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BC1年はいつから? BCとADの年数の計算方法を解説
- BC1年は具体的にはいつから始まるのでしょうか。キリストが生まれた年をAD1年としているのであれば、AD1年の前年即ちAD0年の12月31日がBC1年の1月1日に当ると考えるのが常識的なのでしょうが、キリストの誕生日(AD1年12月25日)の前日即ちAD1年の12月24日から過去へ向かってBC(Before Christ)1年が始まりその年の1月1日に終わる、またAD1年は12月25日~31日までとした方が、感覚的には違和感がないように思います(ただしその場合は、BCのある時点からACのある時点までの年数計算が1年不足することになりますが)。
- BC1年の始まりと終わりの具体的な日付については明確な文献が存在せず、過去の習慣や暦の計算方法によって異なる説が存在しています。一般的にはキリストの誕生日であるAD1年12月25日の前日、つまりAD1年12月24日からBC1年が始まり、その翌年の1月1日に終わるとされています。
- BCとADの年数の計算方法についても明確な定義は存在しておらず、複数の計算方法が提案されています。一般的には、キリストの誕生日であるAD1年12月25日を基準として、その前日のAD1年12月24日がBC1年の1月1日に相当するとされています。ただし、この計算方法には異論もあり、厳密な定義は存在しないのが現状です。
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BCとかはイエスが死んでから数百年後になって数えられ始めたものです。 ですから、BC1年は、イエスが生まれた(と計算間違えていたのだけど、その)年の1月1日から12月31日(当時が今と同じカレンダーの日付だったわけではないので、この記述は間違いなのだけど)です。 またイエスの誕生日は12月25日ではありません。 それから、古代の年始は、東西を問わず春です。中国も古代メソポタミアもエジプトも春が一年の始まりだったはずです。調べると面白いですよ、鬼門などもこれ(年の変わり)からです。 冬至などが重視されなかった訳ではありませんが、月という、満ち欠けというダイナミックな変化を起こすものがあったために、こちらがまず基準となったのでしょう。冬至などは、天体観測をそれなりにするまで、なかなか決められなかったことでしょう。(ストーンサークルの例もありますから、そこそこ古いのですが) しかし日本神話に、星や太陽の運行などの話がまったく無いのは、かえって不思議ですね。あまり天体に興味を持たなかったのだろうか。
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- chiha2525
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そうそう、ついでに書いておくと、1日の始まりって何時か、というのも面白い話です。 1日というのは太陽の見かけの運行で決めているわけですが、今のように時計である程度正確に時間が計れるようになる前は、日の出、南中、日の入、くらいしか基準にできなかったわけです。 大抵は日の出を基準に一日が始まるように感じます。「あけましておめでとう」も、日が明けるから来ているのだと思っています。 南中はなかなか基準にできないのですが、日の入は、これを一日の終わりとみて、そこから次の一日が始まるという考えがあります。西洋などの一部にあったようです。 この名残がクリスマスで、クリスマスをその日の夜ではなく前日の夜に祝うのは、日の入から日の入までが一日で、クリスマスの夜というのは今でいう前日の夜、だからクリスマスイブをメインに祝うらしいです。 このお祝いの日をキリストの誕生祭にした経緯も、ちょっと前の質問にありましたね。
- あずき なな(@azuki-7)
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ちなみにキリストが生まれた時から西暦(紀元後)1年が始まったわけではありません 紀元前は明確に何年からというのは無いと思います なので表記は主に紀元前○世紀という言い方が多いです
- yuimakozi
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お答えします。 まず、時の流れは常に過去から現在の方向に流れます。それは、紀元前、紀元後にかかわらずです。 紀元前は、12月31日から始まり1月1日で終わるわけではありません。 つまり、AD1年1月1日の前日は、BC1年12月31日です。BC1年は、1月1日で始まり12月31日で終わります。 ADは、1年で始まり2014年が今です。BCは、宇宙の誕生から始まりBC1年12月31日で終わるのです。 ちなみに、AD0年とかBC0年というのは、ありません。 古代からいろんな国の暦では、冬至(1年で一番昼が短い)の翌日から新年が始まるというのが一般的でした。 キリストの誕生日は、歴史的には不明です。現在は、12月25日だとなっていますが教会が勝手に言っているだけです。 昔のヨーロッパでは、今の暦で言えば12月25日が冬至の翌日だといわれていたので、キリストの誕生日になったのだろうと言われています。 冬至は、日が一番短いので人々は、「終わり」とか「死」をイメージし、その翌日から日がだんだん長くなって行ったので、「始まり」とか「誕生」をイメージしたのだといわれています。 現在の西洋歴では、冬至は12月23日頃ですが、暦を作った当時は12月31日で翌日が1月1日となるように作ったと思うのですが、長い間にずれが生じてきたのだと思います。
お礼
早速、明快なご回答をありがとうございました。 1年内の暦日の数え方は、BC、ADに関わらず(過去から未来への)同じ方向だということを、全く誤解していました。 細かい話ですが、1月1日設定の考え方(昔は冬至の翌日であったことやキリストの誕生日とされたこと)から判断すると、厳密に言えば現在のAD1年は(冬至が暦日の上で数日早くなっていることから)当初決められた時(というか考え方)より「1年前倒し」になっている、と考えて良いですか。