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「おはようございます」の使用範囲
「おはようございます」は「good morning」で、朝の挨拶言葉なのにどうして夜に会っても交わす場合があるのでしょうか。朝以外に使われる前提はなんですか。その原因はなんでしょうか。 一外国人でご教示をよろしくお願いいたします。
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僕はこれに相当する表現を九州で夕方聞いたことがあります。 1。 形は「おはよごんした」、およびその変種。 2。 意味は「(お仕事が)早く済みましたね」という仕事の能率がよいと言う賛辞。あるいは 「(お夕飯が)早く終わったのですね」という風呂や夕食の手配が能率的で速いと言う賛辞。 3。変種 「もうはよしまいござったそうな」 「もう早々と夕食がお済みの様子ですね」、この場合「しまう」=食事をする と言う意味です。 4。環境 農業に従事する人が多い地域社会でした。 このような事情から相手が地域水準より早く出かける(=勤勉のしるし)、早く仕事を片付ける(=能率や統率力がすぐれているしるし)といった賛辞に基づく挨拶で、もともと朝でも夕方でもつかったものが、(芸能界を除いて「朝の挨拶」として定着したものと思います。
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- Postizos
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もうひとつ思い出しました。 昔は旅館などでも「お早いお着きで」という挨拶がありました。 これもやはり客商売のゲン担ぎと、来るのが朝である場合が少ないという両方の面がある業種でしょう。早過ぎて迷惑だという意味ではありません。 「good morning」と違って「朝」という言葉が元々入っていないからこういう使用は無理ではないと思いますが、「おはよう」を直訳して「good morning」などとしないような注意は必要ですね。いやむしろ直訳したら「good morning」とはならないのでしょうかね。
お礼
そういえばそのようですね。Postizos様が二回ご説明くださいました、そのやさしさに感謝いたいします。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
舞台関係で「おはようございます」が使われる理由ですが、「仕事始めが夜昼関係無いから」という面もあるのですが、元来は「こんにちわ」「こんばんわ」の“こん”が“来ん”につながって→客が来ん→客入りが悪くなりそうでゲン(縁起)が悪いというものです。そんなくだらないと思われるかもしれませんが、元はそうなんです。 ですのでこれは芸能関係でも特に劇場でやる場合の伝統なので、テレビや映画などはそれをひきずっているということです。 劇場にスタッフとして入る時の挨拶だけは「おはようございます」と気をつけるべきですが、まちがって「こんばんは」でも大体の所では叱られるようなことはありません。しかし裏方(舞台美術や照明、営業・制作担当)の人間は気をつけておくべきです。 他の業種で習慣としてそうしている所もあるかもしれませんが、それはそこのドメスティックなルールでそうしているのでしょう。理由はそれぞれに聞くべきです。
お礼
ご説明どうもありがとうございました。なっとくいたしました。
- ゆのじ(@u-jk49)
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前提としては、使用法の間違いということの理解が必要。間違いに対して間違いを返すという「洒落」が横行する恥ずべき業界があるというだけのこと。
お礼
ご説明ありがとうございました。
朝以外で「おはようございます」を使っていたのはもともと芸能関係者だけで 芸能人は昼夜の区別なく仕事が始まり、仕事始まりには「おはようございます」ということになったようです。 なので一般的ではありません、ただ最近では芸能人の真似でいつからか一般人でも仕事はじめには使うことも あるようです。 したがって、朝の「おはようございます」の意味合いでなく 仕事はじめに使うのは「これからよろしくお願いします」ということで使っているのだと思います。
お礼
ご説明ありがとうございました。
色々な説明があるようですが、一般的な使い方の「おはようございます」は、朝一番に会うから「お早い」となりますが、業界によっては一日中人の出入りがあるので、例え夜に会ったとしても「おはようございます」という使い方があります。 元は歌舞伎から発生した説もあります。 今では、一日中活動している芸能界(テレビ業界)や、夜の飲食業で「おはようございます」が普通に使われています。 時間帯を意味するより、その日初めて会った際の挨拶が「おはようございます」という考え方ですね。 ご参考まで。 http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2013/01/post_2893.html
お礼
ご説明ありがとうございました。わかりました。わたしも日本と一緒にがんばっていきます。
お礼
いろいろな角度から説得力あるご説明どうもありがとうございました。より深く理解できました。