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「久しぶり」の先頭の「ひ」は時々聞こえません
外国人です。日本の映画やアニメなどを見るとき、「久しぶり」の先頭の「ひ」は時々聞こえません。「さしぶり」になるのです。それは私の聞き間違えでしょうか、本当でしょうか。もし本当だったら、なぜでしょうか。どうか教えてください。
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- stkc
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こんにちは。 まずはじめに、「久しぶり」の「ひ」が時々聞こえないというのは質問者さまの聞き間違えではありません。 本当です。 でも、「ひ」という声は聞こえなくても「ひ」を声にならないように言っている息の音は聞こえませんか? 日本語には、息は出しているのですが聞こえる「声」にならない音がいくつかあります。 理由は、話していると自然にそうなるから です。 無理に出せば出せない事はないのですが、無理せず自然に話すと息だけで聞こえない音でしゃべってしまうのです。 質問者さまは日本語を話しますか? 久しぶりの他に、語尾に付く「~~~です」の「す」も息だけで聞こえない場合が多いと思います。 「hisakataburi」 の 「hi」 のように母音を(この場合は i )、口構えだけを残して、声帯を振動させず、息だけで発音する事を『母音の無声化』といいます。 大まかな決まりがありまして 「き」 「く」 「し」 「す」 「ち」 「つ」 「ひ」 「ふ」 「ぴ」 「ぷ」 「しゅ」 などの音が 「か」行、「さ」行、「た」行、「は」行、「ぱ」行 の前にきている時は無声になります。 例えば、 「聞く」 「きく」 は、「く」が「か行」なのでその前の「き」は無声になります。 「勤める」 「つとめる」 は、「と」が「た行」なのでその前の「つ」が無声になります。 他にも決まりがあり、しかし、数多くの例外もあります。 人が自然に話しているうちにそうなった ので、決まりを作るのは無理があります。 *私が上げた決まりは東京弁の決まりです。地方によっては違います。 発音やアクセントについて詳しく知りたいのでしたらこちらの様な辞典があります。 http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%99%BA%E9%9F%B3%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E8%BE%9E%E5%85%B8&tag=googhydr-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=21606342661&hvpos=1t1&hvexid=&hvnetw=g&hvrand=1302354528484082252&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=e&hvdev=c&ref=pd_sl_6182bgruq9_e かなり簡略ではありますがこのようなページもありました http://minny.cs.inf.shizuoka.ac.jp/interlab/web/bidaku_musei/bidaku_musei.html 少しでもお役に立てれば幸いです。
あなたの聞き間違いではありません。 「ひさしぶり」の「ひ」はほとんど発音されません。「hi」ではなく、「h」の音をわずかに発音するだけです。 「光る」の「ひ」も「h」です。「引く」「悲惨」「飛行機」なども同様です。 一方、「被害」の「ひ」は「hi」ですね。「ひま」「ひどい」「広い」「干物」「日照り」なども同様です。 「ひ」だけではありません。 「美しい」の「つ」も子音だけの発音になりますし、「し」の「く」も同様です。 ただ、「つ」や「く」は子音だけになっても聞きとりやすいのですが、「h」音は聞き取りにくいので、まったく発音されていないように聞こえるのではないでしょうか。
補足
ご回答ありがとうございます。しかし、「光る」、「引く」、「悲惨」、「飛行機」などの「ひ」はちゃんと「ひ」の発音が聞こえると思います。即ち、「久しぶり」の「ひ」とは大違いです。そう思うのが私だけですか。日本人の皆様はそう思いませんでしたか。混乱ですね。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
実は日本語のあいうえお、は日本語の発音を忠実に表記している、とはいえません。 ひさしぶり(hisasiburi)のHは英語でいう無声音です。 たとえばひのひかり(hinohikari)の最初のHも無声音で次のHは有声音で発音されることがほとんどです。 本来なら、有声音と無声音の違いを表記すべきなのかもしれませんが、日本語の場合、漢字で意味を表していますので、厳密な音素記号は重要ではないのです。昔の日本語表記は濁点(゛)すら表記しなかったぐらいです。 ですから「ひ」がほとんど聞こえなくても不思議ではなく、またどう聞いても同じ音(同じひらがな)だとは思えないような発音も出てくると思います。 でも、それでいいいんです。質問者様の耳が正しいのです。 また、これらの発音については各地の方言の差もあり、地域によっては最初の「ひ」も有声音で発音するところがあるでしょう。ただし、そのような発音をされると、関東に住んでいる私は「ひ」を強調しているように聞こえ、多少うるさく聞こえます。
- heisenberg
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「久し振り」は、ローマ字で書くと、「hisashiburi」となります。 先頭のアルファベットは、「h」で、多分、この「h」に原因があるのだろう、と思います。 この「h」は、発声する時に、あまり、よく、聞き取れないんですね。 フランス語でも、「h」は、無視されています。 例えば、有名なブランドである「Hermes」は、英語読みでは「ハーミズ」ですが、フランス語では、「エルメス」となっており、先頭の「h」は、発音されません。 また、ドイツの人名である「Heinrich」は、フランスでは「Henri」ですが、これも、「アンリ」となっていて、「H」は無視されています。 また、「久し振り」の他に、「はぁ!?」という言葉も、「あぁ!?」と聞こえる場合があります。 これも、同じですね。 「Haa!?」が、「Aa!?」となって聞こえるのです。 「H」は、聞こえないんですね。 日本語とフランス語で、共通している部分があるのではないでしょうか?
- merciusako
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「久しぶり」以外の「Hの付く言葉」はどうでしょうか。 フランス語には「H」の音がありません。 従って、日本語の「は、ひ、へ、ほ」が、「あ、い、え、お」になります。 「H」の音がないため聞き取れないのですね。 ハマグリがアマグリ、ヒモがイモ、ヘビがエビ、ホタルがオタルと聞こえます。 また、「H」の音は実際には音となっていませんので、強く言いますから、後ろの母音が弱くなり、結果としてその音が聞こえにくくなります。 もし、日本語のすべての「H」の音が聞き取りにくいのであれば、あなたの知っている音に「H」の音が無い、ということですね。
補足
はい、ご回答の意味はよく分かりました。しかし、「です」の「す」はいつも「す」の発音がちゃんと聞こえています。変なのは「久しぶり」の「ひ」だけです。なぜだろうか。頭がちょっと混乱です。