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卒論で歴史を論じるって?
今度学校で卒論を書かなければならない高校生です。卒論のテーマは学校の授業に関係するものではなくていけないので歴史関係にしようと思っています。テーマを決めたものの歴史を論ずるってなんですか?回答お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
歴史に何を学んだか?を書けばいいのです。 例えば、戦国武将の伊達政宗。 あまり知られていませんが、当時の仙台藩は、今回の東日本大震災クラスの津波被害があり、沿岸部の被害は甚大でした。 政宗は自国領の開発を命じ、岩出山から仙台に遷都し、北上川河川工事を行い、仙台平野の稲作も奨め、また、スペインとの交易も画策しました。 これは現代にも活かせる政治だと思います。 こういった内容を書けばいいかと思います。
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- TANUHACHI
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こんばんは夜分に失礼します。企業勤務と大学教育双方に携わる者です。大学教育では日本中世史を専門領域としていますので、気休めにでもなれば幸甚です。 さて質問者様は「なぜ『歴史』をテーマに選んだ」のでしょうか。そして「歴史と歴史学の違い」はどこにあるとお考えでしょうか、かなり難しい質問です。問題は「この唯一点に収斂」します。 少なくとも「歴史」とは一般的に様々な「歴史事象」、例えば応仁の乱やアヘン戦争などの史実を指すとも言われますが、それだけではありません。こうした歴史上の事実を学問上は「歴史事実」と呼び、それに関する考察を「歴史叙述」と呼んで区別しています。こうした区別かあるのはなぜか。 データ的な意味を示すだけならば、例の5W1Hで作業として完結もします。けれど「その歴史事象がどの様な意味を持っているのか」や「歴史の流れ全体の中に史の事象を位置付けたなら、どの様な評価をすることができるか」といった問題は、歴史を分析する視角と方法に委ねられるところが多分にあります。端的にいうならば「歴史をどのように観るか」といった価値観にまで遡る形になります。 質問者様はおさらく「歴史が好きだから」程度の軽い気持ちでこのテーマを選択したのでしょう。けれども実際に何処から手を付ければよいものかと戸惑ってもいる。当然の話です。何しろこのテーマからして雲を掴むような巨大で曖昧模糊、そして何よりも「抽象的な議論」をするには基礎的能力すら欠落している状態ですから。 もし「歴史の領域」を選択するなら、具体的で尚且つコンテンポラリーそして自身に関連する話題に絞り込むことも一つの切っ掛けにはなるでしょう。 質問者様が現在18歳頃ならば、生まれたと同時にインターネットとそれを駆使するための道具も普及していたはずです。そうしたことにより私たちが生きているこの現実の世界が地球規模で身近になってきたことも一つの事実です。 たとえば、テレビカメラやパソコンのモニターには「そこに映し出されている遙か遠くの地での戦争」もリアルタイムで映像を映し出します。かつては四大証券会社の雄として知られた証券会社もあえなく倒産しました。これらは現実であり同時に歴史です。 勇ましいことを口にする人もいます。そして「あの戦争(アジア太平洋戦争)は私が生まれる前の話だから、私には関係ない」と国会で答弁した女性議員もいます。彼女は現在の政権与党の政調会長でもある。自身が戦後生まれだからといって、自分にとってあの戦争は何だったのだろうかと問い掛けることすら放棄しているようでは、現在の質問者様と全く同じです。自分には関係ない、だから放置したままでも構わないなどと考えているならば、過去の記憶を未来に活かしたいとする自身のスタンスとは全くかけ離れてしまったことを自身で吐露しているにすぎません。 自らでテーマを設定しながら、「歴史を論ずるって何ですか」ととぼけた質問をしているのは、自身が部外者であるとの認識でしか、ものごとを見ることができない貧しさに気が付いてもいない証拠です。 ご自身がわからない「歴史関係」の具体的な内容を他人に聴くことすら、お話しにもなりません、顔を洗って出直しなさい 爆!