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年末調整について

現在大学を卒業して働いています。 収入は通常通り、源泉徴収などされたものが手元に残ります。 ここから家賃と食費、学費の返済をしていくと赤字になります。 足りない分は親に負担してもらっています。 実質、所得は0の状態ですが、この場合でも所得税というのは取られるのでしょうか? 年末調整(確定申告?)で全額返ってくるということはないのでしょうか? 返ってくる分だけでも親に返したいと思っています。

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  • hata79
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回答No.5

税金の計算をする上では「課税所得」という考え方があります。 収入から経費をひいて、さらに所得控除(医療費控除、生命保険料控除、社会保険料控除、基礎控除など、各人によって金額が違うものです)を引いて課税所得を出し、それに税率をかけて所得税額が決定します。 ここで、家賃、食費、学費の返済は上記の経費にはなりません。 ですから「手元に残る金がないのに、所得税がかかってる」ということになります。 年末調整を受ける際に、食費、家賃、学費を勤務先に申告しても「控除できない」と回答されるはずです。 所得税のシステム全貌をここで解説するのは、スペースもないですし、読むほうもしんどいでしょうから避け、なぜ「出費して実際に手元に残らないのに所得税がかかるのか」を述べます。 全く同じ収入のAとBがいるとします。 Aは家賃、食費などを切り詰めて生活しており、貯金が毎年100万円たまります。 Bは高額家賃の部屋に住み、食費も節制することなく、あるだけ全部使ってしまう性質で、貯金額ゼロです。 さて、Aには「貯金額100万円にかかる所得税をはらうように」課税され、Bには「君は貯金がないなら、税金はゼロだよ」というシステムだとしますと、誠に不合理です。不公平です。 「ならば、、」と収入を全部使ってしまえば、所得税など払わなくて良いわけです。 税金を払った後に残る手取り額は、可処分所得と言われます(大卒ならご存知だと思います)。 この可処分所得は本人のお金ですから、自由に使っていいのです。 パチンコで使い切ろうと、貯蓄しようと自由です。 「所得税」というぐらいで、手元に入った自分のお金、つまり所得に課税されます。 所得税を支払った残りは、上記のように「自分がいかように使っても、当局は関知しない」わけです。 では、借金の返済をしてる場合を述べます。 借金すると手元に現金が増えます。 しかし、これは自分が自由にできる金とはいえ借りた金なので、返さないといけません。 昨日友人から100万円を借りて、今日返済したら「その100万円は所得なので所得税を払え」といわれたら溜まりません。 銀行勤務の人が、お客様から1,000万円を渡されて、お客さまの口座に入金しても「君は一度1,000万円を手にしたのだから、1,000万円に対しての所得税を払え」と言われるのと同じです。 「その人の所得ではない」からです。 つまり税金はかかりません。 さて、借金して手元にきたお金には所得税はかかりませんので、これを返済しても所得計算上の経費にはなりません。 「今年は、どえらい儲かってしまった。あいつから1,000万円借りて、すぐに返すと、1,000万円が経費になるから、そうすべぇ」ということになります。 手元にしたお金を、元に戻しただけで経費になってしまっては、とんでもない話になるわけです。 大卒の頭脳ですと、ここまでで「借金の元本返済は、所得税計算上の経費にはならない」事がピンと来られてると思います。 現在の生活の中で、借金の返済をどれほどしていても「経費にはならない」ということです。 ただし、ラーメン屋などの事業をされてる方が、事業用資金を銀行から借りた場合には、その利息は経費になります。

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  • ma-fuji
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回答No.4

>所得は0の状態ですが、この場合でも所得税というのは取られるのでしょうか? とられます。 年収が103万円以下ならかかりませんが、大学卒業し普通に働いているなら所得税はかかります。 ちなみに「所得」とは、「収入(税込の給料)」から「給与所得控除(年収によって決まります)」を引いた額をいいます。 貴方が赤字だからといっても、貴方の場合「所得」は0円ではありません。 >年末調整(確定申告?)で全額返ってくるということはないのでしょうか? あります。 まあ、全額は戻りませんが、一部は還付されるでしょう。 というのも、毎月給料から引かれる所得税は多めに引かれるので、年末の1年分の所得が確定した時点で所得税の精算をするのが年末調整で、通常、還付されることが多いです、

回答No.3

 あなたの言う実質所得0(手元に残らない)で全額還付が受けれるのなら、何か換金出来る物を購入して還付を受けた後に購入したものを売却すれば税金払わないで済んだ事になりますね!!  親に返したいのは偉いと思いますが、大学まで出してもらってるのですから、そもそも親に頼らないように 仕事なり生活をした方が良いと思いますよ。

  • kkanrei
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回答No.2

税務署はあなたが税金逃れできないように巧みな制度を設けています。サラリーマン以外の自営業者は年末に年間の収入が確定してから、確定申告で一気に一年分の税金を支払います。(毎年3月15日が確定申告の締切日)自分で自分の年間の収入を税務署に報告して、自分で税金額を計算して税務署に収めます。収入の証拠となる請求書、支出の証拠となる領収書は一切保管しておかなければなりません。疑わしい申告をしているところには税務署が税務調査を行い、申告が嘘だったりすると脱税罪で告訴されます。 一方、サラリーマンは確定申告のようなわずらわしい手続きをしないで済むかわりに、毎年、年始に、あなたの年間の収入を予想して会社が給料から源泉徴収します。年間の税金の額はあなたが結婚しているか。子供がいるか。扶養家族がいるか。などによって、税額はかわります。したがって、年始に扶養家族の申告書を提出させられるでしょう。そして、年末、あなたの税金額が確定します。予想は、あなたが年途中で子供ができた。生命保険に入っていた。などの理由で大抵、実際の税額より多めに設定されています。したがって、多目に源泉徴収した分、返金されます。年の途中で、退職して、確定申告せず、とんずらするのを防ぐため源泉徴収しているのです。 多目に源泉徴収した分、せいぜい2~3万。あなたが住宅を取得したなど特別な事情があれば20万程度返金される可能性はありますが、全額はありえないと思います。 わたくしは税理士でないですが、以前、会社の経理をやっていたので合っていると思います。 赤字になるのは生活を崩壊させます。いつまでも親が居るはずもないので、 1.食費を減らす。 2.もっと安いアパートに引っ越す。 3.洋服にあまり金を書けない。 4.収入が多くなるように、会社で業績を上げる。 など、頑張ってください。

回答No.1

ホントに大卒?大丈夫か? > 家賃と食費、学費の返済 ちゃんと所得があるからこれらを払えるんでしょう。 これらが所得じゃなかったら何が所得だと思っているの? 年末調整はそれらとは全く関係ない。 あらかじめ想定される税金分+αを天引きしていて、税金が確定した後、差額をプラスマイナスする作業。 だから経理が想定したより税金が多かったりすると、年末調整でマイナスになることもありうる。

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