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誘導電動機で回生電流
こんばんは。 Giantsと申します。 誘導電動機の回生電流を勉強しているのですが、すっきりと頭に入らず困っています。 クレーンの巻き上げ下げを例に説明してもらえないでしょうか。
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回答No.1
誘導電動機に流れる電流を、トルク成分と励磁成分に分けて考えると良いかもしれません。 励磁電流は電動機内部に磁束を作るための電流で、電圧と周波数が変わらなければ変化しません。 トルク電流成分は軸動力に直結した成分です。 以後、電動機動作のときのトルク、すべり、トルク電流を正の向きにとります。 電動機運転では、回転数が同期速度より若干遅く、すべりが正になっていて、正のトルク、トルク電流になります。 ここで、軸に外力を加えて同期速度より速く回してやると、すべりが反転して負になり、負のトルク(外から電動機を回している向き)になり、トルク電流も極性が反転します。 結果、電動機から電力が戻ってくるようになります。 これが回生と言われる状態。 クレーンとの対応は可能ですが、あまりすっきりした説明になりそうにない(回転方向も変わってしまうので)かと思います。
補足
回答ありがとうございます。 >電動機動作のときのトルク、すべり、トルク電流を正の向きにとります。 軸に外力を加えると回転子に負のトルクが働くのは理解出来るのですが、これが外から電動機を回している向きになるところが理解出来ません。回しているのを止める方向だと思うのですが。