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ケネディ元大統領=上杉鷹山を尊敬

いろんなサイトで、ケネディ元大統領が上杉鷹山を尊敬しているのは事実と異なると、風評が多数あります。何故そのような出鱈目の嘘を宣伝しているのでしょうか?理解できません。何が目的なのでしょうか?ケネディ元大統領が上杉鷹山を尊敬していたのは事実です。 【父ジョン・F・ケネディ元大統領が、江戸時代の米沢藩の名君とされる上杉鷹山を尊敬し、「あなたが国家に対して何ができるかを自問してほしい」と述べた就任演説に代表される考え方に影響を与えたと紹介】 ケネディ大使、中国の行動批判…就任後初講演 (2013年11月27日21時46分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131127-OYT1T01001.htm?from=main4 キャロライン・ケネディ米駐日大使は27日、就任後初めて行った都内での講演で、東シナ海における中国の行動を批判する一方で、日米の相互理解を進めていく考えを強調した。  大リーグ・ボストン・レッドソックスの熱狂的ファンというケネディ氏は、ワールドシリーズ制覇に貢献した上原浩治投手の活躍に言及。「今の国際的な世界で、若い人たちが芸術やスポーツなどの様々な分野でチャンスをつかめるようにしないといけない」と次世代を見据えた日米交流を訴えた。  また、父ジョン・F・ケネディ元大統領が、江戸時代の米沢藩の名君とされる上杉鷹山を尊敬し、「あなたが国家に対して何ができるかを自問してほしい」と述べた就任演説に代表される考え方に影響を与えたと紹介した。  27日はケネディ氏の56歳の誕生日で、会場ではバースデーケーキが贈られた。

みんなの回答

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.3

もともと、「ケネディ大統領が記者会見(または記者懇談)で鷹山の名を出した。しかし、日本人記者は鷹山を知らなかった」という作り話が信じ込まれ、ネットでも流布された。そして、それに疑問が呈されていた。 むしろ、ケネディ大使の今回の講演(2013年11月27日、東京)により、「ケネディ大統領は記者会見で上杉鷹山に言及してはいない」という推認が強まった。すなわち、「鷹山を尊敬していた」と、「鷹山の名を出した、言及した」との違いである。 前者は内心に属する事柄であり、後者は「発言したか、しなかったか」の事実である。「内心」は本人のものである。しかし、事実としては、大統領就任演説に鷹山からの引用はないし、鷹山の名は出ていない。「ケネディ大統領の考え方に鷹山が影響を与えた」というのは、娘によるリップサービスであろう。赴任地の日本の都市伝説を無下(むげ)に打ち消さず、それに寄り添ってみせるという気遣いである。 「いや、リップサービスではない」という人がいるならば、ケネディ大統領が鷹山に言及した著作や発言の記録を、探し出して示せ。「発言したか、しなかったか」は、事実として検証できる。そこが「内心」との違いである。 もちろん、「鷹山に関して、一回も書いたり話したりしたことがない」と完全に証明するのは難しい。たとえケネディ大統領ほどの有名人であっても、すべての言行が記録されているわけではないからである。 しかし、逆に言うと、大統領がたった一回でも書いたり話したりしていたなら、「尊敬していた、影響を受けていた」と言えよう。そちらの立証の方が、「一回もない」の立証より、はるかに簡単ではないか。それも出来ない者が、前述の推認を退けるのは、チャンチャラおかしい。 「ケネディ大統領が記者会見(または記者懇談)で鷹山の名を出した。しかし、日本人記者は鷹山を知らなかった」というのは、事実ではなく作り話であろう。

  • fujic-1990
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回答No.2

 私の記憶によりますと、「私は上杉鷹山を尊敬している。(中略)だから日本を助けるのだ」と言って日本を助けてくれたのは、セオドア・ルーズベルトの方です。  彼は、そう言って、日本とロシアの間を仲介して、ポーツマス条約を締結させてくれました・・・ という話でしたね。  当時日本は、カツカツの経済情勢。もう、これ以上の戦争遂行は無理な状態でした。  ところが、情報統制されて都合のいいことしか聞かされていなかった日本国民は、今の中国人並み。「勝った、勝った、また勝った」の提灯行列状態。  当然ですが、講和条件に猛反対。「なんでこんな条件で講和せんならんの!」  日本側首席全権の小村は暗殺されるのを覚悟して帰国した、ということでした。  上杉鷹山の思想は実に民主的ですので、アメリカの大統領になるような人全員が尊敬していても不思議ではありませんが、エピソードはセオドア・ルーズベルトからの流れであろうと思います。  

回答No.1

 外交辞令はムキにならず、ほどほどにお聞きするものです。韓国、中国についても同様です。  アメリカ大統領の発言は注目度が高いので、他国を訪問する場合や、特定国のワシントン駐在記者団と記者会見するときには、かなりの下準備をするのが当然です。  日本については魚雷艇で戦った相手という以上の知識のない故大統領は、多分、アメリカ人向けに書かれた日本の概説書を数冊、記者会見の前に読んだのでしょう。ケネディは速読で有名で、普通の読書家の数倍の速度で読みこなしたそうです。  どんな本が選ばれたのか分かりませんが、常識的に考えると、内村鑑三、新渡戸稲造、ルース・ベネディクトは間違いのない選択でしょう。  ただし、もともと薄い本の1章ですから、あまり深い知識を期待するのは間違いです。  なお、外交辞令かそれ以上かを判定するには、別の機会に言及したかどうか、あるいは著書や回想録に書いたかどうかを確認すればよい。彼にはそれだけの時間はなかったので何とも言えませんが、娘の話も外交辞令でしょうね。  なお、ケネディ大統領の話を通じで鷹山の事績が世界に広まったというのは都市伝説のたぐいでしょう。アメリカ人研究者による上杉鷹山の研究に『名君の蹉跌』という好著があります。

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