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精神障害者の雇用義務化について
- 現場で働く人々の実際の意見とは?
- 精神障害者の雇用に関する幅広い意見を聞く
- 障害者の雇用義務化によって受け入れ先はあるのか
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質問者が選んだベストアンサー
障害者の雇用は義務化かされていますが、病気の人については法的に雇用率が義務化されていません。 まず障害者は」3種類に分類できます。身体障害者、知的障害者、精神障害者ですが、このうち精神障害者は果たして障害者と言えるのかどうか、議論のあるところです。 障害というのは、今後ある程度の期間にわたって回復が困難な心身の状態です。精神の病が障害なのか、疾病であるため治療して社会に復帰するものなのか、精神障害者福祉法が制定される際に問題となりましたが、法律は制定されました。 少なくとも、うつ病は障害ではないでしょう。多くの人がかかり、服薬をして軽快し、職場復帰しています。無理をしないで仕事に適応していくよう、職場で配慮すべきです。 身体障害者と知的障害者は一般的に障害者手帳を所持していますが、後天的な事故等で身体障害になった人を別にして、一般的な職場で受け入れて仕事をしていくのは、指導員の配置、家庭との連絡等、さまざまな手立てが必要でしょう。ある程度訓練すれば、任せておいても問題ない水準までになることが困難な人がいます。 日本では単純な作業などが少なくなってきていますので、障害者向けの仕事を作り出す必要があります。多くの大企業では仕事を作り出しているのではないでしょうか。
その他の回答 (6)
幾ら行政が奨励しても企業は民間の采配でなりたっている 業態なので、全ての業界、業種、企業が受け入れる体制が 整うわけではありません。 一番には能力の安定供給の可否ですかね。 昨今、精神障害的人格の人間(学歴が高くても偏った思考、 言動を持った人間)が多く、人事では見抜けず 苦労している企業が増加しています。 その傍らで、確実に実績(生産性)が上がるのであれば 採用を考えないわけでもないと思います。
お礼
返答ありがとうございます。やはり、採用の采配は受け入れる企業に任せるしかないのが現状ですね。「精神障害的人格」ですか、そんな人が居るとは恥ずかしながら初めて知りました。しかし、能力の安定供給が見込めれば、まだ受け入れてくれる所があると分かり安心しました。知人も「そうなのか」と少し安心していました。
- 貧乏 じじい(@bimbohjijii)
- ベストアンサー率63% (679/1063)
うつ病経験者です。 他の方も言われている通り、うつ病患者は障害者ではなくあくまで患者です。闘病中の経験で言うと、病状にもよりますが、体を起こして座っていることもつらいことがありました。そんな患者の雇用義務を一律に企業に負わせると、企業存亡の問題も出てくると思います。 もともと精神病患者は、医療費の面で優遇される制度があります。自立支援制度というもので、かいつまんで言うと、健保での治療費は自己負担が3割であるのに対し、自立支援を適用すると1割になります。正直言ってこれは本当に助かりました。 医療を受けるにもお金がないとか生活のできない方には生活保護の制度があり、これが適用されれば医療費が無料になることは周知のことかと思います。 この様に、すでに患者を救済する制度はあるので、これを更に企業に押し付けて行っても、必ずしも良い結果にはならないでしょう。病気による休職期間を延長させるとか傷病手当金をもっと充実させるなどというのはあっても構わないと思いますが、まずは今ある制度の活用を促進すれば良いのではないでしょうか。 私の場合は、自立支援、休職、傷病手当金の制度を利用し、一昨年末に寛解しております。そして今はパートとして働いておりますが、この病歴を自分で理解し、ぶり返さないような仕事を選びました。今では闘病中には考えられなかったような、明るく楽しい毎日を過ごしております。
お礼
返答ありがとうございます。経験者の御意見、非常に助かります。知人走って居たようですが、私は恥ずかしながら、この意見を読んで初めて色々な制度があると知りました。医療費が通常より安くなるのは、たしかに長期的な治療を考えると助かりますね。
- chicchaiossan
- ベストアンサー率9% (11/120)
うつ病と診断され、職を失うほどの状態まで陥った場合は、 残念ながらかなり難しいのではないかと思います。 人の心をガラスのグラスに見立てると、うつ病はグラスが割れてしまった状態。 割れ方によって修復の難易度が大きく変動します。 そして、修復しても以前と同様の強度を保つのは無理なのではないかと私は思っています。 うつ病は傷害ではなく病気ですが、就職についてはハードルは決して低くはないでしょう。
お礼
返答ありがとうございます。グラスの例え、とても分かりやすかったです。そして、今は新卒も就職が難しいと言われる時代なので、就職のハードルは低くないとの言葉は知人と共に肝に銘じでおきます。
- tac48
- ベストアンサー率36% (339/932)
苦労しっぱなしのオヤジです。 いくつも勘違いされています。知り合いのことで悩む方でもこれだけ 勘違いがあるので、もっと堂々と報道等で議論されるべきと、また ひとつ悩みが増えました・・・苦笑。 規模別に企業には障害者を雇用する義務があります。重い精神病で 障害者と認定されている人も、もちろん含みますが、手足が欠損して いる方、視力や聴力がない方など、様々な障害をお持ちの方へ、 社会が応援しようとする制度です。50名以上は1名などと規定されて いて、違反すると行政指導を受けます。もっとたくさん受け入れないと 枠が足りないというのは事実と思います。でも、国内だけでなく、海外 とも競争する時代なので、民間にこれ以上義務化することが良いかどう かは、難しい課題です。 次に、考え方をご修正いただきたいことがあります。うつ病にかかった方 は障害者ではありません。ただ病を患った方です。重度な方で回復の見込 みがない人や精神障害と認定された方が障害者の認定を受けるのです。 障害者という言葉の善悪は別にして、うつ=障害者はやめた方が良いと 思います。 最後に、社会復帰ですが・・・難しいとは思いません。問題なのは、 一度患ってしまうと、社会復帰ができる状態まで回復を応援する仕組み が医療にも乏しく、カウンセラー等の実力も未発達なことです。 だから、ほとんどのうつを患った方は、回復していないのに、社会復帰 したいと中途半端な状態で求職活動する方が多いと感じます。 お知り合いの方が、きちんと回復しない中で、就職面談の際、「もう大丈夫 です!」と自分に嘘をつき続けているとしたら、それはとても残酷な 状態だと思います。
お礼
いくつのも御指摘ありがとうございます。認識の間違いは私の勉強不足ですね。社会復帰に関しては難しくないながらも、現状は厳しいのだと分かっただけでも助かりました。
取引先にいろいろな症状の精神障害者の方が働いています 社員の方たちを見るとそれらの方を特別視せず、ごく普通の働き手として接しているように見えます ただし担当する業務はそれらの方専用のものが多く、一般社員とは全く違いますので、報酬なども当然異なるのでしょう 鬱病となると当然後天的なものだと思われますので、以前の自分の待遇と病後の待遇のギャップをどこまで自分の中で埋められるかが重要になってくるように思います また現実問題として、多くの障害者を雇用する企業は、イメージ向上と、国からの助成金が得られるというメリットがあるということを忘れないでください 精神障害者の雇用の件は、綺麗事では片付かないようなのです
お礼
実際に企業で働いている方の意見が読めて、嬉しく思います。そして、雇用の現状についても少し分かりました。たしかに「イメージ向上」と「助成金」は企業にとってプラスになるので、それを目的に受け入れる企業も少なくないのでしょう。書き込み、ありがとうございます。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
知り合いの職場が、身体・精神障害者を積極的に受け入れていますが、社員間の環境としては決していいものではありません。 基本的に「精神障害○級」を持っている人が雇用されますが、一番タチが悪いのは何とか日常生活が送れる性格がおかしい障害者です。 同じ精神障害者を恫喝したり金品を要求したり、意のままに操って仕事をさせたりしています。 精神障害者には別途他の会社から監督員がつきますが、見てみぬフリをして役に立ちません。 肝心の採用する側の会社は、そういうトラブルには耳を貸さず全て現場に任せています。 受け入れ先は確かにあります。 一部上場の立派な会社も積極的に採用していますが、身体障害と精神障害では扱いも職種も違います。 精神障害者の場合は、単純労働や清掃などです。 仰っている「うつ」ですが、基本的に障害者手帳がなければ優先的に雇用されることはありません。 ただの「うつ」では無理かと思います。 手帳を持っていれば、ハローワークに行けば(障害の程度によって)採用の情報が得られると思います。
お礼
義務化されても、実際に働く人にとっては仕事の効率が悪くなる場合もあるんですね。貴重なご意見、ありがとうございます。また、手帳に関しては最近になって知りました。使える制度は利用していこうと思います。
お礼
返答ありがとうございます。「うつ病」は精神障害ではないのですか、御指摘ありがとうございます。また、現状では義務化されても企業が対応できてないのが現状なんですね。