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遅筋の筋力向上について
筋トレの際は、筋肥大に有効な負荷でトレーニングしています。 1セット8~10回限度な負荷に設定し行っております。 ある一定期間が過ぎて強度・筋力が向上するので、 負荷の見直しをします。 速筋の筋力があがった結果だと思うのですが、 速筋だけでなく、遅筋の筋力も上がっているのでは と思うのですが、どうなんでしょうか? 20回反復できる負荷が明らかに上がっているので、 ふと疑問に思い今回質問させて頂きました。 筋トレ動作時(8~10回限度負荷)のどこかのタイミングで遅筋 が動員されている結果ではないのかという話です。 詳しい方、ご回答頂けたら幸いです。 宜しくお願いします。
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速筋と遅筋の割合差は僅か数パーセント以内ということになっています。どちらも、52、3%以上になっちゃうなどということにはならないのですね。まあ、この割合には、遺伝的要因もあるという人もいます。 この僅かなパーセントが、高負荷か低負荷かによる等のトレ内容によって、微妙に、変化するということになっています。または、白筋(速筋)、赤筋(遅筋)の中間領域にピンク筋を想定する仮説もあるわけです。 で、動員は、高負荷であれば、最初から為されます。つまり、最大筋力は瞬時には発生しないので、タイムスケジュール的には、まずは、遅筋が関与して、そして、筋力をもっともっと要するということになって始めて、速筋が後追いで関与する。発火頻度とか運動単位数が上がっていって、最大筋力発揮に至る。いわば、運動単位の興奮性の上昇。あるいは、速度の速い動作中には最大筋力が発揮されないというなか、20回反復可能運動ということでは、おそらく、高速が可能で、よって、速筋の関与は減少する。速筋を最大に関与させるには、低速運動であることが必要。ストリクトであることが必要。 この種の問題は、有酸素性運動でも同様。あらゆる動作、最初から有酸素性運動ということにはならず、まず、動き出し時には、必ず、筋中・血中のエネルギー源に関与するホスファゲン機構という代謝過程を経過する。その後、炭水化物(糖質)を分解して乳酸を発生させる解糖系が働き、そして、有酸素性機構へということになる。有酸素性のみに終始する有酸素性運動というものは無い。
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- nicofoto
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すみません、No.1の訂正。 持久力もあるオールマイティーな速筋がタイプIIa繊維、持久力に乏しい速筋がタイプIIb繊維です。逆に書いてしまいました。
お礼
修正ありがとうございます。
- nicofoto
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紛れもなく速筋の発達ですよ。あるいは実際筋肥大していなくても筋力を発揮するのに慣れたか。たぶんコレでしょうけれども。 速筋が筋肥大すれば回数は増えます。だって筋肥大して筋力が増加すれば、同じ負荷でも1回あたりに筋繊維を全て動員する必要がなくなり、余力が残りますね。その余裕は回数の増加に反映されます。速筋の肥大=筋力の増加は実質的には持久力の向上として感じることができます。 それと、これはここでは関係ない話かもしれませんが、速筋と言ってもいくつか種類があり、本当に持久力に乏しいタイプIIa、持久力も備えた万能型のタイプIIbに大きく分けられます。必ずしも速筋のトレーニングでは筋持久力が付かないというわけではありません。強度が高く、かつ運動量も多いスポーツ選手の場合、速筋の中でもタイプIIaが中心に発達するとの事です。ウェイトだけの場合タイプIIbが多いとは言いますが、それでも持久的にセット数をこなすような内容もやっているならそうでもないと思います。 遅筋が鍛えられているのでは、という可能性はないと思います。 遅筋は立ってるだけでも常に使う繊維なので、動員されないとは言いませんが。 一般的な遅筋と速筋の面積は50%ずつですが、短距離走など速筋のトレーニングをしている人の場合は、遅筋面積は20%と少なくなります。逆にマラソンなど持久トレーニングの人は遅筋面積は80%に上がります。両方鍛えたければ両方とも鍛えられない事になりますし、片方を鍛えるという事はもう片方は諦めることで、両立できないと聞きますが。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なんか都合よく考え想像していました。 ご説明の中タイプがあるのは知りませんでした。 勉強不足ですね。。。 わかりやすい説明でありがとうございます。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 こちらの方も素人(私)に対してわかりやすく ご説明くださり感謝しております。 初めて聞く、、ホスファゲン機構・・>どういうものなのか後で 調べてみます。 痒いところに手が届いた~という感じで納得しながら読ませて 頂きました。 ありがとうございました。