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大至急!!漢文の送りがな
月明星稀 月が明るく(照っていて)、星がまばらにしか見えない 國破山河在。城春草木深。 国家は破壊されたが山や川は存在している 都の町には春が訪れて来たが、草や木がおい茂っている 功成名逐身退、天之道。 事業が完成し、名声がりっぱにあがり、自分が退くのは 天の道理にかなったやり方である 送りがなをつけてください お願いします
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こんばんは夜分に失礼します。恐らくは高校の漢文の授業でのオリエンテーション的な部分でしょう。 意味は何となく解るけれど、読み下しを作ることに少し不安を感じているのでしょうね。本来ならばご自身が読み下した文を第三者に添削してもらうのが良いのですが、時間がなくて仕方なくといった緊急避難的なものと好意的に解釈してお話しします(国語が苦手な男子高生ならば遣り取りを通じて多少のアドバイスはしますが、その場限りの姿勢で答だけを欲しがり、そのくせ自身のプライドだけは異常に高い怠け者の女子学生は僕が最も嫌うところです)。 (1)「月明星稀」…これを文意どおりに読むならば、「月 明るくして 星 稀なり」くらいでしょう。似ている事例が「山紫水明」です。 (2)「國破山河在。城春草木深。」…唐代の詩人、杜甫の『春望』という有名な作品の書き出しの一節です。ポピュラーな作品ですのでこれを機会に全文を暗記することをお勧めします。 「國(くに) 敗(やぶ)れて 山河(さんが)あり。城(しろ) 春(はる)にして 草木(そうもく)深(ふか)し。」 意味としては「長い間の戦乱(安史の乱)でこの国は荒れ果てて、ただ山と河ばかりになってしまった。今年もまた春が巡っては来たが、城郭の内には草木がぼうぼうと生い茂ったままである」ほどの意味になります。 (3)「功成名逐身退、天之道」…『老子』第九章「運夷篇」の一節です。 「功成り(こうなり)名遂げて(なとげて)身引くは(みひくは)、天之道(てんのみちなり)」と読み、「成功したらいつまでも恋々としてその地位に留まらず、さっさと引退するのが天の道にかなった生き方というものである」ほどの意味です。 尚『老子』は儒家とは異なり反権威主義的なスタンスをとる思想グループである「道教」を表すこともあれば、このグループの拠り所である『道教(別名、老子道徳経)』を著した人物を指すこともあります。 今後に質問サイトで質問することがあれば、その時には「自分で書き下してみた文章」を表示するように努力しましょうね。
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- TANUHACHI
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失礼、誤記がありましたので訂正します。 (1)「月明星稀」…「月 明るくして 星 稀なり」は「月 明くして 星 稀なり」でした。 (3)「功成名逐身退、天之道」…「功成り(こうなり)名遂げて(なとげて)身引くは(みひくは)、天之道(てんのみちなり)」は「功成り(こうなり)名遂げて(なとげて)身退くは(みひくは)、天之道(てんのみちなり)」でした。
- b-lands
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(訂正) 功成名逐身退、天之道。 「名」の字をとばしていました。すみません。 こうなり なとげて みしりぞくは てんのみちなり に訂正します。
- b-lands
- ベストアンサー率25% (1/4)
つきあきらかにほしまれなり くにやぶれてさんがあり しろはるにしてそうもくふかし こうとげみしりぞくは てんのみちなり