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高野山についての質問

1 高野山にはお寺が沢山あると思いますが、全部、密教系のお寺なんでしょうか。 2 普通お寺は、お墓で収入を得てますが、高野山のように一般人が少ないような山の上に   お寺が密集していたら墓の需要も少なく、墓を収入源にできるとは思えないのですが   どうやってお寺の経営を成り立たせているのでしょうか。

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回答No.1

1 「高野山」という山自体が、「高野山金剛峰寺」の境内になります。 その中にあるお寺はすべて、「金剛峰寺」の「塔頭寺院」ですから、境内地にあるお寺はすべて「高野山真言宗」という密教系の寺院です。 ただ、その「高野山」の定義というか、境内の敷地が実際の「山」のどこからどこまでになるのか、登記上のことは分かりませんので、もしかすると高野山の裾野の裾野にあるお寺は高野山真言宗と関係ないかもしれません。 http://www.koyasan.or.jp/kongobuji/about/isan_keidai.html 2 高野山はそれ自体が信仰の対象であり、高野山には弘法大師が今も「生きて」そこにいらっしゃるのですから、参拝客がたくさん訪れます。 拝観料、賽銭などの収入もあり、さらに信仰の厚い人から寄付金なども入るでしょう。 高野山に行かれると分かりますが、高野山の中にはたくさんのお墓があります。 一般の方のお墓があるのかどうか分かりませんが、とにかく有名人のお墓、企業のお墓などがたくさんあり、その供養料が入っているはずです。 また金剛峰寺は高野山真言宗の本山なので、全国各地に散らばる末寺から、上納金(というと言葉が悪いのですが、他にいい言葉が見つからなくて…)を収められています。 そのようなお金も運用資金になっています。 あとは、高野山の中にある塔頭寺院の中には、宿坊を経営している所もたくさんあります。 金剛峰寺のホームページを見ましたら、一般からの納骨も受け付けているようです。 こういうものの収入もあるでしょう。 http://www.koyasan.or.jp/shingonshu/yokuaru/index.html#noukotu 信者さんの多い宗派であり、さらに弘法大師の魅力に惹かれる人も多いのですから、お金には全く困っていないと思いますよ。 (少し前に、なにやら土地を巡って争いごとがあったみたいで新聞記事になっていましたが……)

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質問者

お礼

1、念仏系や禅系のお寺も混在しているのでは、と想像していたので予想外でした。 詳しい回答ありがとうございました。

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