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陰陽道、藤原彰子の読み方ですが・・・

下のリンク先で、読み方について説明されております。 http://okwave.jp/qa/q5336349.html 私のような昔の人間は、学校時代「おんみょうどう」と習ったのですが、今、辞書をみると「いんようどう」の読みも書かれています。 「いんようどう」は「おんみょうどう」の後から普及して来た読み方でしょうか? で、現在はどちらの読み方を使う人が多いのでしょうか? 藤原彰子についても、「あきこ」と「しょうし」どちらの読み方が優勢なのか? よろしくお願い致します。

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回答No.2

「おんみょう」と読むのは「おんよう」と発音しにくいから、「ん」と「よ」が連声して「おんみょう」となったのでしょう。 『広辞苑』 ↓ れん‐じょう【連声】‥ジヤウ 〔言〕前の音節の末尾の子音が、後の音節の頭母音(または半母音+母音)と合して、別個の音節を形成すること。アンオン(安穏)をアンノン、オンヨウジ(陰陽師)をオンミョウジ、セツイン(雪隠)をセッチンという類。 じゃあ何故「いんよう」を「いんみょう」と読まないか……については分かりませんが(^_^;)、「いんみょう」と読む仏教用語(因明)があるからかも……(まったくの当てずっぽうです)。 一応、『広辞苑』では、「いんよう」と「おんよう」では意味が違う旨が載っていました。 おん‐よう【陰陽】‥ヤウ (漢音はインヨウであるが、日本の陰陽道の意味ではオンヨウまたはオンミョウとよむ) とはいえ、「陰陽道」を「いんようどう」と読むこともあるようで、厳密に中国のもの、日本のものという区別で「おんよう」「いんよう」を読み分けているのかどうか、門外漢なので分かりません。 いずれにせよ、“読み癖”の問題ですから、どちらが正しい、間違いということはないと思います。 先の回答にもあるように、ある意味、学問の世界の言葉ですから、師匠の読んだとおりに……という場合が多いのではないかと思います。 藤原彰子の読み方については、「しょうし」は“有職読み”で、こちらで読む方が敬意を持って読んでいることになります。 はてなキーワードより ↓ 有職読み ゆうそくよみ (一般) 敬うべき古人の実名(諱)の漢字を音読みにして敬意をあらわすこと。有職の道や歌道などの世界で主に用いられていたからこのように呼ばれている。東アジア共通の風習として、人の実名を直接口にすることを忌む風習があり、これがさらに鄭重な慣習となって、特に敬意を表すべき古人に対して、その名を本来の読み方である訓読みから離れて、音読みすることが行われた。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%AD%BF%A6%C6%C9%A4%DF また、「あきこ」の読みは確定的ではないという説もあるようです。 参考URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E8%81%B7%E8%AA%AD%E3%81%BF このサイトを見る限り、国史学の方は圧倒的に「しょうし」と読む場合が多いでしょうね。

0123gokudo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >おん‐よう【陰陽】‥ヤウ (漢音はインヨウであるが、日本の陰陽道の意味ではオンヨウまたはオンミョウとよむ) とすると、平安時代の陰陽道について書かれた本を今、題材にしているのですが、厳密には「おんみょう」と読んだ方がいいのでしょうね。 「彰子」に関しては「あきこ」の音が昔から耳の底に残っているのですが、「しょうし」の方が良いようですね。

その他の回答 (1)

  • chomicat
  • ベストアンサー率55% (586/1047)
回答No.1

陰陽道は「おんみょうどう」とも「おんようどう」とも「いんようどう」とも読みます。 これは昔から人によって色々に読まれてきていますからどれが正しいと言う事はありません。 時代によって、或いは学者や教育に携わる人たちが昔教えられたとおり話している事が多いのですから人それぞれでしょうね。 昭和20年代の高校時代、今でも覚えているのはとある国語(現代文、古典、和歌、漢文など4人の先生の別々の授業)の授業で「石女」(うまづめ)や「陰陽」などが話題になって生徒、先生ともこれに関して侃侃諤諤、騒がしくなった事があります。 当時例えば近藤勇は今のように「こんどういさみ」や坂本竜馬を「さかもとりょうま」とは云わず、「こんどういさむ」「さかもとりゅうま」と普通に言っていましたよね。 同じように私は「いんようどう」か「おんようどう」との言い方のほうが古いと思いますが如何でしょうか? 無論良い、悪い、正論、邪論と云う意味合いはありません。 藤原彰子は普通に「ふじわらのしょうし」と云っていたと思いますよ。でもあきこでも良いとは国語の先生は言っていましたが今時の女性と間違えるからしょうしの方が良いとも。 ただ藤原と彰子のあいだに読み方としては「の」を必ず入れていました。 念のため昭和30年の広辞苑、ぼろぼろの戦前の(昭和9年)の広辞林を開いてみましたがやはりふじわら-の-**となっています。 但し広辞苑には藤原の項目には彰子の事は載っていません。 確か一昔前は陰陽道なんて専門家でもなければ市井では話題にもならなかったと思います。 誰かが掘り起こした安倍晴明にまつわって陰陽道がブームになった頃から喧しく大袈裟に。 結果、藤原彰子も表に出てきたのだろうと考えます。 少し話がずれましたが、昔はふつうに「ふじわらのしょうし」と云ってました。先生によっては「あきこ」と読むと馬鹿もんと云われたような気もします。 失礼しました。

0123gokudo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私の高校時代は昭和30年代ですが、確か日本史の先生が「あきこ」と読んでいたような記憶があります。 地域差はないのでしょうね。それは大阪の学校での話ですが、今、北海道の60才前後の私の周りの人たちは「いんようどう」「しょうし」と読んでいます。 一旦染み付いた読み方は、なかなか変えられませんね^^;

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