仮に、原爆の使用でアメリカ大統領が、罪に問われるとしてもA級ではありません。
戦争とは、TVや低レベルの小説しか読まない人がよく考えそうな、「勝てば官軍」というものではありません。
東京裁判のA,B,C級について、無知な人は罪の重さだと思っているようですが、これらは罪の種類です。
そして、A級とは「平和に対する罪」(戦争の共同謀議)であって、民間人の大量虐殺は通常の戦争犯罪(B、C級)です。
A級自体は、事後法の上に冤罪で全く不当な罪状でしたが。
他のB,C級もほとんどが冤罪です。
日本ほど国際法を守った国はありません。
そもそも、当時も今も、戦争とは国家の行為であり、主権国家に認められた交戦権の行使に過ぎません。
なので、戦争指導者であっても、戦争自体(戦争中の犯罪ではなく)について個人が責任を問われることはありません。
また、権利である以上、戦争そのものは犯罪ではなく責任は発生しません。(動画参照)
WW2以前の戦争では、通常の戦争犯罪については、どちらの国の人間でも戦後の国際法廷で等しく裁かれています。
WW2はそれが行われず、日本とドイツが一方的に裁かれましたが、これは異常な事態であっただけで、それが普通なのではありません。
回答:以下の2点だと思います。
1:原爆の効果を、実際の都市や人間で確かめ、データをとる事。
2:他国に使用可能な核保有国であることを示し、戦後の世界での地位を得る事。
1についてですが、
原爆については、↓のような経緯で投下されており、故意に民間人の被害を増やす意図で進められています。
1:広島が選ばれた理由は、周囲を山に囲まれた直径3マイル以上の市街地を持つ都市であり空襲を受けていない為に原爆の威力を確認し易かったからです。
その為に、アメリカは広島への空襲を禁止し、建築物を保存し人口を集中させました。
2:警告無しの使用の決定
トルーマン大統領が設置した暫定委員会が、原爆の使用は「労働者の住宅に囲まれた軍需工場に、事前の警告無し」で行われるべきだと決められました。
(開発に携わった一部の科学者は、無警告の原爆投下に反対しています。)
長崎については、小倉に落す予定でしたが、爆撃機が道に迷って長崎に落しました。
しかも、投下地点の真上には、日本で最初に建設されたキリスト教の教会がありました。