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「覚書」、「メモ」、「備忘録」の違い
日本語を勉強中の中国人です。「覚書」、「メモ」、「備忘録」この三者の違い(大体でかまいません)は何でしょうか。日本の方はこの三つの言葉をどのように使い分けておられますか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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覚書:いわゆる契約書というか、お約束を正式に文書で示したもの。 場合によっては、2部作成してお互いに捺印したものを取り交わす。 他の2つとは異なるものです。 メモ:紙に走り書き(清書の反対かな)したもの。あまり公的なものではなく、 「○○さんから電話がありました、折り返し電話願います。」とかの感じ。 または、電話番号を言っただけでは忘れるので、適当な紙に書いてわたすのがメモ。 多分、携帯に登録したら捨ててしまうでしょう。あるいは、備忘録に写して捨てるとかですかね。 あまり保存しておくイメージはなく、すぐに捨ててしまう紙切れです。 備忘録:忘れないように書き留めておくもの。従い、適当な紙よりは 決まったノートなどに書いておく。 したがい、場合にもよるでしょうけど数年、あるいは一生持っているもの。 私は備忘録って言葉は使いません。ノートに書いておくなんて感じかな。 ノートは結構長期間持っていますしね。
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- Quattro99
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私の使い分けが正しいのかどうか自身ありませんが。 「覚書」:No.1さんのおっしゃるように、確認書の意味合いで使われることもありますが、忘れないために書き留める場合にも使います。ただ、後者の場合は文字にすると「覚え書き」とした方がよいかも知れません(前者の意味では必ず「覚書」だと思います)。 「メモ」:書き留めたもの全般に使います。自分が忘れないための場合もあれば、誰かに見せるための場合もあります。話を聞きながら内容を書き留める場合もメモですし、席を外している人に「○○して下さい」などと書き置いておくのもメモです。 一時的に書き留めたものという意味合いが強いように思います。例えば、誰かに見せる場合でも、案内板のようにずっと表示するものをメモとは言いません。 「メモをとる」、「メモする」、「メモ書きする」などと言います。 「備忘録」:書き留めるための手帳、ノートなどや、忘れないために書き留めたものを集めたもののような意味で使っています。書き留めるための道具のことで、書き留めた内容を意味する言葉ではないように思います。「備忘録に入れておく」などと言います。
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早速のご回答ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。
- ゆのじ(@u-jk49)
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一般的には、正式な契約書作成前の「仮契約」を「覚書」と言います。例えば、正式な総会承認等が得られる前の「内定」的な意味合いで「覚書」は作成されます。 「メモ」は、後々整理するための、自分だけのメモということもありますが、たいていは、相手に渡す簡便な「伝言」のことが多いと思います。 「備忘録」は、本来、物事を忘れた時の用心のための、自分だけの為のものですが、稀に、後になって公にされることもあります。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。