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スペイン語文法(接続法,de que,過去形)についての質問
- スペイン語を独学で勉強している者が、接続法、de que、過去形について質問します。
- 1つ目の質問では、「La Pinta hizo señal de que había visto tierra.」という文における「de」の役割について教えてください。
- 2つ目の質問では、「extrañarle a uno que+接続法」という表現について質問し、「Me extraña que digas esto.」という例文において「a uno」がなぜ消えてしまったのか、また「extrañarle」の理由についても教えてください。
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以下のとおり、行間書き込み形式で、→のあとにお答えいたします。 >【1】“La Pinta hizo señal de que había visto tierra.” >⇒「ピンタ号は陸地を見たという合図をした」という文について。 >このdeは文法上どんな役割になるんでしょうか? >「que以降の句」と「señal」をつなぐ前置詞?(→これが正解です。) >それともde queで関係代名詞になるのでしょうか? →この場合、que había visto tierra「陸地を見たこと」は、señal「合図」との「同格節」ですね。そして、その間にあるdeは、この両者を結びつける役割を担う「接続小詞」で、あえて訳文との対応関係を示せば、「陸地を見たという合図」の「~という」の部分に相当します。 (別の例)Ésta es la prueba de que te amo de corazón.「これは、私が心から君を愛しているという証拠だよ。」 >【2】「extrañarle a uno que+接続法」という表現について。 >この表現を使った例文が“Me extraña que digas esto.” >となっていたのですが、「a uno」は何故消えてしまったのでしょうか? >また、何故「extrañarse」ではなく「extrañarle」なんですか? →「a uno」は、「a+人」の意味で、「le」は、それを目的格代名詞で受けています(いわば重複表現です)。ですから、La extrañará a María que digas esto.「君がこんなことを言うなんてマリーアは不思議に思うことだろう」のような場合は、「a uno」の部分は消えていませんね。(なお、que以下が主語節ですので、直訳は、「君がこんなことを言うことがマリーアを不思議がらせることだろう」となります。) また、お尋ねのような再帰動詞extrañarseを用いて表現することもできます。ただしその場合、主語はMaríaにし、queの前に前置詞deを入れる必要があります。María se extrañará de que digas esto. 「マリーアは君がこんなことを言うなんて不思議がることだろう」。 >【3】「ser+形容詞+que+接続法」という表現における > serの線過去と点過去の違いについて。 >A:Era fácil que yo consiguiera el permiso. >⇒私が許可を得るのは簡単だった。 >B:Fue importante que yo consiguiera el permiso. >⇒私が許可を得るのが重要だった。 >serの後に来る形容詞によって、EraかFueかが決まるのでしょうか? >感覚的にはAの文も点過去(Fue)でいいような気もするのですが…。 →線過去と点過去の違いは悩ましいですね。 (1)上のABの場合、前後関係が示されていませんので、どちらにも両方の過去を用いることができると思います。 (2)点過去が「単なる過去における事実」を表わすのに対し、線過去は「過去の1時点における継続や反復」を表わしますね。このように、線過去には多くの場合、この「過去の1時点における」という付帯条件がつくことから、(線過去は)「相対時制」と言われます。つまり、この時制は、Cuando visité a mi tío él cuidaba BONSAI.「私が叔父を訪ねたとき、彼は盆栽の手入れをしていた」のように、1つの出来事の時点に(背後で)続いていたことを表わすのによく用いられます。このことから、線過去はある種「背景描写的な意味あいがある」、とも言えるでしょう。 (3)線過去はまた「不完了」ということから、「起動(未然)」の意味あいも表わします。例えば、Con tanta humedad no se secaban las ropas.「湿気が多くて衣類が乾きそうもなかった」のような場合です。したがって、上のAが、もし点過去Fue fácil que yo consiguiera el permiso.なら、「私が許可を得るのは簡単だった」(もう許可を得た)以外あり得ないと思いますが、お示しのようなEra fácil que yo consiguiera el permiso.と線過去になっている場合は、「私が許可を得るのは簡単(そう)だった」(これから許可を取る)といったニュアンスに受け取られる可能性もあると思います。 以上、ご回答まで。
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- trgovec
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1 ほとんど同じ例文が手元の辞書にもありますが、que は名詞節を作る接続詞で英語の that、フランス語の que に相当します。スペイン語では名詞節を名詞に結び付けるとき、of に相当する前置詞 de を間に入れます。英語やフランス語ではこういうことはできず直接名詞の後ろに置くので不思議に思われたのでしょう。 2 「extrañarle a uno que+接続法」を使い方のパターンとして挙げたために le と書かざるを得なくなっています。uno は一般的な「人」であり、実際には様々な名詞や代名詞で表される「人」の代表形です。英語で同じような場合に one を使うのと同じです。le は a uno そのものであり、こういう場合代名詞を重複的に使うため、ここでもそのように書かれています。me を使った場合はこういう重複は起きませんから、まるで必要なものが抜けたかのように見えたのです。再帰動詞ではありませんが、me gusta「私は~が好きだ」に対して、a los viejos les gusta「老人たちは~が好きだ」となるのと同じ現象です。 3 何語でも「be動詞」の線過去(未完了過去・半過去)と点過去(完了過去・アオリスト)をそれだけで訳し分けることはできません。この二つの過去は後に続く語や出来事の起き方で使い分けるのはなく、その出来事を話者がどのようにとらえるかで決められます。 点過去は、現在からみて過去のことをすでに終わったこと、(たとえ長期間であっても)歴史年表上の一点のようにとらえます。 線過去は、過去の状態や習慣を表し、点過去で表される動作の背景になったりし、視点が過去に移ります。現在形は基本的に未完了ですから、現在のことを言うのに現在形が使われ視点が現在にありますがそれがそのまま過去にシフトしたのが線過去つまり未完了過去です。 この二つの例文では前後関係がないため era と fue を交換することは可能です。訳も同じにならざるを得ませんが、話者のとらえ方が違ってきます。Bは重要だったということが終わってしまった過去の一出来事としてとらえられますが、Aでは、表現されていませんが、過去のある時に重要だった状態、状況があったととらえています。「簡単だったから~した」のようなときには線過去と点過去を組み合わせます。点過去を連続すると続いて起きたことのようになります。
お礼
回答ありがとうございます!! とても分かり易かったです^^
お礼
回答ありがとうございます! たくさん例文を挙げて頂いて、分かり易かったです!