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法律学と政治学の需要について。
知人の息子が法学専攻で大学受験を考えているのですが、 そのなかに(甲)が法律学・(乙)が政治学というカテゴリーになってるらしく、 どちらが良いのか迷ってるそうです。 もちろん、入学後、選択科目としてどちらも学ぶこともできるのですが、 就職時、各々、どのような仕事に就けるかその需要について、 具体的に教えてください。 私自身も興味があるのでこちらで質問させていただきました。 宜しくお願いします。
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「法学部出身の学生」は企業が採用したい学生の中でも中心的な存在です。実務として法務関係に携わるケースも現在では増え、殊に企業コンプライアンスやCSRといった企業の対外イメージを担う最前線ともいえます。 また同時に現在では「著作権」や「特許権」といった企業の知的所有権が以前にも増して重視されても居ますので、法律学専攻の学生でそれらの領域を専門とするならば、就活での選択肢も増えることになります。 ただ、僕が気になるのは次の部分で >どちらが良いのか こうした曖昧模糊とした質問には応えたくもないとしか言いようもありません。実際に大学教育に携わる者からすれば、法律学と政治学では重なる部分もありますが、それぞれ固有の専門領域を築いてきてもいます。そうした前提に対し、「どちらが良いのか」などと打算的(言葉は悪いが)な視座で見られたならば、憤りを覚えもします。 政治学には政治学が持つ固有のそして社会に対する貢献の仕方もあります。それは法律学とは全くとはいえないものの異なる部分でもある。 たとえば「行政法」と呼ばれる領域がありますが、その行政法も社会の実情に即して修正もされ、法の運用面にも地方行政のシステムとそれに対する住民参加などの問題も生じます。法律があっても、その条文を実際に運用するためにはそれを実施する部署が役所の中には必要であり、それを設置するには地方議会による議決などが必要な場合もあります。 また「政治学」が持つ魅力の一つに、その国や地方組織のグラウンド・デザインを設計する青写真を描くとの壮大な文字どおりのロマンもあり、そうした形を過去の先人達は様々に思い描いてもきました。それは同時に歴史の足跡とも重なります。 僕でしたら「政治学専攻」をお勧めします。法律学専攻であっても、現在の国法の殆どが官僚による作文的な側面も多分に強く、実際の社会と乖離していることも昨年の一連の報道を通じてもお解りになるかと存じます。 政治学専攻ならば、民間企業でもジャーナリズムの一翼を担う仕事か多々あります。逆に法律学科であるならば報道や出版の領域ではかなり専門性の強い版元に絞られることにもなります。 むろん先述した様に、普通の企業ならば法務部門に配属されることもありますが、最初からそうした部門が保証されているとは限りません。現場を踏んでからそちらに行って欲しいとの企業の本音もありますから。
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- kiyokato001
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就職には関係無いですし 就職してからも全く関係ないです。
お礼
ありがとうございました。
- mikawa0427
- ベストアンサー率4% (1/21)
就職において学部は、カタカナ学部、文学部でなければあまり変わらないです。 私の大学では法律学科のが、自由な時間を持てる感じでした。
お礼
そうですね。 結局、学んだことをどう活かすかは本人の意思の 問題ですから。 ありがとうございました。
- Mosanosabosa
- ベストアンサー率3% (6/156)
中央大学法学部政治卒ですが、公務員とか多いですね。 政治学科は楽なので、おすすめです。
お礼
政治学科は楽? 具体的にどう楽なのかお教えいただけますと、 幸甚です。
- goolat
- ベストアンサー率0% (0/18)
どちらも学問そのものとしての需要は低く、あまり関係ないですね。 法律だと資格などをとれれば就職に有利です。 政治は公務員などかもしれませんが、公務員は試験があります。 ただ多くの文系学生を採用する際、学問の知識などは重要視されないので、 興味のある方を専攻すればよいと思います。
お礼
国家試験は確かに必須ですね。 ありがとうございました。
- wotya21
- ベストアンサー率23% (11/47)
法学専攻は文系で一番就職先が多いと思いますよ。 法律学の中でもどの法分野を学んだかにもよりますが、少なくとも日本で働いていて法学と無縁の職場ってあまり考えられないと思いますので。 私の周囲ではロースクール行って弁護士になる人とか、公務員試験を受けて公務員になる人が比較的多かったですが、他にも出版社やガス会社、シンクタンクに就職した人もいましたし、法学部はかなり選択肢が多いと思います。
お礼
ありがとうございます。 多岐に渡リ就職の幅が多いことは確かなのですね。
お礼
的確なご回答ありがとうございます。 確かに法を熟知しており上手く使いこなせれば、 鬼に金棒とも言えるでしょうね。 しかしながら、本人とその親は法律を学ぶこと =弁護士、司法書士、弁理士など狭い世界での活躍 しか思い浮かばないらしく、逆にジャーナリズムなどに 携わる機会もあることを告げても??という感じでした。 まあ、あとは本人の意思の問題ですね。 結局は体裁を考えての学部の専攻なのかな? とも自身、感じました。 ありがとうございました。