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徴兵制は女子にも適用されるでしょうか?
- 徴兵制が導入された場合、女性にも適用される可能性がありますか?
- 男女同権が進んだ現代社会では、徴兵制の適用対象は女性にも及ぶべきですか?
- 徴兵制導入後、男女同権の議論はどのような方向に進むでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
これは、かつて徴兵制が施行されていた米国で議論された問題です。 男女平等だあ? なら女性にも戦争に行って もらおうか。 兵役の義務がない女性が、軍隊の頂点に位置する大統領に なるのは問題だ。 男女平等とか個人の尊厳などというのは、イデオロギーに 過ぎません。 イデオロギーや思想というものは、国家をうまく運営し、人間を豊かに する道具です。 そのようなモノに拘泥して、当初の目的を忘れるのは 愚かというものです。 国家がうまく運営でき、人間を豊かにできれば何でも よいのです。 参考) 民主制とか男女平等というイデオロギーがどうして 出現して来たのか。 かつて国家は王侯貴族だけのものでした。 だから戦争をやるのも彼らの間でやっていました。 それが民主制を敷くようになると、国家の力を 総動員できるようになりました。 この国民国家樹立に最初に成功したのが西欧です。 だから彼らは強く、アジア、アフリカを侵略できた のです。 アジアで最初に成功したのが日本です。 中韓などは大きく遅れを取りました。 この有様を観た世界はこぞって民主制を採るように なったのです。 個人の尊厳などという理屈は後付けです。 男が戦争に行き、人手不足なった工場が女性を 雇い始めたのが男女平等思想のきっかけです。 女性が社会進出を始めたので、彼女らの発言権 が強くなったのです。 質問者さんは、まず最初に崇高な思想があって それが蔓延して個人の尊厳やら男女平等が実現 されるようになったのだ、と勘違いしていませんか。 だから男女平等など適当に解釈しておけばよいのです。 こっちでは男は有利だが、こっちでは女性が有利だ。 全体としてバランスが採れているから、これは平等である。 あるいは、通説判例のように、合理的理由がある差異は 許される差別である。 体力の劣る女性を徴兵しないのは、合理的理由がある から、これは許される差別である。 憲法9条をみてもわかるでしょう。 理由などどうにでもなるのです。
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- Microstar
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No.8回答者です。 回答の仕方が悪かったようなので、男女同権の面から考えてみます。 実際はあり得ないですが、仮に徴兵制を敷いたとします。 おそらく男性は前線中心で、女性は後方支援としてやるのでは?と思います。 男女同権を気にする米軍の場合は、女性を前線にやる場合は志願制になるのではないでしょうか? その場合は本人に戦場で下手すればどうなるかは身の安全を保証できないことになります。 もし本土まで攻められてどうにもならない状況になった場合は、おそらく大きな被害を出す前に国が降伏すると思いますね。
お礼
再度のご回答ありがとうございます. 皆様の意見を総合すると, 「現代では徴兵制はありえないが」もし実現したとすると 「男女はともに徴兵され,男性は前線中心で、女性は後方支援となる」というのが一般的な見解のようですね.
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
>男女同権が常識となってきた現代,仮に徴兵制が導入されたとしたら,その適用対象は女性にも及ぶのではないでしょうか? 戦前の日本だと、憲法上では全ての国民(臣民)に対して兵役の義務が有ると規定されています。 ただし、実際に徴兵する為の手順を定めた兵役法では、女性は対象に含めていない為(対象外になる基準は他にも幾つかあるが)に、一般的には女子には兵役が課せられていなかったとされます。 ですが、沖縄では大田實・海軍少将による有名な「沖縄県民斯く戦えり」に示される様に、女性が戦闘参加(挺身斬り込みまで…。)していますし、このような実態を踏まえて義勇兵役法が制定され、17~40歳の女性を必要に応じて国民義勇戦闘隊に編入する事を決めています。 (国民義勇戦闘隊は、ソ連の侵攻に伴い樺太などで実際に戦闘へ投入されている。) まあ、本土決戦などという差し迫った状況であれば、女性は例外何て言ってられないのですね。 (同じ島国のイギリスも第二次大戦中にドイツが上陸してくるかもという状況で女性を徴兵の対象に含めました。←現国王のエリザベス2世陛下も従軍しました。) あと、専守防衛に縛られているため必ず本土で戦闘になる我が日本では、戦争発生=本土で民間人を巻き込んで戦闘になりますから、上記の様な事態も無いとは言えないかと…。 (まともな国なら、自国民の犠牲が出ない様に、可能な限り国外で戦闘する様につとめる。) なお、現在世界の先進国では男女平等の名の下に女性兵士も戦場に送る事が出来るように成って来ております。 (フランス・アメリカ・ドイツ・カナダ・オーストラリア等) 徴兵制をやるなら女性は除外する何て根拠は感情面以外には余りありません。 まあ、徴兵制自体は殆どの国で廃止の方向へ向かっているのですが、これは平時から金かけてまでやる必要が無いてだけで、本土戦のような局面でなら無訓練でも果たせる重要な仕事などいくらでも有ります。
お礼
これまでもこれからも、女子には適用される、というご指摘ですね。 よく納得できました。 ご回答ありがとうございます。 私はもっと歴史を知らねばならぬと痛感しました。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
質問者さんの認識が個人的に面白かったので、ちょっとシミュレーションしてみます。 >そうなると,男女平等と言う価値は,国民の生命や尊厳という価値の下に位置することになります というご意見の元、徴兵制が施行された近未来の日本で、大陸の某国(あくまで某国ですよ。中○とか思うかもしれませんが、とりあえず仮想の国です)に出兵しました。 最前線の歩兵部隊に男女混成のある歩兵部隊が派遣され、その某国の部隊と交戦したとします。 勝てば、まああまり問題にはならないのですが、負けて散り散りバラバラになったとしましょう。 平均して基礎体力が多い男性兵士は、何とか逃亡に成功しました。 もちろん、運悪く失敗し、死亡した兵士も少なからずいます。 しかし、残念ながら平均して体力が劣る女性兵士が逃亡に失敗し、敵に捕まったとしましょう。 さて、この女性兵士の運命はどうなるか。 某国の軍隊の質がよく、ハーグ陸戦条約をきちんと守ってくれれば、大きな問題にはなりません。 戦争が終結するまで、捕虜収容所で男女を問わず、監禁生活を送るだけです。 しかし、あまり質のよい兵士でない場合は、どうなるか。 はい。レイ○されます。運が悪ければ、レイ○されたあと、ズドンと銃殺されて終わりです。 昔であれば、こういった悲劇は戦争の裏話としてこっそり語られるだけですが、今はITの時代です。 物好きがレイ○の場面を最初から最後まで録画して、Y○uTubeとかにアップしたらどうなるでしょう。 当然、その動画を見た人が騒ぎ出し、日本国中が大騒ぎとなるでしょう。 女性の人権団体が「女性の人権を守れ!」と街頭デモを行い(シミュレーションの都合で、戦争反対のデモは除外します)、その圧力に政府が抗し切れなかった場合、多くの女性兵士が前線から下げられて、レイ○の危険が少ない後方勤務になると思われます。 よって、遅かれ早かれ、「男性が前線で、女性が後方」という形で、落ち着くのではないでしょうか。
お礼
なるほど、シミュレーションというのは面白い回答をいただきました。 普通女性団体というと男女平等を謳うのが常だと思いますが、cse_ri2さんの認識では戦時下では男女の不平等を謳う存在に成りうる、ということでしょうか。 男女は平等であるべきという理想と、男女間では苦しみの質が異なるという現実。これをどう折り合いをつけていくかというのは、戦時下のみならず普遍的なテーマですよね。 考えさせられます。ありがとうございました。
- 23tomo-u
- ベストアンサー率27% (433/1565)
勝つためには女子に比べ俊敏性が高く、力も強い男が 戦地に出されるのではないでしょうか、男女平等とか綺麗事はいってられません。 男もキ○ガイみたいのだと前線に出すのは怖いですね、 ただ健康な男子も1000万人くらい(もっと?)はいるので、そこはご安心を。 あと後方部隊では女性兵士も活躍するでしょう、 無線や通信傍受が女性がダメということもないでしょう。 なので男女とも徴兵制になれば「女なんかに戦争できるわけないだろう」 という声が大多数上がり、政府も批判の的になりますが、 そういう部分で説得していくしかないですね。
お礼
ご回答ありがとうございます. 確かに,「男女共に徴兵し,適材適所ということで男性は前方に,女性は後方に」というのが現実的な落とし所でしょうか. しかしそれではさらされる生命の脅威に男女間で大きな溝が生まれてしまいます. 戦後,「俺達は戦争中に命を張ったのに,戦争が終わったら男女平等なんて,納得出来ない」と,男女平等の価値への信頼は地に落ちてしまうと思います. 第二次世界大戦での様々な所業は,「あの時代は間違っていた」で済まされることが多いと思います.しかしここまで発展した現代で,戦争が起き,いくらかの価値を切り捨てなければならなくなったとき,どの価値を捨てるべきか,戦後どのように価値を復興するかを冷静にシステム化することは重要なテーマなのではないでしょうか.
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
憲法が改正されても、徴兵は別問題…… というのは、あまりにも無責任な考え方です。 国防軍にしても「軍」を持つならば、 兵士をどこから調達するのかは、重大問題。 今の、自衛隊ならば、憲法上、徴兵は許されない。 しかし、国防軍となれば、国を守るのは国民の義務だから、 徴兵となる可能性はある。 では、現実に、女性を徴兵する国はあるのか? 有名なのは、イスラエルです。 男女とも徴兵があります。 ただし、女性は、男性よりも期間がちょっと短い。 徴兵すれば、質が下がる……なんていうのは、 イスラエルを見れば、嘘だと分かる。 あの国は、建国以来、負け知らずと言って良い。 ならば、女性を徴兵すれば、強い軍ができるという 論理も成り立ってしまう。 なので、徴兵で軍の強弱を見るのは、無意味。 また、軍を作るとなると、軍法も問題になる。 兵が敵前逃亡しては困るし、命令に逆らっても困るから、 軍には軍の特別な法律が必要…… という論理は、一定の説得力がある。 でも、軍法には、別の意味もある。 有名なのが、「戒厳令」。 つまり、非常時には、普通の法律に優先させるという項目。 つまり、非常時には、兵士ではない一般国民も 軍法に従わなければならないと言うことになる。 では、戒厳令のない軍法にすればよい……という話になるが、 日本の場合、戦場は、日本以外にはない。 何しろ、自衛隊を国防軍にしても、専守防衛なのだから、 戦うのは、国内でなければならない。 となれば、戒厳令がないのは、非常に不都合なのだ。 軍がこの土地を前線基地にするから、土地を明け渡せ、 と言っても、土地の所有者が、この土地は俺の物だからどかない…… というのでは、効率的な戦争はできない。 裁判で、裁判所の判断を仰ぐなんて、やってられないのだ。 なので、戒厳令は必須なのだ。 そして、上記のように、国民の権利を制限するには、 憲法に優先させるしか方法はない。 つまり、戒厳令は、憲法の一時停止を意味する。 となると、徴兵だろうが、何だろうが、軍隊のやりたい放題 ということになる。 確かに、非常時に備えた軍法や戒厳令がないのは、 あまりにも平和ボケしている、という論理は、一定の正当性がある しかし、その論議を抜きにして、 憲法改正や国防軍を論じるのは、誤魔化しであると言われても 仕方がないだろう。
お礼
いろいろと思索をいただきありがとうございます.新鮮な情報ばかりです.
- Microstar
- ベストアンサー率21% (289/1367)
今使われている武器、戦術は高度化されるようになってきている関係で、一般人は扱うのは無理です。 徴兵制を敷いて、無理やりやらせることなると扱えるかというと、はっきり言ってNOですし、武器をよく知っている自衛隊が使い物にならないと志願制でよいと反対するはずです。 よって、徴兵制はできないと思った方がよさそうです。 女性まで徴兵制を敷いているのは、イスラエルくらいで、後は志願制になっている国が多いです。 女性が前線まで行って戦争する国は、志願制を取っている米国しか知りません。
お礼
ご回答ありがとうございます. 現代における徴兵制の非現実性についてはよくわかりました.今回の質問が前提から的はずれであったということは大変申し訳なく思います. > 男女同権などと言って、負けたらシャレにもなりません。 しかしここは大事なポイントです.男女平等はそうでないかもしれませんが,国家にとって「例え戦争に負けてでも守らなくてはならない価値」もきっとあると思います.例えば国民の生命とか,尊厳とかです. そうなると,男女平等と言う価値は,国民の生命や尊厳という価値の下に位置することになります. 個人的な見解ですが,社会全体で「価値の序列」を共有することは大変重要です.今回の質問は,母の言葉を機に,男女平等という価値の位置づけ知りたいと思ったことに端を発しています.
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
皆さんがおっしゃられているように、日本ではもう徴兵は行われません。理由は徴兵された素人兵士では、今現在使われている最新武器、装備を運用できないこと(つまり使い物にならないこと)、日本ではもはや国家総動員態勢の戦争は行われないことです。これは世界中の先進国が同じです。先進国間では国家総動員態勢の全面戦争はもはや起こりません。アメリカも徴兵による戦争はベトナム戦争が最後でした。韓国はいまだに兵役義務があるようですが、北と合わせて後進国だからです。 それはともかくとして、あなたがおっしゃる男女同権と軍隊は関係ありません。軍隊の兵士は体力と力強さが勝負です。平均的な女性が平均的男性兵士と格闘して勝てるわけがありません。勝てる方が優先されるのは当たり前のことです。男女同権などと言って、負けたらシャレにもなりません。男女同権は、男女の能力に差がない世界の話です。軍隊はまったく違います。
お礼
ご回答ありがとうございます. 現代における徴兵制の非現実性についてはよくわかりました.今回の質問が前提から的はずれであったということは大変申し訳なく思います. > 男女同権などと言って、負けたらシャレにもなりません。 しかしここは大事なポイントです.男女平等はそうでないかもしれませんが,国家にとって「例え戦争に負けてでも守らなくてはならない価値」もきっとあると思います.例えば国民の生命とか,尊厳とかです. そうなると,男女平等と言う価値は,国民の生命や尊厳という価値の下に位置することになります. 個人的な見解ですが,社会全体で「価値の序列」を共有することは大変重要です.今回の質問は,母の言葉を機に,男女平等という価値の位置づけ知りたいと思ったことに端を発しています.
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
まず徴兵制というのは現代の日本では軍事力が低下する物とお考えください。 高度な機械化部隊や高度な長期の訓練が必要な現代戦においては 徴兵した民兵は戦争でまず使い物になりません。 戦争は能力がすべてです イラク戦争で米国の戦車1台を破壊するのにイラク軍が戦車250台破壊されました。 所詮、民間から徴用した即席兵 一個大隊なぞ、武装ヘリ1機で全滅できます。 徴兵制を採用する国家は基本、高度な武器を買えないので民間兵を雇うのです。 しかし日本の場合は防衛費の7割が人件費という、非常に人件費が高い国家です。 例えばアニメで例えるなら ジオン公国がモビルスーツのザク機 で攻めてきた。 それに対抗の為 ガンダムを用意するか(現在の日本の方法) ガンダム生産するのを辞めザクに対し 歩兵50名で対抗するか(徴兵制) の違いです。 そんな軍事上、戦略や戦術を完全に無視して 敢えて日本が弱体化する徴兵制を導入する場合は以下の2通り 1.あくまで戦争の為では無く、ニートなど生活不適合者を対象に精神を鍛え直す為の徴兵 (維新の石原がこの考え方です) この場合は訓練ですので実際に戦闘にはなりませんので除外 2.もう一つが、日本の兵器はすべて破壊され他に武器がない。 (本来なら日本をこのような壊滅できる能力は米国以外にありませんけど、米国はそんな事はしません) 無理に可能性を考えるならゴジラが日本上陸とか、宇宙人が攻めてきたくらいしかありません。 そうなると女性も戦う羽目になるでしょう。しかし通常の近代兵器が役に立たないのですから徴兵制にいこうがいくまいと、しょせんは遅かれ早かれ死ぬだけです
お礼
徴兵制の非現実性については大変良く分かりました.面白い例えも交えていただき,ありがとうございます. > しょせんは遅かれ早かれ死ぬだけです ただ私はこの点は非常に重視します. 遅く死ぬ(社会に強制されず死ぬ)か早く死ぬ(社会に強制されて死ぬ)かは,人間の自由に関わる大きな違いではないでしょうか.
- manbowglass
- ベストアンサー率10% (75/723)
同権とは、権利が同じという意味 徴兵は権利ではなく、義務なので、同権云々とは関係性がない
補足
言葉が正確ではありませんでした.申し訳ありません. 男女同権→男女平等と読み替えてください. ただ関係性がないとは思いません. 男女が同じ権利を有することと,同じ義務を有することはかなり近い気分があると思います. 「徴兵の義務を負わない」と「徴兵から免れる権利を有する」はほぼ同一視していいのではないでしょうか?
- manbowglass
- ベストアンサー率10% (75/723)
男子も女子も徴兵なんてされません 何故なら、徴兵されてきた連中なんて、専門知識やモチベーションも低くて使い物にならないからです 近代の戦争は、近代兵器を使いこなさなければ戦力になりません それには、相応の専門的訓練を高い士気で行うことが必須です 自衛隊への志願者数は十分にあり、試験でふるいにかけて精鋭だけを集めています 徴兵にも、多少なりの給料は払わなければなりませんし、衣食住に、訓練のコストもかかるので、志願してきた入隊者よりも費用対効果が低いです 徴兵するよりも、十分にいる志願兵を雇って訓練する方が格段に戦力になるので、徴兵なんて無駄金は使いません
お礼
ご回答ありがとうございます. > 男子も女子も徴兵なんてされません 現実的に考えれば,それは当然そうでしょうね. ただ,私が知りたいのは,これまで大事に日本全体で共有されてきた価値(例えば男女同権)というものが,戦争という異常事態によって捨て去られてしまうことはあるのか,というところです. その答えいかんで,その価値を我々が信ずるに値するかが大きく左右されると思うのです.
お礼
>質問者さんは、まず最初に崇高な思想があって それが蔓延して個人の尊厳やら男女平等が実現 されるようになったのだ、と勘違いしていませんか。 これが結構ぐさっときて,大変考えさせられました. ご回答ありがとうございました.
補足
> 国家がうまく運営でき、人間を豊かにできれば何でも よいのです。 為政者の立場からの観察ですね.為政者としては,「男女平等というのは国家運営の単なる道具で,そこに本当の価値はない.」というのは,現実的でドライで,説得力がある見方です. しかし現在の日本は民主主義で国家を運営している体であり,市民が「そのイデオロギーには価値がある」と思えば価値は実在することになるのだと思います.たとえ民主制自身がイデオロギーに過ぎないとしても,です. 自由や平等といったものが,例えそれが最初は為政者の国家運営の道具として導入されたものであったとしても,それを中心に作り上げた世の中を生きている私達市民は,そこに本当の価値を見出すようになると思うのです.少なくとも私自身はそうです.そしてときには,当初の為政者の目的である「国家運営」という価値とも天秤にかけられることもあるのではないでしょうか. 「自由や平等をないがしろにしてまで国家運営が必要か」と.