陰陽道は「おんみょうどう」とも「おんようどう」とも「いんようどう」とも読みます。
これは昔から人によって色々に読まれてきていますからどれが正しいと言う事はありません。
時代によって、或いは学者や教育に携わる人たちが昔教えられたとおり話している事が多いのですから人それぞれでしょうね。
昭和20年代の高校時代、今でも覚えているのはとある国語(現代文、古典、和歌、漢文など4人の先生の別々の授業)の授業で「石女」(うまづめ)や「陰陽」などが話題になって生徒、先生ともこれに関して侃侃諤諤、騒がしくなった事があります。
当時例えば近藤勇は今のように「こんどういさみ」や坂本竜馬を「さかもとりょうま」とは云わず、「こんどういさむ」「さかもとりゅうま」と普通に言っていましたよね。
同じように私は「いんようどう」か「おんようどう」との言い方のほうが古いと思いますが如何でしょうか?
無論良い、悪い、正論、邪論と云う意味合いはありません。
藤原彰子は普通に「ふじわらのしょうし」と云っていたと思いますよ。でもあきこでも良いとは国語の先生は言っていましたが今時の女性と間違えるからしょうしの方が良いとも。
ただ藤原と彰子のあいだに読み方としては「の」を必ず入れていました。
念のため昭和30年の広辞苑、ぼろぼろの戦前の(昭和9年)の広辞林を開いてみましたがやはりふじわら-の-**となっています。
但し広辞苑には藤原の項目には彰子の事は載っていません。
確か一昔前は陰陽道なんて専門家でもなければ市井では話題にもならなかったと思います。
誰かが掘り起こした安倍晴明にまつわって陰陽道がブームになった頃から喧しく大袈裟に。
結果、藤原彰子も表に出てきたのだろうと考えます。
少し話がずれましたが、昔はふつうに「ふじわらのしょうし」と云ってました。先生によっては「あきこ」と読むと馬鹿もんと云われたような気もします。
失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 >おん‐よう【陰陽】‥ヤウ (漢音はインヨウであるが、日本の陰陽道の意味ではオンヨウまたはオンミョウとよむ) とすると、平安時代の陰陽道について書かれた本を今、題材にしているのですが、厳密には「おんみょう」と読んだ方がいいのでしょうね。 「彰子」に関しては「あきこ」の音が昔から耳の底に残っているのですが、「しょうし」の方が良いようですね。