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介護が必要な高齢者と介護ができる若者の比率。
高齢者に対する介護について質問です。 介護等について勉強を始めたばかりなので間違っていることなど あるかもしれませんが、ご容赦ください。 今、介護スタッフが足りないと言われていると思います。 普通、介護の資格を持っているスタッフを採用するはずの老人ホームなども 不景気の煽りを受けた失業者を無資格でも採用する方針で進めていると 以前テレビで観ました。 そこで質問ですが、スタッフが足りない、その比率について ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。 介護が必要と見られる高齢者:介護活動可能な若者 というかんじの比率を知りたいと思っています。 正確な数字ではなく、おおよそでも結構ですので どなたかわかる方いらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです。
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誤解のないようにお願いしますね。 介護業界は職員不足ですが、法制度で定められた配置基準を下回ってはいません。 前の方が「まやかし」と揶揄されましたが、これが配置基準です。 特養を例に出されたので、申し上げれば 入所者3名に対して1名の職員配置(看護・介護職員)です。 ユニットケア方式でも同数なので、計算が簡単な地域密着型特養を例にあげましょう。 定員29名のユニット型 3名に対して職員が1名だから、10名の職員で運営するのが基準です。 1名は看護職員だから、介護職員は9名 3ユニットなので、各3名ですね。 運営に当たっては24時間常に職員が配置されていなければならないので、早番・遅番・夜勤で3名 時間帯によっては1名でお世話する事になります。 さて、できました。 が、休憩時間も必要だし、休日も必要です。 夜勤の翌日は休まないと無理でしょう 労働基準法を守らないと… で、問題は職員配置基準とは最低基準の事です。 それ以上に配置しなければ運営できませんね 看護職員も毎日の事を考えれば2名は必要でしょう。 パートさんが4時間勤務だったら、2人で8時間の1名分だとか、努力しています。 夜勤は2ユニットに1名でも認められる場合があるので、これも含めて 実態はユニットの場合で 2:1 以下で運営されているんです。 職員が不足とは 3:1 に対して実際は2:1 で行っているから不足しています。 ただ、介護報酬は3:1の基準で算出されているから、ワークシェアリングになっていますね… 施設は、直接介護を行う職員以外にも施設長、相談員や栄養士、食事を作る厨房職員、事務員、送迎の職員や管理宿直の職員まで… 数多くの力で運営されています。
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- chiese11
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介護の現場で仕事をしている者です。 直接の回答にはならないかも知れませんが、参考にはなると思いますので書きます。 まだまだ新米の介護員ですが、つい先日に 怖い事実 と言いますか、 介護業界の施設の資料に平気で記載されている まやかし に気が付きました。 その まやかし は 職員体制 という項目です。 それは数字で 1:?.? で表示されています。 その数字を見て常識的に 職員体制 との項目を見て誰でも思ってしまうのは、 職員1人あたりがお世話する利用者様の数だと思ってしまうでしょう。 実はこれには まやかし があります。 私の勤める施設では 1:2.? と表示されていました。 つまり職員1人で2.?人の利用者様の介護に当たると表示してるのでした。 「えっ、1人で3人以下なの!!! ウソだろう!!」っと思ったのです。 その まやかし は実はこうなっています。 ロングステイの特養は、つまるところ24時間営業なので介護職員は シフトを組んで入れ替わりで24時間体制で勤務するわけなので、 常に全員が勤務している状態ではないワケなのです。 早番 日勤 遅番 準遅番 夜勤 などなど5種類の勤務時間の人と そして 休み の職員が常に存在するワケなのです。 なのでユニットケアの場合は最も多く勤務時間が重なった時間帯でも 1ユニットあたり3人なのです。 そして利用者様は1ユニットで普通は12人前後いるのです。 12人を3人で割ると4人です。つまり 1対4 なのです。 しかし 職員体制 の表示では 1:2.? っとなっています。 ここまで来れば言わなくても解ると思いますが、 職員体制 は 利用者様の人数 割る 職員総数 になっているんです。 つまりある1点の時間に着目した場合には実際にはシフトで 休み に なっている職員の人数やまだ出勤していない職員の人数も含めた総数で 利用者様の人数を割った数字だったのです。 特に夜勤の時間帯など実際は 1対10以上 なんて普通です。 同時多発テロ ならぬ 同時多発ナースコール でもってテンテコ舞い って場面も当たり前だったりする施設も普通にあるでしょう。 「職員体制」の 1:?.? は実際とは大きく違う まやかし です。 これから 利用者様 になる方も 介護職員 になる人も施設のその数字に騙されないで下さい。
お礼
ご返答ありがとうございます。 WEBでも検索した結果1:2.5(介護人:利用者)という数字が出ていましたが、そんなはずはないんじゃないかと思っていました。やはりそうなのですね。 その数字がもし正しければ、社会の介護体制は今より少しでも良くなっているはずだと思います。私は介護の仕事に就いたことのない身なので知ったようなことは言えないのですが...。 参考になる情報をありがとうございます。 大変なお仕事かと思いますが、ご自身のお体への気遣いも忘れず、がんばってください。
お礼
ご返答ありがとうございます。 とてもわかりやすくご説明いただいて、理解できました。 なんというか、介護という24時間体制と人に対するお仕事であるため 一般企業(物や情報など感情を持たないものを対象にする企業)の 考え方では筋が通らなくなる世界なのだと感じます。 もちろん、一般企業でも経費削減のための人員削減による 一人当たりの仕事量の増加はありがちな話ではありますが。。。 私は情報を扱う仕事が主なので、人という感情と尊い命を相手に 仕事をしたことがないため、非常に大変な仕事だという印象です。 でも、もちろんそのお仕事の中で得る学びや感情は、モノ相手より どんなに素晴らしいものなのだろうと想像します。 今まで、ボランティアしたいと思っていたもののなかなか行動に 移せずいましたが、今後積極的に活動に参加したいと思います。 きっかけともなるご回答をいただき、ありがとうございました。