制御工学 定常位置偏差について
制御工学の定常位置偏差について分からないことがあります。
フィードバック制御系で、フィードバックは1のとき、一巡伝達関数G(s)が、
G(s)=k/(s^2+as+b) (k,a,bは定数) で表されるとします。
このとき、定常位置偏差が存在する条件は、
閉ループ系伝達関数G(s)/(1+G(s))=k/(s^2+as+b+k) が安定、つまりa>0,b+k>0
とあります。
そして、定常偏差E(s)=U(s)/(1+G(s)) (U(s)は入力)
となるので、単位ステップ入力を与えたときの定常位置偏差は、
lim[s→0]sE(s)=lim[s→0]1/(1+G(s))=lim[s→0](s^2+as+b)/(s^2+as+b+k)
=b/(b+k)
となり、閉ループ系伝達関数の安定条件a>0,b+k>0を満たしていないときでも、
例えばa=-1 のときでも定常位置偏差は存在しているように思えます。
これはどう解釈すればいいのでしょうか。
長文で分かりにくいかと思いますが、どうか宜しくお願いいたします。
お礼
なるほど.ちょっと面倒ですね.少し練習して,身につけます.