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子供を育てるリスクと親のエゴ
- 結婚をすると子供を育てることが多いですが、その意味や理由について考えます。
- 子育てには多くのリスクが存在し、将来の社会環境や子供自身の問題などが懸念されます。
- 親のエゴとは、子供を自分の思い通りに育てることや自分の価値を子供に求めることなどを指します。
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29歳男性、3児の父です。 親の責任って、どんなものだと思いますか? 私は、「この世に生まれてきて良かったな」って、その子が思ってくれること。これは死守しなければならない。ここに大きな大きな責任があるのだと考えています。そして、実社会で子供を育てていく上で生じる様々な責任とは、区別されるべきものだと思っています。 今の世の中で生きていくには、tago8874さんが指摘するような様々なリスクがあり、親にはそういったリスクから子を守る責任があります。でも恐らく、「これから親になるかもしれない者として向き合うべきもの」は、そういう実社会での現実問題のことではないんじゃないかな?と思います。 リスクの無い、あるいは親が完全にリスクを排除できるような、そんな国も時代も、存在しません。 生まれた場所、生まれた世の中には、必ず何らかのリスクや困難があります。 でも、どんな困難な状況でもその子が「生まれてきて良かった」って思えたなら、それで良いのです。そう思えるように親が全力を尽くすのです。全力を尽くす“覚悟”を決めたなら、躊躇せずに子供を作り、厳しい世の中を家族全員で乗り切れるよう、幸せに向かって必死に頑張れば良いのです。 また私もNo.2さんが仰るように、何か特定の理由や考えや計算があって子供を持つわけではありません。強いて言えば子供を持つことで人生が充実するだろうなとは思いますが。 とにかく損得勘定の次元ではないと思っています。 子供の将来に親が責任を持ちすぎるのも、どうかなと思います。 子供は草木みたいなもので、最低限の条件さえ整えば立派に育つものです。勝手に育つんです。 親はそれを見守っていればいい。我が家の方針は、「放っとく」です。これがなかなか難しい。説明不要とは思いますが、子育てを放棄したり無責任に放置したりするのと違いますよ?親は本人の知らぬ間に危険を取り除き、助けるのは緊急のときだけ。本人は自分の頭で考え、悩み、解決し、自信をつけていくのです。これも私はNo.2さんの考え方に頷いています。 親のエゴが何かって難しいですが、私は多分、親が良かれと子供にあーしてこーして、過保護になったり、そうですね、レールを敷いて楽させちゃったり、そして親だけ満足しちゃうみたいな。親の自己満足のことなんじゃないかなと思います。 でも子供は何でも自分で判断できるわけじゃないし、選択肢も十分に用意できないし、そういうときに色々な可能性を潰さぬようサポートしてあげることは大事なことで、必ずしも過保護ではないと思います。日本の教育や社会に危機感があるなら、海外という選択肢を用意してあげるのも、立派な一案だと思います。 と、私も若輩者でありながら色々と書いてしまいましたが、ご結婚もされる前からずいぶん具体的な心配をされているんだなぁと感じました。最初の子が生まれて初めて親は親になり、そこから親も一緒に成長していくものです。子供から実に多くのことを学びます。今のうちから色々と考えることは大事ですが、我が子と対面した瞬間から価値観が変わっていくなんていうこともあります。振り返れば私もそうだったように思います。そしてきっと、子供が大きくなるにつれて考え方も変わるし、変えていかねばならないこともあるのだと思います。 でも、今の世の中珍しくなってしまったように思われるのは残念なことですが、世代の責任を真剣に考えておられるように思いましたので、つい回答させていただいた次第です。 ちなみに“世代の責任”とは、私の考えです。 今の我々の世代には、“覚悟”のない人間が多いように思われるのです。 結婚しないとか子を持たないということが、今や普通の選択肢になってしまいました。(望んでも子供を持てない方もいらっしゃるかとは思いますが、ここでは議論の的とはしておりませんので、お読みくださっている方、ご容赦ください。) しかし、各世代が築いていくべき将来の社会というものがあります。我々にはその“覚悟”が求められていると思うのです。 少し脱線しましたが、以上が私の意見です。 tago8874さん、どうか頑張ってください。
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- gouzig
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回答No.3のgouzigです。 回答No.5のrokomettoさんのご意見に拍手を送ります。 その通りだと思います。 私も先日、「働きたいという中卒の方」への回答にも書きました。 有名大学を出ると社会で高いステータスが得られると思っている学生や親が多いのですが、昔ならいざしらず現代はをほとんど違います。そして実直な中卒の方にエールを送りました。 社会を直視し、その中で自分がどのように働いて生きていくかを真剣に考えていくことが大切ですね。 親のエゴで子供は幸せにはなれませんね。
お礼
二度もご回答いただき、ありがとうございます。 確かに難関大学を出れば必ず高いステータスが得られるわけではなく、逆に可能性を狭めてしまうケースもありますね。 子供自身による選択・決定と開拓を手助けできるような親になれるよう努めます。
- rokometto
- ベストアンサー率14% (853/5988)
なぜ就職で困るか? 答えは目標のない学生時代を送っているからです。 きちんと自分の長短、向き不向き、得意不得意、やりたい好きなこと、これらを教育の過程で自分で知り、進路を組み立てればいいのですい。 なんとなく高校と大学にいって2年目に焦る、こんなのばっかりじゃいい仕事なんてできないでしょ。 職種によっては中卒でもう職場に入って修行したほうがいいものもありますしね。 学歴のために高校までとりあえず行っときなさい、こういうのは余計なお世話のエゴってもんです。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 目標があるから頑張れて、自分の進路を自分で拓けていけるということですね。 そのような子供に育てられればと思います。
それを本気で考えたいのであれば、何らかの形で子供世代と接する機会を作ることをお勧めします。 所詮、親世代に聞いたところでどんな意見も「親世代のエゴ」です。 それよりは、不特定多数の多くの子供、そして可能であればその親と接することで色々なものが見えてきますよ。 私は学習塾の講師でしたが、年間100人程度という少数の生徒たちとの関わりでしかなかったものの、本当に多くのものが見えてきました。 …なんて言っている私自身、親世代のエゴなんだと思いますけれどね;
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 子供と接する機会を作るという発想は全くありませんでした。 外に出かけ自然な形で話せるよう挑戦してみます。
- gouzig
- ベストアンサー率25% (536/2078)
25才でいろいろと考えるのはいいことですよ。 私は男性で、二人の息子はすでに家庭を持っています。 あなたの「教育は父親一人でするものではないので、両親としての教育観は将来の母親とじっくり語り合って方向性を決めるべきことだと思います」の言葉はその通りですね。 まず、「子供を育てるうえでのリスクとどう向き合うべきなのか」の質問はちょっと抽象的すぎますね。あり過ぎますから。「人生のリスクといわれても困るでしょう?」。もう少しケース、範囲を示すなどしてほしいですね。 「親のエゴとは一体どういうものなのか」は簡単です。それは自分がやれなかったことを子供にやってほしいと強く思うことです。 たくさんあります。一流高校、一流大学に行けなかった。スポーツで一番になれなかった。一流会社に就職できなかった。部長役員にまで出世できなかった。立派な家を建てられなかった。まだまだありますが、そういったことを子供に託すことが多いです。でも一番困るのは親がエゴだと自覚していないことです。子供への愛情だと思ってることですね。 それから大切なことは、あなたも書かれているように、子育てを母親だけにまかせたら失敗します。特に男の子には父親が必要です。食事や洗濯などは母親だけでもできますが、社会を生きていく強さをつけるには母親では絶対に無理ですね。 父親は子供といつも会話(説教ではなく)していきたいですね。 仕事だけの父親は駄目です。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 私の考えるリスクとは事故事件といった突発的なものでなく、学校生活や受験や就活といった、ほとんどの子供に訪れる通過儀礼的なものです。私の説明不足ですみません。 仕事だけ、背中で語るだけの父親にならないようにコミュニケーションと人間性を磨きます。
- vayasicof
- ベストアンサー率39% (141/354)
まず、 【子供を産むことについて】 →子供を産んだ理由は特にありません。 育てていける環境にあり、命が宿ったから産んだのです。 そこに、特に介護やら可愛さやら子孫繁栄という 打算的な考えは一切なかったです。 【子供を育てるリスクについて】 →リスクといえば 子供を育てる環境(金銭面やら夫婦仲など)を維持できるか それのみだと思います。 体の弱い子なら弱い子なりでお金が必要になってきますし 子供といえど一人の人間なので 仲のよさというか、精神面で健全に育てていけるのかどうかは その家族のつくる関係の良さが必要になってきますし やはりそのような点で環境が整っているか否か… またそれが維持できるかどうかが最も重要だと思います。 これが整わなかったら、 自分達は社会的に大人だから何とでもなりますが 社会的には自立できない子供達が一番被害を受けます。 あと、これも個人的な考えなんですが イジメや不登校、就活、結婚、時代の生きにくさ… こういうのは一人の人間として相談を受けることはあっても 子供自身が自分で悩み、考え、解決することなので 親がそこまで考えを張り巡らさなくてもいい問題だと思います。 何の悩み無くのうのうと育てることが良いことだとは思いません。 親が支え、良い環境を作り、子供に考えさせ、自立させるのが 育てていくことだと思います。 【親のエゴについて】 →例えば、本人がスポーツが大好きでそれをやりたいけども 一切させずに勉強三昧にさせるとかは 親のエゴだと思います。 なぜなら、本人のやりたい意思を完全に無視して 親の勝手な理想に子供を当てはめようとしてるだけだから。 じゃあ、スポーツだけをさせてたらいいのか と思われるかもしれませんが そうではなく、決められたことは必ずしなければいけないという ルールや秩序を教えるのもエゴとは別に親の役目として 必要だと思います。 そして、一番難しいのが本人が何も考えずに何がやりたいか 分からない場合… 私なら何がやりたいかわからない場合なら 何でもさせます。 そしたら、それが好きか嫌いか本人が経験してわかるから… 嫌なら無理にはさせないし、好きならそれをさせ続けます。 だから、子供はお金が必要になってくるんですよね。 まぁ、考えは人それぞれですので どれが正しいとかはないと思いますが 私はこう思います。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 親が子供の人生を歩むわけではないですよね。 何でも経験させるやり方は、小さい時から将来の選択肢を広げ自身で考えさせるという意味では良いですね。
そんなことをいちいち心配していたら子供なんて育てられないっすよ。でも、金銭面では少し心配した方が良いかも。でもまあ考え方は人それぞれですわな。でももし、子供を育てる時が来たら子供を甘やかさないように。そうでないと子供は自立と自律ができない人間になってしまいますよ。あと、最近、モンスターペアレントが増えてきています。そういう方にはお気を付けて・・・。(あなたは絶対にならないでくださいね。)一応モンスターペアレントについて説明しておきます。モンスターペアレントとは、学校や、先生に何かしらの因縁をつけて、それが学校のため、子供のためになると思い込んでいるヒーロー気取りのおバカさんのことです。自分がモンスターペアレントと自覚のできていないモンスターペアレントが多いので説明しました。何より、自分の親がモンスターペアレントだと子供がかわいそうです。 あと、もしも自分の子供がいじめられたときは、相談に乗ってあげてください。しかし、子供は親に心配をかけたくないせいか、相談してこないで自分一人で抱え込んでしまうことがありますが、そうならないように、よく見守ってあげてください。少しでも様子がおかしかったら声を掛けてあげることです。あと、不登校は仕方ないです。子供の気持ちが乗らないのだから、無理やり学校に行かせるようなことはしないでください。 でもまあ、子供は実際に育ててみねえとどんな感じか分からんわな。あとはあんちゃん、あなたの考え次第よ。 もうあなたに子供がいるみたいな話し方しちまったけど、参考までに。 さようならっ!
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 モンスターペアレントだけは絶対にならないようにします。 育てながら学んでいく、という意識を大切にしたいと思います。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 リスクの無い国も時代もないとは仰る通りで、子供のリスクを承知の上で乗り越えていく為にあるのが家族であり、親なのかなと考えさせられました。 それを行う為には親の自己満足によるレールの敷設は、子供にとっては反って障壁になりますね。 世代の責任なんて考えたこともないですが、子供を育てられる環境にある以上、その責任を少しでも果たせればと思います。