ヨーロッパと中東で若者の失業率が高い理由は？

質問

海外のニュースをよく見ているのですが、ここ数年、ヨーロッパや中東では若者の失業が驚くべき状態になっています。立派な学位をとり、ビジネスクールなどで資格もとり、複数の言語を話せ、専門的なＩＴの技術を持っていたりする若者が、どこへ履歴書を出しても採用されず、資格や技術と関係ないファーストフードの店員や農業の作業員などに履歴書出しまくっても採用されない、ということがあたりまえになっているのです。

　一部のブログを見ると、解雇規制がきついためだ、とか、中東は政情が不安定だとかいう記述がありますが、解雇規制は急に厳しくなったわけでもありませんので理由にはなりません。中東が今のように不安定化する前から上記のような状態がはじまっていたのでそれも理由になりません。

　企業が事業を拡大するには、技術や能力を持った元気な若者が必要なはずです。今の企業はこういった能力のある若者たちを採用せずにどうやって事業を拡大しているのでしょう？　なぜこういう若者たちが大量に失業状態になるような事態が生じているのでしょうか。

　どなたか詳しい方、あるいは、推測のある方、お答えいただければ幸いです。

回答No.4

sakudrada31

色々あるけど人口爆発っていう見方もあると思います。

要するに人口が増えて雇用が一巡した。
仕事の数は増えてないけど、今の世代で仕事が無かった。という感じの意味

例えばファーストフードの店員はレジ打ち一人、農業の作業員は耕す植える刈り取る機械あれば一人でできたり、
仕事のシステムが合理化してるから働き口が無い。

ここ２０年間程のネットORソフトフェア産業、ハイテク系の発展は目覚しいでしたので、それが作用した可能性。
それらの要因から社会の利便性が上がったり、更に仕事があって暮らしやすいので、子供産みやすくて人口が一気に爆発する。
けれど、ソフトフェアはコードを一度書かてしまえば人材は使い捨てだし、ハイテク機器類も一旦作って必要な人に売り尽くしたら、生産者労働者は買い替えまで不要になる。

http://ecodb.net/country/GB/imf_persons.html
これはイギリスの人口推移のデータですが、1０年で1割増えてます。
日本人は１０年で殆ど増えてませんので、この爆破力はすごいです。

これは今の中国も似たようなものがあると思います。
日本の企業は人件費の安さを利用して中国に流入、中国は経済発展を遂げた筈だけど、鬱人口は1億人と言われます。
田舎で自給自足してた人は都会に出稼ぎ、都会に煌めきに洗脳され、子供に夢を託して勉強させ、受験競争が加熱した。
受験戦争に耐え抜いてきたのは人口増加世代なので仕事が無い。

お礼

ありがとうございます。機械化・ＩＴ化などによってあまり人手がいらずに商品を製造、配送（配達）できてしまうということはたしかに大きいと思います。それが失業率増加の主要な原因だと指摘する学者もいますね。
　一方で、人口増加ならば需要も増えるはずで、その上、需要は多様化していると思います。そういった新しい需要に応えられていない状態ということなのでしょうか。もしそうだとするとそこに発展の糸口があるのかもしれませんね。。

回答No.3

cse_ri2

No.2です。一箇所訂正。

【誤】
＞なぜなら、に関わる債権が組み込まれた金融商品を

【正】
なぜなら、サブプライムに関わる債権が組み込まれた金融商品を

回答No.2

cse_ri2

近いところでは、リーマンショックが最大の原因。

リーマンショックはアメリカ発だけど、実はヨーロッパ圏の方がダメージが大きかった。
なぜなら、に関わる債権が組み込まれた金融商品をヨーロッパの金融機関が大量に買い込んでいて、それが2007年のサブプライム住宅ローン危機と、その後の2008年のリーマンショックで一気に不良債権と化したからです。

今のEU圏は、バブルがはじけて金融機関が不良債権を大量に抱え込んだ1990年代の日本を思い起こせば、容易に想像できるかと思います。
要は、不景気なんで人を雇えないということです。

お礼

ありがとうございます。主要ヨーロッパ諸国の実質ＧＤＰ推移を見ると、たしかに２００６年くらいの水準には戻っていませんね。たしかにこれは大きな要因だと思います。

回答No.1

hideka0404

元々アフリカや西アジアからの移民が多いから。

旧宗主国の関係。

お礼

ありがとうございます。たしかに単純労働は移民に奪われてるところがあるかもしれませんね。。。