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理科の授業で先に行うこと

理科の授業の場合、実験を行ってから定義などの説明をするべきか、定義を先に説明してから確認のために実験をするのか、どちらを先に行えばよいのでしょうか?

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  • TANUHACHI
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回答No.3

 もし質問者様が実際に理科の教員だったならば、この質問は「おい、それじゃ困るよ。ちょっと待ってくれ」と質問したくなります。  「理科」という教科目が「どの様なプロセスおよび編成に基づいた課程」であるのか、先ずは確認することが肝要ではないかと存じます。  単に「実験が先か」「定義が先か」を比較することに違いはありません。「卵が先か、鶏が先か」との禅問答と同じだからです。  この疑問に対する答を求めるならば「なぜ、そうなるかと問う」姿勢を児童から引き出すことが授業の目的であることに着目する必要があります。こうした部分は実際の教育現場に立っている教員や教職課程を履修中の学生ならば既に学んでもいるはずですので、自身で再度確かめる必要があります。  小学校の理科程度であるならば、教科書に示されている実験結果と実際の実験結果が100パーセント異なることは先ずないはずです。けれど「もし万が一の場合」が生じたなら、それこそチャンスです。「なぜ教科書とは違う結果が出たのか」を考えることで、授業に奥行きが生まれます。  もし何れか一つの答をくれ!と仰るのであれば、僕は「実験を先にする」ことをお勧めします。但しその場合でも条件があって「何のためにこの実験をするのか」「この実験から何がわかるか」を児童に周知させておく必要があります。  それは「実験や実証から何かの原理を求める」との理科教育の原点に基づくものであって、「教科書を学ぶこと」とは全く正反対の作業であることを意味します。「教科書で学ぶ」と「教科書を学ぶ」の違いはお分かりですよね?

trk001
質問者

お礼

ありがとうございます。 私は教員ではありません。中学と高校では、順番が逆でしたので、どちらが正しいやり方だったのかが、ふと疑問に思っただけです。 どうやら、どちらが先でも構わないようですね。

その他の回答 (3)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.4

 >どちらが正しいやり方だったのかが この「正しい」との言葉自体が曲者です。学問に携わる者そして教育に携わる者ならば「正しい」との言葉を安易には使いません。また使うこともできません。それは「個人によって基準が異なる」との基本的な部分に起因する問題ですから 爆!

回答No.2

1.マジックを見せられてから種明かしして貰う。 2.マジックの種を教えられてから実演して貰う。 1.の方が,観客は楽しい。 2.の方が,マジック修行中の人には勉強になる。 興味を引くためなら1.の方法が効果的ですが, 理解させる目的なら2.の方法が有効かと思います。

trk001
質問者

お礼

ありがとうございます

  • ORUKA1951
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回答No.1

臨機応変に。  科学の基本は、疑問に対して推論し、それを実験で確認するのですが、化学の基本的な部分は、科学史を見てもとても長くて複雑な観察・実験結果によるもので、それを実験をして発見することを再体験させることは不可能です。  そのため、どうしても説明をしてから実験と言う方法にならざるを得ません。  実は、それ以前--小学校や中学校の段階では、例ですが 水に浮かべたロウソクに火をつけてガラスコップで蓋をして空気の体積が減る実験をして、その理由を考えさせて・・というような手法が使えます。  しかし、化学--高校生--の段階になれば、原理を説明して実験をして再確認という手法をとることが多くなるでしょう。  これは生徒のレベルによっても変わります。ハイレベルな学校では生徒自身がすでに予習して知識もある程度ありますから、実験から説明に入ることが出来ますが、草でない場合は説明→実験→再説明という手法になったりします。  また実験内容によっても異なります。テルミットの実験を先にして、なぜそうなるかを説明したり、収率の計算をさせたりするほうが良いでしょう。アルカリ金属やハロゲンの実験は先に説明しておかないと危険ですし・・  要は、臨機応変に・・。でも実験は必ず授業ごとに行うくらいが良いですね。私は毎日必ず実験--前回の復習だったり、今日の授業の内容だったり---をしてから授業をしてます。

trk001
質問者

お礼

ありがとうございます

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