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「泣くより笑う方がいい」で「より」のアクセントは?
「泣くより笑う方がいい」 上記の文で「より」のアクセントですが、「高低」か「低低」か、どちらでしょうか? もし「高低」が正しいとしたら、それは「泣く」が平板動詞だからでしょうか? 宜しくお願いします。
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先の回答者の方の、動詞「泣く」に尾高と平板の2種類のアクセントがあるという考えは面白いですが、ちょっと無理があると思います。 たとえばマデは、ナクマデ低高高低のアクセントしかないので、この場合は「泣く」には平板しかない、ということになります。 そうなると、なぜヨリが付いたときは「泣く」に尾高と平板の2種類があるのに、マデが付いたときは「泣く」に平板しかないのかの説明がつきません。 そうではなくて、「泣く」は平板型の動詞で、「平板+ヨリ」は「...+高低」と「...+低低」の2種類のアクセントがあると考えた方が自然です。つまりヨリに2種類のアクセントがある。 なお、名詞についたヨリは「新明解日本語アクセント辞典」にもあるように、「...+高低」だけで、「...+低低」はありません。1種類だけです。 余談めきますが、関西弁だったら、ヨリは名詞でも動詞でも「平板型」につくと「...+低低」となって、前に付く単語の品詞によってアクセントがかわることもなく、1種類だけですね。この点については東京アクセントのほうがややこしいわけです。
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- bgm38489
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「泣く」を尾高動詞と捉えると―平板動詞と捉えると―とは、アクセント辞典によれば、「泣く」は平板動詞となっていますが、「より」の項を調べてみると、「泣くより」の発音として、低高低低と低高高低があるということです。尾高動詞では、続くアクセントが低くなりますから。 本来なら、「泣く」は平板動詞ですから、続く「より」は高く始まらなくてはならず、高低となるはずですが、アクセント辞典によれば、低低も併記されています。 理論的には、あなたの言う通りですが、最近の標準語ではどっちでも、でしょうか。監修者の金田一春彦が認めているのですから、文句のつけようもないか。
お礼
再回答ありがとうございます。 要するに 高低と低低の2つがあるということですね。 その前の理屈は余り重要ではないのかも知れません。
- taroo1920
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補足訂正です。先の回答の以下の部分は動詞の「泣く」と併行して名詞について書いたので、平板型の名詞についた場合のみを考えています。 >なお、名詞についたヨリは「新明解日本語アクセント辞典」にもあるように、「...+高低」だけで、「...+低低」は >ありません。1種類だけです。 起伏型の名詞についたら、ヨリは「...+低低」もあります。あるいはむしろ「...+低低」のほうが普通です。 一旦書き込むとその回答は修正が出来ないので不便ですが、しかたありませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 名詞に付いた場合は、1つの発音しか載っていなかったので迷うことがありませんでした。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
私の愛用する新明解日本語アクセント辞典によれば、泣くよりの場合は、低高低低か、低高高低かどちらかになっていますね。つまり、泣くを尾高動詞と捉えると、「よ」は低くなるので、アクセントなしの低低となる。平板動詞と捉えると、高低の頭高となる。 尾高ってわかりますか?その言葉は、平板と同じアクセントで読みますが、続く言葉の頭が下がることを言います。平板、尾高、中高、頭高が標準語のアクセントの基本です。
補足
「泣く」は平板動詞で、尾高ではないと思います。 つまり「より」の「よ」は「高」になるということですね。 関東圏での日常での実際のアクセントはどうなっていますか?
お礼
回答ありがとうございます。 「まで」は「高低」だけなのに、「より」は2通りあるとは、また面倒ですね。読むときは、平板動詞の規則に則って「高低」読もうと思います。