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満州語の衰退はいつからですか?

満州族(中国国籍の少数民族)は人口1000万人を超えると言われますが、多くの人が北京語を話すようになった結果、満州語を母語とする人は100名を切り、絶滅の危機にひんしているそうです。 満州語はいつ頃から使われなくなったのでしょうか? 日本の植民地時代に既に満州語は廃れていたのでしょうか? それとも、共産中国になり漢族支配がつよまってから満州語が衰退したのでしょうか? 日本政府が朝鮮半島でハングルの普及推進したように、満州国で満州語の普及推進はしなかったのでしょうか?  満州語の歴史にお詳しい方からの情報をいただえればありがたいです。

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回答No.1

満州語は清朝の興隆とともに一時は中国全域に広がる勢いを見せましたが、すぐに中国語に押し返されました。 数は漢族の方が圧倒的に多いからです。 たとえば 第4代皇帝の康熙帝(在位 1661 - 1722)は有名な『康熙字典』などを編纂させています。 第5代皇帝の雍正帝(在位 1722–1735)は、 「中央統制体制を強化するために北京官話の普及をはかり、官話政策を提議した。福建省に「正音書院」と呼ばれる官話の音を学ぶ書院を建て、また広東省の民間の粤秀書院などを支援して官話教育を担わせた。これらの教育機関では、教科書として『正音摂要』『正音咀華』などが用いられた。」 (Wikipediaypり引用) また第6代皇帝の乾隆帝や第7代皇帝の嘉慶帝は、部下に満州語ができないことを嘆いています。 というわけで、そもそも満州族の言語であり、漢族は満州語を使っていなかった以上、最初から少数派だったいえます。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

史実に基づく具体的なご回答ありがとうございました。 これが事実であれば、日本人は満州語の衰退に関しての責めを負うことはないですね。

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