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憲法問題の論述の書き方について

こんばんは 今日、憲法の授業で論述課題を出されました 論述の内容が「公立小学校の運動会で生徒全員に同着ゴールを義務付けることの合憲性」 論述課題を始めて出されたので苦戦してます… (1)最初の書き出しはどうすればいいでしょうか? (2)判例の書き方もよく分かりません…判例とは実際にあった事件の内容を 文章に書き足せば良いんでしょうか? (3)合憲性というのは違憲かそうではないかということで合ってますか? 皆様どうかよろしくお願いします

みんなの回答

回答No.3

>公立小学校自体が国民の権利を侵害しているということなのですか? >私立ならばそうではないのでしょうか? その通りです。不思議に思われるかもしれませんが、私立の学校であれば憲法上の問題点は一切生じません。憲法上の権利侵害の主体は、あくまで背後に強大な国家権力があることが前提になります。 「公立小学校が強大な国家権力??」と思われるもしれませんが、たとえば文部科学省の指示1つによって、すべての公立の小中学校・高校を動かせるように、万が一暴走したときの影響力が大きいのです。 ただし、私立であっても権利侵害をすれば「民法」などの規定によって慰謝料請求の対象になることはあります。 ほかの例としては、憲法20条に「政教分離原則」というのがあるため、公立の学校は宗教を後ろ盾とすることは許されませんが、私立の学校であればキリスト教や仏教をはじめ、宗教組織を後ろ盾とした学校は数多くあるのと同じです。

cxzzzzzzz
質問者

お礼

2度も大変分かりやすい回答ありがとうございます 無事に論述を完成させることができました!

回答No.2

憲法というのは、公権力によって国民の権利が侵害されることを防ぐためにある法規範ですから、 憲法上の問題点というのは、すべて 1.侵害している公権力があり(=この場合は公立小学校) 2.侵害されている国民がおり(=この場合は生徒やその保護者) 3.その国民のどういった権利を侵害しており(=憲法の具体的な条文)、 4.その行為は本当に憲法に違反するのか 5.できればそれに類似する具体的な判例 という観点で論述することになります。 3.については、さすがに憲法に「徒競走で争う権利」という条文はないですので、 憲法13条の「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」の中にある「幸福追求権」として論述するのが一般的だと思います。 4.については、公立小学校にも教育上の一定の裁量が与えられていますので、その裁量と生徒の人権とのバランスを論じることになります。つまり、「学校の言い分には○○という理由があるが、生徒の立場になると○○だから許されない」という感じで、双方の主張のメリット・デメリットをきちんとあげてください。最後に、自分が考えた結論として、合憲性(「違憲かそうでないか」で合っています!)を述べてください。 5.については、私の知る限り「同着ゴール」そのものが判例で扱われている記憶はありませんので、類似事例を探すことになります。学校側の教育裁量との関係では、「丸刈り校則」の事例や、「バイク免許取得を禁じた校則」などいいかもしれません。4.の合憲性を述べる際に、ここで調べた判例の一部の文言を引用して、自分の結論の補強材料とします。下記は参考ですが、できれば判例百選などできちんと調べたほうがよいです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%88%88%E3%82%8A%E6%A0%A1%E5%89%87

cxzzzzzzz
質問者

補足

大変分かりやすい回答ありがとうございます 1つ補足でお聞きしたいことがあります 1番の侵害している公権力の書き方はどのようにすればいいでしょうか…? 公立小学校自体が国民の権利を侵害しているということなのですか? 私立ならばそうではないのでしょうか? 何度もすみませんがお願いします

  • BC81
  • ベストアンサー率25% (687/2673)
回答No.1

処置なし… 教科書とノートを見直しましょう。

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