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10^500もの別の宇宙が存在するとは

  最新の量子物理学理論に基づく計算式によると、我々の周りにはこの宇宙以外に10^500もの別の宇宙が存在する可能性があるとのことである。 あくまでも計算式上の話であるが。 原始でさえ10^500(つまり500桁程の数)も集めれば銀河系宇宙を遙かに凌ぐ大きさになるのであるが。 この話を聞いてわしは確信したな、やはり量子物理学は後退しておると。    

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noname#221368
noname#221368
回答No.8

 #6です。正当な理屈は、#7さんにお任せするとして・・・。  超弦のアイデアは、量子力学と直接の関係は無いのですが、 >この辺りに最近の物理学(量子力学)が内包する方法論的な問題があるのではないか。これは極めて根本的な問題、極めて深い問題のよーに感じるのだが・・・。 は、方向として妥当かも知れない。量子力学は実現象を良く説明できるが、原理的なところで考え違いをしている可能性は、十分にある。  どうしてそうなったかと言うと、あなたもNHKの「神の数式」を観たと思うが、番組冒頭近くで言っていたように、昔は観測された現象に数学を適用して理論化が進んだ。しかしディラック以降は、数学的にこう推論できるから、このような実験をやれば、こんな結果が得られるはずだ、というやり方になって行く。現象ではなく、数学が導きの糸になった。  現象→数学的推論→理論化という手順が最近は、数学的推論→理論化→現象確認という手順が主流になった。何故なら、「直接見たり触ったりできる現象」はもうやり尽くした、というと言い過ぎにはなるが、物理の最先端では「直接見たり触ったりできない現象」ばっかり扱うからです。  そうすると、何にもせずに見れる現象ではないので、日常レベルからは逸脱する異常な物理的条件を、人為的にピンポイントに発生させ、実験してやる必要がある。そのためには、数学的推論と理論化が先行していなければ、不可能だ。  そういう状況下にあって、超弦理論のようなものが一つも出て来ないとすれば、そっちの方が不健全です。何にも考えてない証拠だと思う、それは。  しかし数学は、極論すれば現実と無関係だ。数学理論が現実と一致するのは偶然に過ぎない。それでも数学的推論→理論化→現象確認の手順が現実と接点を持つと信じるのは、現象→数学的推論→理論化の成果の延長上にあるからです。  ところで今の物理には、「実証不可能な結論しか出せない仮説は、物理理論と認めるな」という、経験上の鉄則がある。それでも超弦理論を簡単に破棄できないのは、数学的推論→理論化→現象確認という現実下で、確認方法がわからないからです。原理的には確認できるはずだが、10^500個では、実際問題として検証できないという悩ましい状態なんですよ。  なので、茶番に終わりそうだとは、   ・本当かどうかもわからない仮説に、現状では人も金も使い過ぎだ。これが本当の問題だ。   ・もっと別の突破口や仮説を試さないと駄目だ。   ・その暁に、10^500個ではなく10個くらいになったら、超弦に本腰を入れよう。超弦にも見るべきものはあるから。   ・ただしその暁には、見るべきものは無いかも知れないが・・・(^^;)。 という意見です。  現状で確認できないからといって、間違いではなかった話はごまんとあります。太陽系がガス雲から、万有引力作用だけで生まれたという仮説は、計算すれば確認できるはずだったが、ほぼ400年間誰も計算できなかった。量子力学の不確定性原理の直接の検証方法を考え付くには、30年かかった。実験技術が検証方法に追いつくには、さらに20年を要した。  ・・・そのうち結論が出るでしょう(^^)。

hitonomichi30
質問者

お礼

  >現象→数学的推論→理論化という手順が最近は、数学的推論→理論化→現象確認という手順が主流になった。 例によってあなたの分析は素晴らしいです。 私も数学的推論→理論化→現象確認が間違っているとは思ってはいません。 私は以前の質問で、「第6公理 宇宙の法則は数学的である」と書きましたが、これは数学的推論→理論化→現象確認の手順によって宇宙の法則は解明できると考えているからです。 私はマクスウェル方程式を眺めているうちに実際そー確信するよーになった。 ところがである、純粋にこの手順から生まれてきた理論物理学の結果は何かとゆーと、137億年前にビッグバンによって宇宙が誕生したとか、10^500個もの宇宙が存在するとか、まるで茶番のよーな実にバカげたものしかないのです。これにはほんとにがっかりです。どこか根本的なところで大きな間違いを犯しているとしか考えられない。おそらく数学的推論を物理理論に橋渡しするところでトンデモない間違いをやってるはずなのである。 これは何か方法論的な欠陥があるとしか考えられないのです。 だから現象確認をする前にこの方法論的欠陥が何なのか、人類の英知を結集してこの問題に取り組むべきだと考えています。  

その他の回答 (9)

  • hosiboshi
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回答No.10

正確な回答は本物の神じゃないと、答えはわからないと思います。

noname#221368
noname#221368
回答No.9

 #8です。  突然ですが、デカルトの渦動理論ってご存知ですか?。デカルトの宇宙論の中に出てきて、重力の成り立ちを説明するものです。デカルトは今風に言えば、宇宙の基本法則として次の2つの仮定を立てた。   1)この世には接触力しかない。   2)運動量保存則。  接触力とは、物体と物体が触れた時、その間に働く力です。力の伝達機構として接触力しかないのは経験事実である、がデカルトの持論でした。  よって宇宙空間には重力を接触によって伝達する、何らかの物質がなければならない(よって、この世に真空はない!)。それは太陽の光を通すので水のように透明でなければならず、その中を惑星が動き回るので、水のような流体であろう。  惑星は太陽のまわりを回転しているので、この流体は渦巻いていて、それに押されて惑星が公転している可能性は高い。ところで遠くへ行くほど遠心力は大きいので、流体の渦は、遠くへ行くほど外側へ振り飛ばされ、太陽に近いほど流体の密度は大きくなる。何故なら運動量保存則より作用/反作用の法則が導かれ、流体が外へ流れ出るためには、内側の流体を足場にする必要があり、内側の部分ほど圧縮されるからだ。  この密度差による圧力が、重力の正体である。重力とは引力でなく、斥力(圧力)なのだ。  これがデカルトの太陽系(宇宙論)です。16~17世紀における、ヨーロッパの一般教養にまで上り詰めます。  自分はデカルトの宇宙論の抜粋のさわりくらいしか読んでないのですが、それでも、定性的なものではありますが上記に関する数学的証明は、さすがデカルトと思わせる、見事なものです。  このデカルトの宇宙論があったために、万有引力を唱えるイギリス発のニュートン力学のヨーロッパ大陸での受容は、発祥から約一世紀遅れます。しかしいったん受容されてしまうと、それは猛烈な勢いでヨーロッパ大陸全土を席巻し、何でもかんでもニュートン力学で説明できるという風潮になり、それはイギリスも含めて、その後の約2世紀の間ず~っと上手く行きます。何でもかんでも、ニュートン力学で説明できたんですよ(^^;)。  その過程で、啓蒙主義(百科全書派)が生まれます。現在のエンサイクロペディア・ブリタニカなどは、ここが発祥です。  で、当時の百科全書で、デカルトはどう評価されていたのか?。   「デカルトは確かに間違っていた。しかし彼が、当時としては最良の事をやったという事は認めよう」 となります。  例えば22世紀の人達に、「ビックバンや超弦理論は確かに間違っていた。しかし彼らが、当時としては最良の事をやったという事は認めよう」と言われる可能性を、自分は否定しません。同時に、現状で自分に言える事は、同じ言葉です。  ニュートン力学が、猛烈な勢いでヨーロッパ大陸全土を席巻した理由は、ニュートン力学によりデカルトの流体渦動のない事が実証されたから、では実はないんですよ。  (論理的に正しいと思える)デカルトの宇宙論や力学が現実の問題や観測結果に、ほとんど正しい答えを出さなかったのに対して、ニュートン力学は、ありとあらゆる現実問題に応え続け、一回も不正解を出さなかったからです。それは少なくとも2世紀の間続きました。これをパラダイムシフトと言います。  現在の人達はそういう歴史も知っているので、心の片隅では、パラダイムシフトも望んでいるのだという事は、忘れないでください。そうでなければ、研究職ではありません。  だって、面白いじゃないですか。自分は研究職ではありませんが・・・(^^;)。

  • ok9608
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回答No.7

科学理論仮説は実証によって理論とみなされる。実証されないことが証明されている領域を含む理論仮説は 科学研究の対象となりうるか、と質問者は問うておられるように思います。  30年ほど前ですが、11次元の超弦理論仮説が議論された時 朝永振一郎(ノーベル賞受賞)は 痛烈にこの仮説を批判しております。過不足なく物理現象を説明するのが理論であって 理論の範囲の一部が物理現象の説明をしている ようなモノは物理学理論ではない と。4次元の物理学は理解できるが6次~は実証できない という主張であったと思います。 これに対して 工学によく出てくる 数式のように 必ずしも数式の全領域で実証されていなくとも 使用できる範囲を限定して使用すれば 技術進歩には寄与できるわけで 物理学においても同様に理論仮説を使用したらいいのではないか と反論されています。反朝永意見です。もちろん、使用できる範囲は 厳密に検討されなければいけないし 範囲の拡大あるいは数式の修正も 常にされないといけませんが。 現在の物理学も この反論の延長にあると思います。いま10の500乗のパラレル宇宙の実証はできてないと思いますが 実証方法がみつかる可能性は否定できないでしょう。あるいは みつからないとしても 使用できる範囲で理論を使うことは物理学の発展になんら問題ないと思います。 質問者の日頃の無限大宇宙に対しては 10の500乗は巨大な数字ですが 有限です。感じる無限大宇宙の主張は 自由勝手な意見の一つですが 感じるでは 私は是とはできません。

noname#221368
noname#221368
回答No.6

 #5です。 >物理学は推理小説ではないのであるから、本来の目的もクソもない。  全ての理論(仮説)には目的がある。そこを理解しないで「本来の目的もクソもない」と言ったら、言った方が茶番になりますよ。宇宙の公理は無目的なんですか?。 >10^500個もの宇宙が存在する可能性があると宣言したのであれば、10^500個もの宇宙が存在する理由があると明言したのであり、その事を実証する用意がなければならないはずである。  ・・・正しい。  しかし用意する手段がないのもわかっている(現状では)。だったらアイデア倒れの「言ってみただけのもの」になって茶番になりそうだから、やめた方が良いんじゃないの?という意見が、方々から出ているという話です。取り立てて何かを言うような事ではなく、当前の話だと思えますが。 >そーでなけらば量子物理学なんてただの茶番に終わってしまうではないか。  量子物理学という分野はないんですよ。それは漠然とした総称です。10^500個の宇宙と言ったのは、量子力学を前提とした超弦理論(仮説)です。それは量子力学ではありません。  少なくとも古典的な量子力学は、既に実証済の分野と考えられています。茶番ではありません。

hitonomichi30
質問者

お礼

  > しかし用意する手段がないのもわかっている(現状では)。だったらアイデア倒れの「言ってみただけのもの」になって茶番になりそうだから、やめた方が良いんじゃないの?という意見が、方々から出ているという話です。取り立てて何かを言うような事ではなく、当前の話だと思えますが。 量子物理学であれ量子力学であれ何でも構わないけど、そんなしょーもないアイデア倒れの「言ってみただけのもの」が生まれて来てはあぶくの如く消えてゆく状況は学問として良くありません。この辺りに最近の物理学(量子力学)が内包する方法論的な問題があるのではないか。これは極めて根本的な問題、極めて深い問題のよーに感じるのだが・・・。    

noname#221368
noname#221368
回答No.5

>最新の量子物理学理論に基づく計算式によると・・・  最新の量子物理学理論ではありません。超対称性を仮定した、ちょっと古い超弦理論によればです。  最新の超膜理論(超弦理論の後継理論)でも、超対称性を仮定した超弦理論でも、ちょっと古い量子力学を仮定しています。ちょっと古くても役に立つくらい量子力学は、実験・検証された理論です。  そして10^500個の解を出したが故に、それは正しいのかも知れないが、とりあえず止めた方が良いんじゃないの?、という反応はあちこちで起きています。  10^500個もの宇宙が可能だったら、検証実験計画すら立案不可能だというのが、理由の一つです。実証(検証)できない理論は仮定である(←あなたの意見。もっともだと思う)。  理由の二つ目は、本来の目的は10^500個もの宇宙を導く事でなく、なぜ我々のいる宇宙が、このような「特殊な」宇宙になったかを知りたかっただけだったのに、10^500個もの宇宙解が得られたからと言って、安易に喜ぶな!というものです。本来の目的を思い出せ、です。10^500個の中に、我々の宇宙は存在するかも知れないが、どうやって確かめるのか?。  総じて言えば超膜/超弦理論は、現在のところかなり不完全な数学的試論(仮定)である、が、バランスの取れた評価だと思いますし、どうやらそれぞれのレベルで、皆さんそう思っているようです。  現実の物理は、あなたが思っているより、ずっと現実的で即物的に行動しています。だってそれが、物理の身上ですから。

hitonomichi30
質問者

お礼

  > 理由の二つ目は、本来の目的は10^500個もの宇宙を導く事でなく、なぜ我々のいる宇宙が、このような「特殊な」宇宙になったかを知りたかっただけだったのに、10^500個もの宇宙解が得られたからと言って、安易に喜ぶな!というものです。本来の目的を思い出せ、です。10^500個の中に、我々の宇宙は存在するかも知れないが、どうやって確かめるのか?。 物理学は推理小説ではないのであるから、本来の目的もクソもない。 10^500個もの宇宙が存在する可能性があると宣言したのであれば、10^500個もの宇宙が存在する理由があると明言したのであり、その事を実証する用意がなければならないはずである。そーでなけらば量子物理学なんてただの茶番に終わってしまうではないか。    

回答No.4

>10^500もの別の宇宙が存在するとは  1mm の線の中に 何個の点があるかってことと同じじゃないの。

回答No.3

仮面ライダーデュケイドは私の弟子だ。 私はその世界に全てを旅する。

  • Tefu_Tefu
  • ベストアンサー率27% (87/322)
回答No.2

こんばんは 人の道様 ご苦労様です >信憑性を増す多元宇宙論? - 私たちが奇跡的に「ヒッグス粒子の質量が17桁も少ない不自然な宇宙」にいるのはなぜなのか 「マルチバース理論によれば、私たちの宇宙は無数にある「泡」のなかの一つであり、一説によればその数たるや10の500個の宇宙 (泡)が存在する可能性がある。」 と云う事ですよね この記事によれば 「私達の不自然な宇宙」は10の500個の泡宇宙があったとしたらできるということですから 「私達の不自然な宇宙」を除く他の泡宇宙は こわれて消えたのかもしれませんね? おぉーバブル 何処かで聞いたような気がします 「私達の不自然な宇宙」は壊れにくいように 不純物(有機物や界面活性剤)を含む膜でできていたりするのかもしれません?(^-^) シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた 風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ 野口雨情

hitonomichi30
質問者

お礼

  >「私達の不自然な宇宙」を除く他の泡宇宙は こわれて消えたのかもしれませんね? 消えてないのではなく、この宇宙と同じよーな宇宙が他に10^500もあるゆー途方もない話でありまして・・・  

  • dropyork
  • ベストアンサー率15% (13/85)
回答No.1

10の500乗個では不足する数です。 10の1000乗個がよろしい。 もっと多くすると、気がふれるかもしれないので。 まぁ、バカ頭が言うので気にしないでください。

hitonomichi30
質問者

お礼

  >まぁ、バカ頭が言うので気にしないでください。 安心するがえー、初めから気になどしてはおらん。  

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