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二輪の前・後輪どちらにモーターを付けるのがいい?
国内向けの基準に合わせた電動自転車アシストキットを開発している業者さんがおりまして、まだ製品化に至っていないのですが、開発途中での問題点として、 1、前輪に付けるタイプだとパワーが出ない 2、後輪に付けるタイプだとパワーが出るが価格設定が高くなってしまう と述べていました しかし、このことを近所の自転車屋さん話た所、前輪にモーターがあった方が、パワーも出るし安定するはずと話していました。 二輪車の場合は前輪と後輪どちらに動力があった方がよりパワーが出るのでしょうか?
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前輪にモータを付けて強いトルクを出すと、きつい上り坂で車輪に掛かる加重が少ないのでスリップすることになります。 新規に電動自転車アシストキットを開発するのであれば、今までの常識にとらわれないで画期的なモータ搭載方法を考案しなければ意味がありません。 たとえば慣性モーメントが非常に小さい超薄型軽量モータを簡単に組み込めるようにし、低価格で製造できる特許を取得して販売することができるようする等の方法を考案しないと大手他社との競争に負けることになります。 または、エアー駆動(この方法は特許出願があるようですが)で高性能エアーポンプを開発して組み込むことで軽量高性能化する等。 自転車の駆動方法は、自転車初期当時と全く変わっていないのは業界の基礎研究意欲が無く怠慢であり、あまりにも時代遅れです。
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- monogusa_2
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一般的な自転車の、前後輪の重量配分は前;後=3:7~4:6です。 駆動効率だけ考えるなら、後輪駆動の方が、効率はいいです。 逆に言えば、一般的な自転車は、チェーン駆動で、前輪駆動にするには,メカニズムが複雑になる為、後輪の重量配分を多くしています。 ホイールインモーターにするなら、チェーン駆動の必要はありませんから、重量配分を前輪に多くしてやれば、駆動効率は前輪のほうが良くなります。 前輪駆動にしてやれば、重量増による操舵の重さは感じない設計が出来るはずです。 余計なことですが、私なら、 操舵性と駆動効率のバランスを考えるなら、前輪を小径化して、太いタイヤを履かせ、オフセットを小さくした設計にします。 前カゴも、前輪とハンドルポストでの固定ではなく、フレーム固定として操舵性を良くします。
パワーの問題なんて、タイヤが滑るほどのトラクションを掛けている訳じゃありませんので、そんなに問題にはならないでしょうね。 フロントドライブにした時の大きな欠点は、ハンドルです。 ハンドルに連動したフロントの籠に重い荷物を入れた時、安定して走れますか? 自転車のハンドル(操舵系)は、自動車の操舵系とは全く近い、ジャイロ効果で安定性を作り出しています。 そのジャイロで動かす部分が重くなれば、慣性の力でジャイロが効きにくくなります。 そうするとバランスを崩しやすくなりますので、荷重物は後ろの方が良いわけです。 改造のしやすさより、安全性を取るのが普通だと思いますけどねぇ。 中国の様に、安全性無視でも価格が安くなるから!と言う方向に行くかどうかですね。
- linus3030
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国内大手は SANYOのみ前モーターでした 狙いは回生ブレーキ(ブレーキ発電)は 前輪でないと効率が上がらないからです パナソニックと合併し後輪モーターのみが残りました 後モーター、前スピードセンサーというコストのかかる方式ですが そのほうが運転しやすいとのことです。 そこまでするなら前後両方にモーターという 会社もあってもいいと思いますが そのような会社はありません またコストを安く 2輪/3輪などバリエーションを作るなら クランクの負荷センサー以外はすべて前輪にもっていくほうが 安価になるでしょう。 (電線のコストは無視)
- GPRO999
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2輪自転車のパワーアシストは50年前に前輪・後輪双方に検討が重ねられ 両方試されましたが、結論的には後輪となったとおもいます 2輪車の走行バランスが前後にかかる荷重に対しアシスト効率を考えると 後輪になり、完成車としては構造的に後輪装備が主になったのですね 前輪型は後付けのエンジンユニットのものがイタリア製でありましたが短命でした 駆動ユニットの与える走行バランスへの影響が課題でしたね 完成車として考えると生産効率は後輪駆動で駆動トルクで考えた場合でも同じ 4輪車では操舵輪と駆動輪が一体となった形式が優れた訳ですが2輪では 前輪という結論は出なかったと思います 自転車のパワーアシストの場合ユニットの総重量が大きく影響するでしょうから 前輪装着型では小型軽量の駆動システムが開発できればよいのですが 電動のばあい電力の供給に苦労されることでしょう