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濃いお茶って基準はありますか?

普通の緑茶と濃い目の緑茶の定義ってあるんですか? 例えば、自分が濃いと思って出しても相手は薄いと思うかもしれないので

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回答No.1

静岡県でお茶の専門店様向けの問屋を長年やっております4代目です。 さて、ご質問ですがさまざまとしかいえない部分もあります。 どれを標準とするかによって濃さがかなり違ってきます。 例えば、ペットボトルで言えば、通常のものは普通に急須で入れるものと比べると薄すぎてしまいます。 ペットボトルの濃い味とか、例外的にはヘルシアなどは高カテキンといっておりますが、普通に急須で入れたお茶並しか成分が含まれていません。 通常の茶葉を急須で入れる場合、蒸系と呼ばれる「深蒸し茶」(製造のお茶の新芽を蒸すとき高温で蒸す、濃い黄色形のお茶)や「中蒸茶」(深蒸しよりは蒸さずに、緑色に出るお茶)は濃く入れると湯呑みの底が見えなくなるぐらい濃くなります。(新芽を蒸して、成分が抽出しやすくなっているので濃く出ます。 また、若蒸し(蒸し度が弱く、黄色い薄い感じの水色のお茶。葉が硬く形がある)は水食が薄くても、急須で注ぐまでの置く時間を長くすれば、底が見える水色でも濃くなっていきます。 標準の入れ方は、茶葉を急須で4gで一人分、人数が一人増えるごとにプラス1gが目安となります。(大体ティースプーン軽く1杯ぐらいですね) つまり3人ならば4g+2gで6gですね。 ただ、これに急須に対しての適正な量があり、急須に茶葉を入れて少し揺すって、山にはならずに底が隠れてしまうぐらいが適正といわれています。 そこにお湯を急須の7文目ぐらいまで入れてください。 急須の上に少し空間があった方が、お湯と茶葉が踊り茶葉が開きやすくなります。 お茶の味を出すには、茶葉を開かすことによってお茶の成分を出すということです。 なので、急須の上に空気のある空間があったほうがいいです。 そこで時間は約30秒~1分ですが、これは茶葉によって違い、普通硬い計上のお茶ほど時間を掛けます。茶葉の開くのに時間が掛かるからです。 そこで、時間短縮には急須を少し揺すって、茶葉を動かして開きやすくするという手もあります。 ただ、若蒸しの硬い形のお茶は、揺すると苦味が出るといわれています。 そして湯呑みに注いでください。 一応味の目安ですが 若蒸茶→形があり硬いお茶。お湯の温度はぬるめで、その代わり急須でじっくり時間を掛けて入れたほうが美味しい。黄色め水色で、いわゆる昔ながらのお茶。 中蒸し、深蒸し茶→形は少し崩れているものが多い。緑色のお茶は中蒸。少し赤めの色のお茶は深蒸し。どちらかというと高い温度のお湯でも美味しく出て、(とはいっても熱湯は勘弁です)短時間で急須を揺らして出しても比較的美味しいお茶が出る。 といった感じです。 また逆に、濃くても旨味のある苦くないお茶と、薄くても渋いお茶があります。 そこはお茶屋さんの味の方向性というものもあるので、お茶の専門店さんでご相談されたらいかがでしょう。 また、商店街などのお茶の専門店さんでは100g500円以上が1番茶で、1000円のお茶ならかなり美味いお茶を販売されてるはずです。 スーパーさんなどでは100g600円。デパートでは700円以上を目安にされたほうがいいと思います。 逆に、濃くても苦くないお茶でしたら水で出してみるのもありです。 最初に少しお湯で茶葉を濡らして、開きやすくして水で入れるやり方です。 添付の画像で見ていただければいいかと思います。 変則的な入れ方ではありますが、かなり美味しいですよ。 と長く書きましたがこんなところでいかがでしょうか?

ninntomo
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます。

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