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懐中時計は、日本ではいつ普及したのでしょうか
個人が持ち歩く時計として、腕時計より先に懐中時計が普及したと思います。 では、それは日本ではいつ頃のことなのでしょうか。 最初はお金持ちだけだったでしょうが、それは明治でしょうか、大正でしょうか、それとも昭和になってから? ついでに置き時計についても分かると有り難いです。いつ頃12進式の時計になったのか。 Wikiで時計の歴史のページは見ましたが、よく分からなかったので歴史に詳しい方、よろしくお願いします!参考URLもあると幸いです。
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日本人が最初に時計を確認したのは懐中時計からです。日本人の最初の所有が置き時計からか、懐中時計からかは、わかりませんが、私の意見としては懐中時計に軍配します。 理由は単純に、外国人がどうぞと進呈し易いからです。当時の置き時計はからくり物なので、運送に耐え得ない代物だと考えます。
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- JqqF
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時計の普及は雇用形態の確立と共にありました。労働時間を計る為にです。それ以前の時計の所有は、権力者の財産であり権威の象徴でした。装飾品としては懐中時計が始まりですが、機能より装飾品としての価値に傾いていましたので、普及といえるほど個人所有率は高まらないまま、腕時計に移行していったと考えます。日本において、腕時計にしても普及までに至ったのは、第二次世界大戦終結以降の一億総中流といわれた高度経済成長期です。それ以前の腕時計の所有者は労働階級でない人に限られました。 日本に輸入品として入ってきたのは江戸後期です。個人普及は昭和30年前後。各家庭の置き時計は、やや遅れて普及したと思います。大量生産により価格が低下してからです。 時間という観念の普及は江戸中期には確立していました。明治維新以降、12進式が日本軍に活用され、大正以前には12進式の観念は、大衆に普及されたと考えます。時間を計る側と計られる側の明確な階級差は以前として現代にもありますけれど。
お礼
迅速で詳しいご回答ありがとうございます! もう少しだけ、知りたい部分があるので補足をお読み頂ければ助かります。 どうぞよろしくお願いします。
補足
>日本に輸入品として入ってきたのは江戸後期です。 これは、置き時計のことですよね?懐中時計のことですか? 懐中時計は、一般の普及ではなく限られた人の持ち物だったとしてもいつ頃持たれるようになったんでしょうか?
お礼
そうだったんですね。 なるほど、説得力のある解釈ありがとうございます。 大変勉強になりました。 再度質問に答えて頂いて、助かりました! ありがとうございました。