自宅のコンクリートの劣化予防を勧められましたが

質問

1階部分が鉄筋コンクリート（車庫と部屋ひとつ）、上2階が木造の、3階建ての2世帯住宅を地元の工務店で建てて10年経過しました。先日工務店の方が見え、今後コンクリートの中性化が進んで中の鉄筋が腐食するので、保護剤（防水？）を塗布する必要があると言い、見積もりを置いていきました。素人が見た目には、全く新築時と変わらない様にしっかりして見えるのですが、10年程度で劣化してくるものなのでしょうか？
　また、まず最も単価の高いもので見積もりを出したとのことでしたが、保護剤で66万円（この場に見積書が無いので面積と単価と保護剤の名前が書けず申し訳ありません）、足場を組むのに14万円等々で、計103万円との額でした。安い保護剤なら半額程度とのことでしたが、それでも30万円です。この金額は妥当なのでしょうか？
　自宅があるのは港のある地方都市ですが、自宅は海の近くではありません。
　上記2点に関しお教えいただければ幸いです。

回答No.8

gonba · ベストアンサー

私は、コンクリート補強の専門業者です。

ご質問を、読ませていただき、想像した限りでは、「ガーデックス」か「リアルガード」ではないか、と考えます。
コンクリート保護剤の浸透剤です。
これですと、１缶で１２万円くらい、で６m2くらい塗布出来ます（３回塗り）１m2あたり、２万円ですので、３３０m2でちょうど６６万円になります。
ただし、これは上代（定価です）普通は、３割引きくらいです。

もっと安いのですと、「レッカノン」などがあります、これは、約半額です。
その他にもいくつかのメーカーがあります。

私はあまりお勧めしませんが？？どうしても、施工するのであれば、次の点に注意してください。
１）表層のモルタルや塗装などが施してあれば、すべて撤去（剥がす）する
必要があります。（モルタルの上から塗っても意味がありません）
２）１回塗りごとにウエスで拭き取り、必ず３回以上重ね塗りをしてください。

他に良い方法は、たくさんありますが、ここでは教えられません。
なぜなら、私はプロです、宣伝になってしまう可能性があるからです。
確かに、中性化は心配ですので、ご自分で、安価で適切な処置を見つけてください。

回答No.9

gonba

gonbaです。
先ほどの回答で、間違いがありました、失礼しました、訂正します。
１缶で施工できる面積が、６m2と書きましたが、６０m2の間違いです。
従って、１m2あたり、２０００円です。

申し訳ございませんでした。

お礼

見積もりでは、170m2を単価3790円で、計64万円でした。相当お高いもののようですね。プロの方からご回答いただき、大変参考になりました。どうすべきか結論づけられそうです。本当にありがとうございました。

回答No.7

KL1170

現在の酸性雨が確認されたのは過去１０年以上前で、それを知らずに今になって中性化云々の話しを持ちかけるとは。。。
小生なら「一昨日きやがれ」・・・と、追い返します。
仮にも「工務店」の看板を掲げていれば、自然の動向には人一倍敏感になる立場。
増してや酸性雨の被害は２０年以上前から懸念されてた事項。

しかし今、それを蒸し返しても始まらないので前向きに考えるとすれば。。。
どのような現況か存じ上げませんが、上記の判断からすれば、いかにして雨がかかからない方法を取り入れるだけです。
現在は撥水性の塗料（水をはじく）もあるし、表面を覆う従来からの塗料もあります。
どれが相応しいか、できれば塗装業者ではなく、建築事務所か塗料メーカーに相談されては如何でしょうか。
このサイトでは文面からだけでは適切な判断はできません。

お礼

本当に必要か、コストは適正か、やはり他の業者にも実際に見てもらうのが重要ですね。御回答ありがとうございました。

回答No.6

sirousagi1

お宅は、混構造の３Ｆ建てで、１Ｆの外壁は、ＲＣ打ち放しなんでしょうかね。

ＲＣ打ち放し仕上げの場合、撥水剤を塗布しておくことで、コンクリート表面の保護をします。
この塗布剤も万能ではなく、時間経過で薄れてきます。車のワックスと同じです。
１０年・・・、まぁ、いいところでしょうね。

立地条件（高低差が大きい斜面、ＲＣの高さが高い等）によりますが、３ｍ以内なら脚立でやってもらいましょう。
ローラー塗りなら飛散養生費も軽微だし、塗料もいくつかの候補を出してもらい、検討することをお勧めします。

コンクリートは、「伸縮」をします。夏季は膨らみ、冬季は縮みます。
その繰り返しで、クラックが発生し、微妙な隙間のクラックから湿気が入り鉄筋の錆から爆裂へと進行します。
鉄筋の爆裂は２０年くらい先でしょうけど、修繕はできます。
撥水剤も保障のない保険みたいなもんですが、やらないよりはいいのかもしれません。

お礼

足場だけでも相当な金額だったので大変参考になりました。コンクリートの保護も絶対今でなくてはいけないということは無いようですね。業者の言いなりは避けるようにします。ありがとうございました。

回答No.5

ORUKA1951

No.2です。
　コンクリートの保護剤は中性化を防止するためで、鉄筋には届いたらダメなのです。
鉄筋はアルカリ性であるコンクリートとくっついていないとダメなのです。もし塗料が浸み込んでその間に入れば鉄筋コンクリートの意味がなくなります。

　このコンクリートの中性化は大変深刻な問題で、
中性化 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%8C%96 )
　気がついたら手遅れ・・・よく耳にする鉄道や高速道路の高架のコンクリート剥落の原因です。
　上記リンクの[予防対策]を参照!!

　なぜ、今セールスかは、次のように想像されます。
　施工業者がコンクリートの中性化対策のセールスを受けたので、かって自分が施工した得意先を回ってみた。
　・・・この業界ではよくある事です。

お礼

再度の御回答誠にありがとうございます。中の鉄筋が錆びるのが問題なのがよく分かりました。また、最後のセンテンスは非常に参考になりました。

回答No.4

qwe2010

コンクリートは、水分を含むと、アルカリ分が抜けて、外部から次第に中性になって行きます。
それを通理超して酸性になると、中の鉄が錆びて、ふくらんできます。

モルタルのお家が外部にペンを吹き付けているのは、中のモルタルを守るためです。

1Fのコンクリート部分にペンキを塗っていないのでしたら、ぬった方がよいです。
雨があまり当たらないのなら、あまり心配する必用はありません。

昔高層ビルの仕上げで、コンクリートの仕上げにデザイン上塗装をしなかった事がありましたが。
１０年後に、鉄筋が錆びて、コンクリートが剥がれるとゆうトラブルが生じたことがあります。

お礼

一階はRC打ち放しです。正面と裏は屋根とバルコニーがあり、側面には家が近接しているのであまり雨は当たらないと思うのですが...
実際の例を挙げていただきありがとうございました。

回答No.3

noname#184258

表面に保護剤を塗っても中まで浸透しませんから鉄筋の錆び保護にはなりません

単に見映えをよくする施工だと思ってください

10年後に、あの保護剤は１０年しかもたないですから、とまた営業に来ますよ

お礼

私も多分に営業的要素が大きいように思いました。ご意見ありがとうございました。

回答No.2

ORUKA1951

鉄筋コンクリートは外観上劣化が表面に現れないため、寿命が長いように誤解されますが、意外と短くて、数十年が良いところでしょう。木の方が持ちます。
　もちろん、水の配合量を減らし長寿命の施工方法もありますが、非常にコストがかかるため民間の建設では使われることはありません。
　⇒コンクリート - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88#.E8.A4.87.E5.90.88.E7.9A.84.E8.A6.81.E5.9B.A0.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.8A.A3.E5.8C.96.E4.BA.8B.E8.B1.A1 )
　⇒中性化 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%8C%96 )
★コンクリートが割れたりして表面に現れたら手遅れ・・

　もちろんコンクリートの材質・施工、そして使用環境によって変わりますが、雨や空気中に二酸化炭素が多いなどが原因となります。
　いくつか検査方法がありますが、小中学校の理科で使用したフェノールフタレインを吹き付けてアルカリ度を調べると簡単に調べられます。

　たしかに、そろそろ対策をしておく時期かもしれませんね。

お礼

Wikipadia参照してみました。鉄筋コンクリートに関して初めて勉強しました。ありがとうございました。

回答No.1

noname#196301

それが必要だとしたら、何十年と経ったコンクリートの建築物は全て崩れてますが。
薬剤をコンクリートに塗布？、注入？、聞いたことないです。
うちも、もうすぐ10年経ちますが、マメな工務店なのに、そんなこと言われないですし。

お礼

御回答ありがとうございます。うちのwifeも、「そんなことしている家は見たことが無い。10年で家が崩れたら欠陥住宅でしょ！」と怒り狂っていました。