必要です。 また認知症が進まれている様ですが、その程度を家庭裁判所が判断するため、後見が認められないこともあります。補佐や補助になれば、補佐人等の権利義務は後見人と範囲が異なることでしょう。 また、主治医などの診断書だけで判断せず、家裁の選定した医師の鑑定人による鑑定結果で判断するのが原則だったと思います。これが10万円程度の高額な鑑定だったと思います。私が申し立てた際には、祖父の相続手続き等が影響した後見手続きであり、病状の不安定な時だったということもあり、主治医や施設庁の進言もあり、鑑定の省略が認められたということもあります。ただ、ご自身で買い物が一応できる状態であれば、鑑定を受けることとなり、判断は難しいことでしょう。 成年後見人は、家族が定めるものではなく、家庭裁判所が選任するものです。あくまでも、成年後見制度の申立人が候補者を定めた際には、その候補者から検討をするというだけですので、注意が必要です。 私が申し立てた際には、推定相続人全員からの推薦状・同意書を申立時に提出しましたね。 私は祖父の相続手続きの中で協力した形ではありましたので、司法書士がある程度バックアップをしてくれていました。裁判所の判断ですので、書類の提示の仕方、申立書での説明の仕方で印象も変わってきますし、最低限の必要なものだけではなく、裁判所の判断がしやすいようにするための補助的資料も任意で出すなども考える必要があります。専門家からのアドバイスや協力があった方が希望通りに進みやすいかと思います。
その他の回答 (3)
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
1,家裁によっても異なるでしょうが、10万円未満の 小さなお金については、領収書が不要となるのが 一般です。 こういうのは後見人になれば説明されます。 2,後見人に任命されれば、報酬を与えるか否か 与えるとして幾らにするか、などは家裁が決めます。 3、後見人になれば、家裁に対して、定期的に報告書を提出すること になりますが、そういうのは交通費として請求できます。 区割りは適当で大丈夫です。 後見人に任命された場合、解らない事があったら、家裁に 聞けば教えてくれます。 尚、近年は家族が財産をちょろまかす事例が増えていますので 家族が後見人に任命される割合は50%ぐらいに落ちています。 質問者さんが任命されるか、わかりませんよ。 質問者さんには財産や収入は十分にありますか? 家族が任命されない場合は、弁護士や司法書士、ボランテアなどが 任命されますが、その場合は報酬を取られます。 結果、被後見人の財産が減ります。
お礼
家族だからなれるというものではないのですね。ご助言、参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。
- yama891
- ベストアンサー率13% (191/1368)
●投稿者・貴方様が、お母様のお世話を出来ない、ご事情が・さっぱり分かりません。!●○○○ *扶養義務があれば、単純にご一緒にお暮らしになれば、それだけで”悩む理由がありませんが。 ○元々、ご家族(肉親)であられる場合・ご子息関係で、年功序列(年上の方から⇒年下の方へ、段階的に、”相互扶助・義務”が、法律的に決まっております。 この前提条件をご認識して・いらっしゃらないで、お母様のご病気含め・日常のお世話は、貴方様の”弟様”へ、押し付けておいて、”扶養義務+介護費用+責任負担 等 をできるだけ少なくしたいけれども、成年後見人・申請の理由自体が(どうして・成年後見申請しなければ、ならないその理由と、目的が・イマイチ不明です。) ○家庭裁判所へ、何故・弟様ご夫婦とご一緒に、出向いて_しっかり_第三者を、交えて・貴方様ご親族とお母様のご状態(医師の診断書を携える事が原則)を訴えて、今後の身内家族での・義務行動の、ご指示を、薫陶・ご教示頂く_気持ちにならないのですか。? ○法律は、只・お金を_安くしてもらえれば_いいから、申請しよう。? 誰かが・名義人になればいいのか何て事は、ありませんでしょう。 普通は、最低・2人以上の3親等以上のお身内の、複数の方の、”署名+押捺印鑑+出来れば、写真付き証明書類+直近の公的証明書+源泉証明書類 等など・・・実は、手続き・慣れしていないと、ややこしいです。 ●色々と、お考えになられる方が。●
お礼
ありがとうございました。貴重なご助言いただき感謝申し上げます。家族でまたよく話し合ってみます。
- vvdobvv
- ベストアンサー率22% (2/9)
>1. 入居者がお金の管理をする事はありません。 買い物の際は、入居者に一時的にお金を渡しますが、残ったお金が施設で預かります。 又、必ず施設の職員が同行し領収書を貰います。 施設内の病院でも、職員が同行します。 入居者が直接病院に支払う事はありません。 その為、領収書の保管が困難と言う事はありえません。 >2. 報酬は裁判所が決定しますので、領収書は必要ありません。 >3. ガソリン代の領収書は不要です。 日付、使用目的、行き先、走行距離が分かれば十分です。 因みに、施設に行けばガソリン代が認められると言う物でもありません。 現在、弟夫婦が母の対応をしている上、近くに住んでいる。 それなら、成年後見人は弟が適任です。 財産を管理する人と対応をする人が違うと、帳簿が合わなくなる事があります。 合わないと成年後見人を降ろされ面倒な事になります。 また、帳簿も月1回程度、裁判所に提出しないとなりませんので、平日の対応が出来る方でないと、成年後見人は勤まりません。
お礼
ありがとうございました。とても厳しい役割であることがわかり大変参考になりました。
お礼
具体的なことを様々にご教示いただきありがとうございます。 相当に大変な役割であることがよくわかりました。 ご助言を踏まえましてよく家族で話し合ってみます。