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悲しい文章は周波数が広い?!その意味とは
- 「悲しい文章は周波数が広い」という記述は一見意味不明ですが、実際には深い意味を持っています。
- この言葉の意味は、「悲しい文章は広く受け入れられる可能性がある」ということです。
- 一方で、「面白い文章は周波数が狭い」とは、「面白いと感じる文章は人によって好みが分かれる」ということを指しています。
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質問者が選んだベストアンサー
私は理系の人間でして、さっそくクレームをつけたくなりました(^_^)。 クレームの前に、筆者がこの文章部分で言いたかったのは、要約下記のようなことではないかと「超訳」してみました。いかがでしょう。 -------------------------- 読みやすい文章のコツは、面白いかどうかにある。 真面目に書いただけの無難で当たり障りがない文章を作るのは簡単だ。 しかし読者を笑わせる文章を書こうとすると、何を面白いと思うかは個人個人で違うから、難しいことである。 まあ、読者を大笑いさせるほどではないにせよ、微笑させる程度の事でいいのだからと割り切って、筆者自身が気軽に楽しみながら文章を書こう。書いた本人が面白くないのに読者が面白がるはずがない、と信じよう。 -------------------------- 私も、この筆者は文章作法を他人に垂れる資格はない、と思いました。 質問者さんが引用した文章を見る限り、舌足らずで論理的に破綻した、意味が読み取りにくい書き殴りの悪文であると言えます。 理由1)文章の技法が下手くそで、意味を理解しにくい ・独りよがりで不適切な修飾語や比喩: (例)「悲しい文章は周波数が広い」→「悲しい文章」とは何なのか?文章内容が悲しいと言う意味なのか、表現技法が稚拙なために読者が悲しくなってしまう文章、という意味なのか(それならば、この筆者の文章こそ「悲しい文章」には違いない)。ここでは「面白い」の反対語・対義語の意味で「悲しい」を使っているらしいので、それならば「悲しい文章」ではなく「つまらない文章」と表現すべき。また、「周波数が広い」は完全に間違った表現である。周波数は「高い|低い」ものであり、周波数に関連した用語を使いたいなら、正しくは「同調(共振)範囲が広い」と表現すべき。 ・論理の破綻: (例)「悲しい文章は……万人向けの文章も作れるけれども」→万人向けの文章ならば、それこそ読みやすい文章ということではないのか?一部の人にしかハマらない「面白い」文章がどうして「読みやすい文章」になるのか? ・文章のバランスの悪さ: おそらく文章の推敲を全くしていないと思われる。こんな書き殴り文が市販の書籍になっているのだとしたら、あきれるばかりだ。 理由2)内容が間違っている ・「読みやすい文章のコツは、面白いかどうかにある」→× 読みやすい文章のコツは、平易で理解しやすい言葉遣いの、主語と述語が明確なセンテンスで構成されていることだろう。面白いか否かは、読み続ける意欲を高めるか低めるかに関わることだ。 ・「書いた本人が面白くないのに読者が面白がるはずがない」→× ユーモア作家、ギャグマンガ家、お笑い芸人などのプロが、読者やお客を面白がらせるためにどれほど苦労し呻吟しているかをこの筆者は知らないらしい。プロのレベルには至らないにせよ、読者を面白がらせようとしたら、文章の表現・構成・内容にはそれなりの推敲がどうしても必須だ。筆者1人が面白がって思いつきで書き殴った文章など、せいぜい仲間うちでウケる程度である。第三者たる読者にすれば、お寒いだけであろう。 質問者さんが引用した部分は、第5章(ネットの文章術)だからこういう書き方になっているのでしょうか? もし第1章~第4章もこういう書き方だったとしたら、「仕事に役立つための文章の書き方」には絶対に参考にしない方が良いように思えました。 隠れたトンデモ本として、一度「面白く」読んでみたいものですね。
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- flemys
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悲劇的な物語や哲学的な主題って 普遍的なんですよね。 人間の意識の根本のほうを狙うので 世代や国境を越えても当たりやすい。 言い換えると共感を得やすいんだと思います。 それをこの著者はラジオの周波数に例えたのかと。 世代や国境を越えて共感を得られる=広い周波数で電波を拾える というように。 対して喜劇などは世代や育った文化でツボが全然違います。 ある世代の人にはおもしろく思えても、別の世代の人には何のことを言ってるのかすら分からなかったり ある国の人には爆笑ものでも、別の国の人からすれば下品でしかなかったり というのはよくあることです。 だから、せめて自分(と世代や感性の近い人)を笑わせられないと 他の世代や文化の違う人が見ても面白いと思わない(その可能性が極めて低い)でしょう。 そういうことを主張している文章なのだと思います
補足
この本(あえてタイトルは省略)は、仕事に役立つための文章の書き方を指南するという本です。 第1章 「わかりやすい文章」ってどう書けばいいの? 第2章 だれでも書ける! 説得力のある文章にする「6つの法則」 第3章 シビレる文章を書く! 仕事文は人を感動させてこそ価値がある! 第4章 それじゃ実際に書いてみよう! これなら絶対合格、仕事の文章術 第5章 ネットの世界は例外だらけ! 役に立つメール、メルマガ、ホームページの文章術 問題の文章は、第5章にありました。
- marbleshit
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(その1) 「悲しい文章は周波数が広い」という意味 広く万人受けする、訴求範囲が広いということの例えでしょう。 理系の人間からは、使用の妥当性にクレームが付きそうな表現ではありますね。 (その2) 「悲しい文章は周波数が広い」ことがどうして「万人向けの文章を作れる」根拠になるのか これも作者の持論というか、思い込みの一種でしょう。 感動させ得ることと、万人受けすることとは、本来次元の違う話です。 (その3) “「面白い」という周波数は狭い”という意味 ユーモアと言うものが、ある種の階級、世代、職業等の属性に左右されがちである ということを言いたいのでしょう。 全体として余り参考になる見解とは言い難い、と思いますね。
補足
>理系の人間からは、使用の妥当性にクレームが付きそうな表現ではありますね。 同感です。「周波数」を比喩として使用しているわけですが、実に不適切な比喩だと言わざるを得ません。 (その3)の“「面白い」という周波数は狭い”は、“「面白い」という文章は周波数が狭い”と言いたいのではないでしょうか。つまり、必要な表記が欠落しているということです。そうだとすれば、この文章は悪文の見本とも言えます。 >全体として余り参考になる見解とは言い難い、と思いますね。 同感です。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
推測になりますが、周波数と言うより波長が合うという表現をしめしているのでは?気が合うかどうかを言って居るかもしれません。それと文章を書いた人が科学的知識をどれほど有しているかも関係します。ただ、つかってみたかっただけかもしれませんし。 なんか独りよがりの文章だから、ニュアンスだけの問題では? 私は読みやすい文章をリズムという表現をします。これと同じような感覚かな。テンポがあう。音の響きとかもあります。 面白い文章も、相手がそれを理解出来るかどうかも関係します。漫才や落語などで昔の言い回しを使うと若者は笑わず、年配者が笑うなどもあります。 全員が納得出来ることは無理だから、気にしないで書けば?と書いているように思えます。
補足
この本は、 第1章 「わかりやすい文章」ってどう書けばいいの? 第2章 だれでも書ける! 説得力のある文章にする「6つの法則」 とあります(全部で5章)。 わかりにくい文章を書く人が「わかりやすい文章」の書き方を指南するとは笑止千万です。
- kazu706
- ベストアンサー率12% (19/156)
周波数=沢山ある中 と言う事じゃ無いかな?TVのチャンネルみたいに一つ一つあるって感じ・・喩えだから多分
お礼
周波数は「高い」とか「低い」という表現をします。ですので「広い」とか「狭い」とかという表現はあり得ません(不適切この上ありません)。 「広い」とか「狭い」とかいう表現は、「周波数」ではなく「周波数帯域」なら使えます。 この著者は、完全に使い方を間違っています。 回答ありがとうございました。
補足
>周波数=沢山ある中 と言う事じゃ無いかな? 確かに、一つの比喩表現だと思いますが、実にわかりにくい比喩です。 例として取り上げた文章は、ある文章術の本にありました。わかりにくい文章を書く人がそういう本を出していることに私は割り切れない思いがします。
お礼
まさに「超訳」の通りでいいと思います。本当に独りよがりの文章だと言えます。 >「周波数が広い」は完全に間違った表現である。周波数は「高い|低い」ものであり、周波数に関連した用語を使いたいなら、正しくは「同調(共振)範囲が広い」と表現すべき。 同感です。質問を投稿した後でそのことに気付きました。「広い」「狭い」は周波数帯域幅について言うべきです。 >おそらく文章の推敲を全くしていないと思われる。こんな書き殴り文が市販の書籍になっているのだとしたら、あきれるばかりだ。 同感です!! 本は素人でも書けますが、編集者がプロとしての仕事をしていないためにこういう本が出回るのだと思います。呆れると同時に怒りを覚えます。 適切な回答ありがとうございました。 (追伸) 補足で「以上省略」と書きましたが、これは「以下省略」の間違いでした。
補足
>隠れたトンデモ本として、一度「面白く」読んでみたいものですね。 まさにその通りかと思います。 著者は、「あなたはどっちのタイプ?」という項目(第一章)では次のように書いています。 「話すように文章を書くように」 著名作家が文章指南術の中でこう書いているけれども、ケータイ言語の達人ともいうべき女子高生ではあるまいし、話すようにスラスラ書ければ苦労はしない。 書き言葉と話し言葉は違うのである。とくに仕事文を話すように書いたとしたら、違和感ばかりが残るだろう。 なにしろ、人は「文章にする」というだけでかまえてしまうのだ。よって、文章をめぐって次の四種類のタイプが出てくる。 さて、いったい、あなたはどのタイプに属するのだろう? (1)難しいことを難しく書いてしまう人(不親切!) (2)易しいことを難しく書きたがる人(ばか者!) (3)易しいことを易しく書く人(まんま!) (4)難しいことを易しく書ける人(理想的!) 難しいことを難しく書いてしまう理由は、「自分でもわかっていないから」である。わかっていないから、そのまんま書いてしまう。これは(3)のタイプも同じである。 一方、本質やポイントをつかんでいたり、背景や経緯もすべて飲み込んでいる人は、どんなに複雑にこみ入っていることでもシンプルにズバッと表現できる。つまり、(4)の「難しいことを易しく書ける人」なのだ。こういうタイプでありたい。 (以上省略)