関係ないかと思うかも知れませんが、「心理の絶対定理」を示しておきます。
「自分にメリットの無い事は絶対にしない」
これは、人間だけで無く、すべての動植物に当てはまる「定理」です。
日本では「あなたのため」が得意ですが、これも「自分は優しい人である」という自分の欲求を満たすための行為です。
勘違いして欲しくないのは、100%が自分の為とは言っていません。
(通常は、50%以上は自分の為です)
また「自分が損をしてまでも、相手のために尽くす」と言う心理もありますが、それはほぼ例外なく「自分が損をしても、構わない」場合です。
日本人には、この基本的な事をわかっていない人が多すぎます。
本題ですが、「投影」とは基本的に「自分の常識で考えられる範囲」となります。
具体的に言えば、たとえば自分が店員だとして、その店で万引きがあったとします。
1回の万引きで、すべてのお客さんを疑うような人は、その人自身もその要素があると言えます。
基本的に人間は自分の常識の範囲内で考えます。
良識のある人ほど「過小評価」し、逆に良識の無い人ほど「過大評価」します。
つまり、1人の万引きがいただけで、すべての人が悪い人かのように疑ってしまう人ほど、自分自身の良識の無さを表しています。
「考え方ががらりと変わって」と言っても抽象的な表現ですので何とも言えませんが、自分の常識ががらりと変わったのならば、「昔の考え方」は投影しないことになります。
でも、基本はそんなにかわらないので、昔の考え方であっても投影すると思いますけどね。
お礼
ご回答していただきありがとうございました。