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負け癖
『負け癖』というものを心理学的に説明してください。 そして、その解除の方法を教えてください。 「人生相談」でなく、学術的な視点で説明してくださるとありがたいです。
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社会心理学に「コントロール幻想」と言う研究があります。例えば「ジンクス」や「げん担ぎ」などがそれにあたると言われています。また自分で選んだくじなどはあたると信じる傾向などを言います。だからNTTは最近電話番号を幾つかの選択肢の中から選ばせる手法を取っています。(一種の自己暗示と考えられます。) ご質問の「負け癖」はこの「コントロール幻想」で説明できると思います。通常はプロ野球選手が「赤い手袋をすると打てる」と言う「ジンクス」など、「自分の係わったものは上手く行く。」と信じ、元気が出てくると言う心理学的傾向を意味しますが、「負け癖」の場合には「コントロール幻想」が逆に働いているとも考えられます。 つまり自分の係わった試合は「負ける」と言う心理的縛り(Psyche oneself)を懸けてしまっているのでしょう。 解除の方法ですか?? 負の「コントロール幻想」を消去するには、ユニホームを替えるとか、ジンクスを打ち消すようないつもと異なる事をして、自らを暗示にかけ、奮い立たせるのが良いのでは。 御守りを神社で買って来て、神様の力を「取り込む」と言うフロイトの防衛機制も効果があるかもしれません。