★法廷相続の範囲について★

質問

同じような事例が見つからないのでここでお尋ねします。

Ａさん（男）には配偶者との間に４人の子がいます。
長男の妻は何年も前にＡさんと養子縁組をしています。
Ａさんの配偶者はすでに亡くなっており、この段階では、今後Ａさんが死亡した場合、
４人の実子と養子縁組した長男の妻の計５人が法定相続人となりますよね？

ところで今回、長男がＡさんより先に死亡しました。
こうしたケースでは、後にＡさんが死亡した場合、
本来であれば、長男の子（２人います）に代襲相続が発生すると思われますが、
長男の妻が養子縁組しているので、長男（とその妻）の２人の子には、
相続権がないようにも思われます。

この点について法廷相続の範囲をお教え願います。

回答No.1

tatata-0000 · ベストアンサー

長男の子２人は、長男の分を代襲相続します。

養子の子は、養子関係に入った後に生まれた場合にのみ代襲相続する、（嫁が養子になる前にすでにいた連れ子などは、Aさんの「孫」ではないとみられるから代襲相続の対象にならないということ。「代襲相続するものは直系卑属に限る」）といった規定はありますが、この場合、２人の孫は実子である長男の子であり、Aさんの直系卑属なので、これは問題になりません。

長男の妻　　１／５
長男の子１　１／１０
長男の子２　１／１０
兄弟１　　　１／５
兄弟２　　　１／５
兄弟３　　　１／５
となります。

実際問題としても、「長男の家は、他の３人の兄弟姉妹に比べて倍もらう」ことになっていたので、長男に子がいる以上、長男の妻が自身が養子になっている分を相続するほかに、長男の子らが長男の分を相続するのが理にかなっています。

お礼

わかりやすい回答ありがとうございました。
おかげで、数日考えていたモヤモヤがなくなりました。