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錬金術って
・・・例の漫画とは関係ないです。 世界史とかで、ルネサンス期に流行したっていわれるAlchemists(錬金術士)なんですが、 調べてみると、「不老不死の効果と卑金属を金に変える力を持つとされる賢者の石(哲学者の石) を求めて実験を繰り返した者のこと。」とありました。 「不老不死」と「卑金属を金にかえる」って全く関係のないことのような気がするのですが、 いったい賢者の石って何なのでしょうか。。。 ちょろっと気になりましたので、もし背景とかご存知の方おりましたらご教示願います。
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簡単に言えば、昔は、金はこの世に存在する物だから人の手でも作る事も出来るだろう・・・ という考えがありました。 そして様々な実験やチャレンジが行われたのですが、 実際に人の手で作り出す事が出来ませんでした。 そこで、彼らは何かが足りない為だと考え、その足りない物を「賢者の石」としたのです。 要は空想の賜物です。 錬金術というのは、一般的な物質を特殊な物に変化させたり、 精錬したりする事を意味し、それらを行える者を錬金術師としていました。 当然それを行うには、経験と知識(科学力)が必要なのですが、 昔は科学と錬金術が曖昧で同じように捉えられていました。 したがって、医療科学などの分野も錬金術と同じ分野として考えられ、 人の命もまた錬金術によって解決できるとされ、 無生物から人間及び生命体を作り出そうとか(ホムンクルス)、 人間の不老不死なども錬金術の延長として考えられていたのです。 そして、それらが出来ない理由として、足りない物(賢者の石)が生まれたのです。 ざっくり簡単に説明すればこんな感じだと思います。
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- jkpawapuro
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錬金術、ようは原始的な化学です。 Aという物質にBという薬品を反応させCとする。 金属の場合金属に酸性の薬品やアルカリ性の薬品を反応させれば別の金属になります。 なんのことはない、銅が硫酸銅になったり亜鉛が硝酸亜鉛になったりするだけですが、綺麗に色が変わります。 (こんな反応本当にやってたかどうかは知りませんが。) こんなふうになにかの薬品をかければ、何かの金属(狙いは性質(質量)が近い鉛でした)が金に変わるのではないだろうか? そんなことを考えいろいろな薬品をこねくりまわして実験してたのが当時の錬金術です。 そしてどこかに鉛を金に変える薬品があるに違いないと思い、それを賢者の石と当時の錬金術師が名付けたんです。 不老不死は直接は関係ありません。ただ当時の錬金術師はいろいろな薬品を扱っていたので、元気になる薬みたいなものも(偶然)持ってたんです。(だいたい水銀みたいな、一時的に体がカーッと熱くなるだけの毒物ですが。) それで錬金術師に不老不死の薬を作るようもとめた権力者がたくさん居た時代なんです。
お礼
ありがとうございました。
- Mathmi
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錬金術の考え方の一つとして、万物は同一であり、ただレベル(霊格とでも称しましょうか)が違うだけ、というものがあったと思います。 銅(卑金)の霊格を高めていけば金(貴金)になる、と信じられていたのです。 この場合の金は、物質の金(Au)ではなく、至高・完成・究極の象徴です。 これは物質に限らず、人間も同じです。霊格を高め、最高位(金)にまで至れば不老不死となる、という理屈です。 賢者の石とは万物を完成させるものであるが故に、人に使えば不老不死に、物質に使えば金(Au)と成すことができる、ということです。
お礼
ありがとうございました。
- tanuki4u
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「不老不死」と「卑金属を金にかえる」って全く関係のない ↓ 人間の欲望を満たすものという意味で同じ ↓ そんなことはできるのは「神様」だけだということで、神の証明のために頑張った人もいる 例:ニュートン
お礼
ありがとうございました。
- CC_T
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3流宗教の「神様」と一緒で、信者の都合で何でも叶えてくれる力を持つ便利な(パトロンの興味を引くための)「エサ」です。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。