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軍国主義になればどうなるの?

敢えてお聞きします。もし日本が軍国主義に陥れば今後どうなるのでしょうか?メディアなどでは、「軍国主義=悪」と捉えていますね。たとえば憲法9条が改正され、正規の国軍をもったとします。その場合、明日にでも朝鮮半島や中国や東南アジアへ日本人の保護という名目で軍を派遣し、侵略して、また戦前の悪夢が再来するにちがいないとの発想からくるのでしょうか。 私としては、現在の国際情勢や、日本人自体の国に対する考え方からして、万に一つの可能性はなく絶対有り得ない空想小説だと思うのですが・・・ なぜ軍国主義になるといけないのか教えてください。

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  • baihu
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回答No.4

「敢えて」と書かれていますが、どういうレベルで質問されているのか今ひとつ分かりません。どこまで理解した上で「敢えて」なのかが不明なのです。 第一に、amur131さんは、国家が軍隊を持つことと、軍国主義に陥ることは区別していますか。「戦争ができる国家になる」と「戦争をし続ける国家になる」は違います。 第二に、憲法9条を変えるのに反対する人は、日本の今の状況では、上の二つが簡単に結びつくだろうと懸念しています。「万に一つの可能性はなく絶対有り得ない空想小説」なんていうと、山のように反論が返ってきます。これは国家に対する信頼の問題です。 軍国主義になると、戦争するのは個人ではなく国家ですから、国民の生活も自由も発言も、当然今とは比較にならないほど国家が規制するでしょう。国家機密にかかわることや、国家の存亡に関わること(戦争に負けること)として、有事の時限法が乱立すると思われます。戦前・戦中の思想統制や治安維持法の影響がどういったものだったか、学校で習いましたよね。 軍国主義になって、国民がうれしいことは何もないと考えられるので、いけないという共通理解があります。 軍国主義を取るのは、戦争を仕掛けてでも(自国に死者がたくさん生じてでも)他国の富を奪わなければ、自国がもたない、とか、もっともっと強力な国家になりたい、とか、視点を国民に置いていられないような(あるいは独裁政権で無視できるような)状況で起きるのだと理解しています。 ……うーん、やっぱり何を質問されているのか分かりません。(TT) でも、心がざわざわする質問だったので、「敢えて」書き込みました。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~uq9h-mzgc/military.html
amur131
質問者

お礼

すみません。軍国主義は悪いと決まっているのに、なぜこんな愚問をなぜするか、とお叱りを受けそうだったのですが、雰囲気だけでなく自分なりにハッキリとした考えを持ちたくて敢えて質問しました。でも色々なご意見を聞き、軍国主義には何ひとつとして、私たちの未来に希望を与えてくれるものは無いと確信しました。ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • mailhiro
  • ベストアンサー率23% (32/135)
回答No.7

軍国主義という言葉の正確な定義はないと思いますが、私が想像するに、政治の実権を軍部が握っている国家を軍国主義国家というのではと思います。 現在憲法改正論議が華やかですが、憲法第9条を改正し軍隊を持ったとしても、それがイコール軍国主義国家になるというのは間違いです。 日本国の主権が日本国民にあり、国権の最高機関である国会が国の唯一の立法機関として国民の代表として正当な選挙で選ばれた国会議員がにより構成され、行政権(防衛庁)をもつ内閣が文民で組織される以上、日本国は軍国主義にはなりません。 また、我々国民も、日本国が再び軍国主義国家にならないよう、絶えず注視していかなければならないと思います。

amur131
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました。たしかに文民統制の制度が有効に機能していれば、戦前の日本のような軍の独走は避けられると思いますが、ただ問題は今のアメリカをみていると、軍出身のパウェル国務長官がいわゆるハト派で、一方文民出身のラムズフェルド国防長官が逆に極右=軍国主義者というレッテルを貼られている現状をみると、本当に誰が軍を管理するのが適切かというのは難しいですね。

noname#22689
noname#22689
回答No.6

こんにちは。 軍隊を持つ事自体は別に悪くは無いと私は思います。 しかし、軍国主義(思想)は【葉隠】の復活につながり庶民は無礼うちにあっても文句一つ言えない世の中が・・・・

amur131
質問者

お礼

私も国軍をもつこと自体=悪とはいえないと思いますが、今の日本の政府と国民意識では、国軍を上手に利用できる能力がないのでは、と考えます。極端な右か極端な左に進むのでは、と思います。また、軍の圧力で自由な国民生活が圧迫されるのは、戦時中の日本でもう充分です。ご意見ありがとうございました。

  • tokoroju
  • ベストアンサー率13% (3/22)
回答No.5

戦争、防衛のためや軍事力で他国を威圧するために さまざまな技術が研究開発されています。 例え軍事開発された技術であっても国家機密を除いて 民間で転用できる便利な技術は軍事目的以外でも利用されるようになります。 なぜならば便利で人々の役に立ち、しかも商売になるからです。 対戦によってさらに飛行技術が発達したり 今正に利用しているネットワーク技術なども開発されたりしています。 また、軍需産業に携わっている人はその仕事をまったく取り上げられてしまうと 明るい未来どころか食うに困る状態になってしまいます。 上の例でも挙げたように軍需産業とそうでないものときっちり分類するのもまた難しいことです。 同じ社会で活動している以上、距離の違いこそあっても 突き詰めればまったくかかわりが無いと言ってしまうのも良くないのかもしれません。 開発者の意思がどうあれ核爆弾が大勢の人間の命を奪いもし 人々が生活するうえで重要なエネルギーとしても貢献し また公害問題を起こしたり… 誰しも痛い目にあいたくは無いですし、人を傷つけたくも無いと思います。 一方、どこかで人を傷つけている技術を使って生活を豊かにしたり 過去の悲劇の延長線上に今の幸せや不幸があるのは否定できない事実です。 「軍国主義=悪」と捉えることだけが短絡的なのではなく 物事を一面的に捉えることが短絡的なのだと思います。 ひとつの物事にいろんな側面があるように 自分は関係ないつもりでも悪の恩恵を享受しているのかもしれませんね。

amur131
質問者

お礼

そうですね。私も普段使用している化学繊維も第二次大戦中に米国デュポン社がパラシュート用に開発し、それが戦後、民生品として普及したと聞いています。軍需産業には色々な面があるのですね。ご意見ありがとうございました。

  • ranx
  • ベストアンサー率24% (357/1463)
回答No.3

軍国主義の正確な定義は無いと思いますが、軍事的目標達成を至高のものとし、 政治・経済その他の活動を軍事に従属させる体制が好ましくないというのは、 一般的な共通認識だろうと思います。 憲法を改正し、正規軍を持つことが直ちにそうした意味での軍国主義を もたらすというのは、かなり短絡的な見方で、正しいとは言えないと思います。 では全く警戒する必要がないかというと、そうとも言えないと思うのです。 スポーツの国際試合で日本のチームが他国のチームを打ち負かすと、普通の 日本人は喜びますよね。それは異常でも何でもありません。日本の「軍隊」が 他国軍を打ち負かし、他国を占領するのは、これとは全く異なることです。 異なるということを冷静に理解していれば良いのですが、ともすれば、 同じような感覚で熱狂してしまうようなところが人間にはあります。 これが軍国主義に結びつく可能性があります。差し当たっての可能性は低い としても、「絶対有り得ない空想小説」とまでは言えないと思います。 また、軍事的な成果をあげることが日本の国際的な地位を高めることだと 考える人達もいます。これはもっと直接的に軍国主義に結びつきえます。 こうした人々の動きは改憲への圧力ともなりますので、左翼の人達が警戒 しているのは、そうした動きだと思います。 私自身は、自衛隊は違憲だと考えていますので、自衛隊が必要ならば 憲法は改正する必要があると思っています。ただ、軍国主義に対する警戒は 怠ってはいけないと思います。

amur131
質問者

お礼

今まで何となく軍国主義はいけないものだという感覚はありましたが、ranxさんの理路整然としたご回答で明確に分かりました。でも、よく研究されていますね。ありがとうございました。

noname#13376
noname#13376
回答No.2

まず、戦争のための準備をするのが「軍国主義」だと思います。 戦争する予定が全然ないなら、軍隊は必要がなく、「自衛隊」で十分だからです。 実際、ヨーロッパ諸国などは、自衛のためというよりも「いつでも出撃できるように」軍隊を整えているのではないでしょうか? 韓国、北朝鮮についても、同様です。仮想敵国が存在するから軍隊が必要なわけです。 そして、戦争のための準備というのは、大変お金がかかります。言い換えるとお金が動きます。 しかも、その動いたお金のほとんどが、生産には何の貢献もしないものです。 お金を生産のためにつかうと、何かを作って売る、ということになります。しかし、消費には限りがありますから、ただたくさんつくると、生産過剰になりむだがでます。 だから、生産にはある一定量のお金しか投入できません。 しかし、これが軍事的なものであればどうでしょう。 戦車一台をつくっても、戦車はそのあと何も作りません。大砲の弾をつくっても、演習で打ってしまえば消えてしまいます。 逆に言えば、軍事的なものには「いくらでもお金を投入できる」のです。 さて、そして、お金が動くということは、その間で差益を得る者がでてくる、ということでもあります。 つまり、これらをまとめると 1.戦争を前提としている 2.お金の無駄遣いをする 3.不当な利益を得るものがでてくる の3点が軍国主義の目的と弊害いうことになります。

amur131
質問者

お礼

ありがとうございました。私も同意見です。軍事費は全く無制限かつ非生産的で、なんら国民に還元されることないと思います。もちろん、一部の軍需産業に勤務する労働者には何らかの分配はあるでしょうが。

  • tibesoro
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回答No.1

戦争のための資金繰りで、政治をしてるのでしょう。 ですから、「軍国主義=悪」と言われるのでしょう。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~uq9h-mzgc/military.html
amur131
質問者

お礼

ありがとうございました。教えて頂いたHPを読みました。日本の場合、極端な軍国主義になれば、やはり明日にでも朝鮮半島や中国へ攻め入る事につながると考えられるから、イコール「悪」とみなされるのだと感じました。

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