「正しい日本語」などというものは、一度も定義されたことはありません。よって「正解」というのをどう考えるか、というと
・通じるかどうか
・そういう言い方をよく聞くかどうか
といった点に集約されるように思います。
さて、その意味で「コミュニケーションをとる」といわれた場合、あなたにそれが通じていれば「正解」ですし、私にも通じますから、多分だれでも通じると考えていいでしょう。
また「よく聞くかどうか」というのも、その人その人の言語生活によって、まったく変わってきます。
よって「正解」などというのは、世の中一般に広く通用するものがない、と考えるのが「正解」なのかもしれませんね。
なお、「コミュニケーションをはかる」も間違いなく通じますし、こちらのほうは『「コミュニケーション」をとることに積極的になりそのためにできることを考える』という意味になりますね。
いずれにせよ、「コミュニケーション」などの外来語を日本語に取り入れる時の一般的なルールはあるのですが、しかし「ルール」と一般的にいいますが、それは
・人為的にこうでなければならないと決めた
というよりも
・いままではこのようになっていた
という分類だということもいえます。
一般的には「コミュニケーションする」という言い方が多いのではないかと私は思います。というのも、日本語では「名詞+する」の動詞化はたくさんありますから。たとえば「パソコンする」。
でも、「コミュニケーションをとる」でも通じるのでOKでしょう。
お礼
ありがとうございます。なるほど。