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外国人名の日本語表記の変化について
外国人名などが歴史教科書などで昔とは違ってきているようです。蒋介石や袁世凱が中国語読みになっているなどです。おそらく、なるべく現地発音に近づけるためではないかと思うのですが、これは学問的に広く一般の傾向なのでしょうか。日本人の氏名などは中国や他国ではどうなっているのでしょうか。ご存知の方は教えてください。
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以前中国語を習っていました。 中国では漢字が通じますので、日本名を中国式の漢字の発音で読んでしまいます。 例えば高倉健さんは「ガオツァンジェン」さんになってしまいますが、 日本でも漢字が通じますので毛沢東さんを日本式に「もうたくとう」と読んでも別に問題ないようです。 お互いに日常的に漢字を使いその言語にあった漢字読みが存在しますので、お互い様というようです。 (例としてはどうかと思うのですが、キャサリンさんがカザリンとかエカテリーナになったり、ジョンがヨハネスとかファンとかジョバンニになったりするのと似たようものかもしれません) ただ、今後の「グローバル」社会では、漢字の通じない英米人などヨーロッパ系言語使いが毛沢東さんを「マオゾートン」的によびならわしている事も知らないとだんだん通用しなくなるのかなあとは思います。 共産主義の一派である毛沢東主義者を「マオイスト」なんて言ったりしますので、「もう」が「マオ」くらいは知っておかないとね。
お礼
貴重な知見のご教示をありがとうございました。 向こうは向こうで読みやすいようにやっているのですね。西洋でも、キャサリンさんがカザリンとかエカテリーナになったり、ジョンがヨハネスとかファンとかジョバンニになったりするのと同じですね。 とすれば、自国での表記を外国現地に合わせるのは世界標準ではなく、日本特有の現象だということになります。 学術的世界ではどうなのか気になっています。