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resubmissionとは?

学術雑誌に投稿していた原稿が帰ってきたのですが、『新しい実験データを加えて原稿を書き直せばresubmissionしてもOKです』という返事をもらいました。ただ、運良く(運悪く?)私はaccept、revise、rejectの経験はあるのですがresubmit(再投稿?)の経験がなく、reviseと比べてどう意味合いが違うのか、いまひとつピンと来ません。エディターからの手紙を読むと、投稿原稿の何処が問題か、どういう実験を新たにする必要があるか、等リバイスのようなコメントをくれているのですが、re-submitという語から考えると、『1から審査やり直し』という感じがします。そこで質問ですが、、、 (1)resubmitとはreviseとrejectの中間くらいの返事なのでしょうか、それともrejectと同じ意味なのでしょうか? (2)指示どおりに原稿を直して、同じエディターに改訂原稿を送れば、初めて投稿するケースよりもacceptされる可能性は高いのでしょうか?エディターは初投稿の場合よりも好意的に原稿を読んでくれるのでしょうか?

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  • rei00
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回答No.1

 私も「resubmit」の指示を受けた経験が無いので自信ありませんが,「revise」の指示の際に「2ヶ月以内に修正原稿を返送して下さい。それを過ぎると再投稿(re-submission)の扱いになります。」と言った注意がある事からの推測です。 > (1)resubmitとはreviseとrejectの中間くらいの返事なのでしょうか、それともrejectと同じ意味なのでしょうか?  お書きの『reviseとrejectの中間くらい』と考えて良いと思います。  現在のデータでのディスカッション部分の修正や簡単な追加実験であれば「revise」の指示になるかと思いますので,エディターが考えるともう少し手間が掛かる(修正原稿の期限以内では困難な)追加実験や重要な(議論の本質に関わる様な)追加実験が必要と考えたのではないでしょうか。  つまり,「現状ではアクセプトにするかどうか判断できないので返却します。御希望なら修正して再投稿しても良いですよ。アクセプトにするかどうかは,修正原稿で判断します。」との意味ではないでしょうか。 ま,見方によっては婉曲な「reject」とも取れなくはないですが,完全な「reject」ならハッキリ「reject」と書くでしょうから。 > (2)指示どおりに原稿を直して、同じエディターに改訂原稿を送れば、初めて投稿するケースよりもacceptされる可能性は高いのでしょうか?エディターは初投稿の場合よりも好意的に原稿を読んでくれるのでしょうか?  どれだけ改訂されているかでしょうね。ただ,一度レフェリーの判断を受けた原稿ですので,査読に要する手間が違います。その分だけ初投稿よりは審査が早くなる可能性はあります。  「resubmit」ではありませんが,「revise」の指示に対して追加実験に手間取り,3ヶ月近くなって返送した事があります。基本的には再投稿の扱いになりました(受付番号等は新しくなった)が,審査結果が返送されてくるまで通常2ヶ月あまりかかるのに1ヶ月もかかりませんでした。そして「accept」でした。  ところで,その雑誌は「revise」の指示が無くて,修正の指示が「resubmit」って事はないですよね? いずれにしても,指摘に対して修正が可能であるなら「revise」と同じ様に考えて再投稿されても良いと思いますが・・・。

noname#20560
質問者

お礼

早速のご教示をありがとうございます。 となると、変に投稿雑誌を変えるより、少し手間取っても追加実験をして再投稿したほうが受理の可能性がありそうですね。頑張ります。

その他の回答 (1)

  • siegmund
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回答No.2

物理屋の siegmund です. rei00 さん,お久しぶりです. rei00 さんはプロの研究者ですから, 「一般人」ではないような気がしますが...(^^). まあ,それはともかくとしまして,私も rei00 さんとほぼ同意見です. 分野によっても違いますし (kohitsujikai さんは回答履歴を拝見すると生命化学系?) 雑誌によりまして細かいところは異なりますので 余り確信は持てないところもあります. >(1)resubmitとはreviseとrejectの中間くらいの返事なのでしょうか、 > それともrejectと同じ意味なのでしょうか? revise にも段階がいくつかあるわけで, accept に近い 「ちょっと語句を修正したり,参考文献をつけ加えて下さい」 (レフェリーがもう一度見る必要はない), くらいのものから, reject に近い 「このままじゃダメで全面的に改稿が必要」 まであります. どうも reject に近い雰囲気ですね. でも > 投稿原稿の何処が問題か、どういう実験を新たにする必要があるか、 のコメントがあるようですから, 「こんなレベルの低いことやっても論文にはならない」や 「新しい知見がない」というのではなくて, 実験データが不足していて説得力に欠ける, という類の評価をレフェリーあるいはエディターが下しのでしょう. その面では好意的な評価とも言えます. > (2)指示どおりに原稿を直して、同じエディターに改訂原稿を送れば、 > 初めて投稿するケースよりもacceptされる可能性は高いのでしょうか? > エディターは初投稿の場合よりも好意的に原稿を読んでくれるのでしょうか? まず大事なことは,原稿につけ加える cover letter (投稿しますのでよろしくお願いします,という letter) に再投稿の事情を明確に書くことです. そうすれば,ほぼ確実に同じエディター同じレフェリーに原稿が行くでしょう. 審査は当然早くなりますし,指示されたところをクリアしていれば accept (あるいは revise になるかも知れません) される可能性は高そうです. エディターやレフェリーには,revise のときには, 最初に問題にしなかったところを2度目に問題にするのは フェアでないという意識があります (雑誌によっては査読基準に明記しているところもあります). resubmission だと多少事情は違うかも知れませんが, 似たような意識はやはりあるでしょう. cover letter での事情説明が不十分で他のエディターやレフェリーに原稿が行くと, また別のところが問題になったりする可能性もあります. 論文には必ず received March 18, 2004 のように日付が入っています. revise の度合いによってはエディターの判断で revised manuscript received April 20, 2004 などがつけ加えられることもあります. 今回の resubmission だと日付はおそらく新しい原稿を受け取った日付になるでしょう. 再提出で accept されるといいですね.

noname#20560
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます。そうです、私は生物化学系です。ご教示によると、再投稿時のカバーレターに『前回に誰々に見てもらって、ここを直して再投稿すれば良いとの指摘を受けた』と経緯を書くべきですね。頑張って再投稿しようと思います。