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ビジネス敬語

取引先やお客様に対して、自分の会社から資料やデータを送る(メール添付・郵送など)旨を先方に伝える際の「お送りさせて頂きます」という言い方は正しい使い方でしょうか。私個人としては「お送り致します」で十分な敬語表現だと思うのですが、上司がこの表現をよく使っているので、念の為、詳しい方にお聞きしたいです。両方の表現の意味合いが異なるのであれば、その違いや使い方も教えて頂けると嬉しいです。ご回答宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • aoneko
  • ベストアンサー率52% (65/125)
回答No.4

貴方の正しさの裏づけになりましょうか、長文になりましたがお目通しいただけると幸いです。 「送る」には以下二通りの謙譲表現が考えられます。 ---------- ■A「御」を用いて謙譲する場合 ・お送り(ご送付)する(します) ・お送り(ご送付)いたす(いたします) ・お送り(ご送付)申す(申します) ・お送り(ご送付)申し上げる(申し上げます) この場合は「お(ご)~する」が基本です(~は動詞の連用形、あるいは漢語動詞)。 そもそも自分の行為に「御」をつけるのはおかしいのですが、その行為が相手の利益になる場合に限り許容されています。 さらに敬意を強めたければ「する」の謙譲動詞「いたす」「申す」を用います(慣用として「申し上げる」も可)。 ---------- ■B「いただく」を用いて謙譲する場合 「送らせていただきます」 「いただく」(他にも「あげる」「さしあげる」等)という謙譲動詞は、以下のように補助動詞としても用いられます。 (1)送ら(動詞・未然形)  + (2)せ(助動詞「せる」連用形:尊敬・謙譲の補助動詞の上に置き敬意を強める)  + (3)て(接続助詞:動詞・助動詞の後に補助用言を続ける)  + (4)いただく(謙譲の補助動詞) (2)の「せ」は(1)の動詞が五段・サ変活用の場合のみで、上一段・下一段・カ変活用の場合は「させ(『させる』の連用形)」になります。(例:見させていただきます) つまり「送る」ばぼにわざわざ「させる」を用いる必要はないのです。 ---------- 「お送りさせていただきます」はAもBも一緒にしてしまった例です。幼い印象を与えてしまうので、ビジネスの場では用いないほうがよいかと存じます。 またBよりAの方が、簡潔をヨシとするビジネス文書によりふさわしいと思われます。

yurakucho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。非常に分かりやすく、また勇気づけていただいた感じがして、大変嬉しいです。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.3

本心から,たとえば,信仰に基づいて「~させていただきます」と謙虚に申し出て言っているのならばともかく,もういい加減にこの(すでに蔓延している状態ですが)多重敬語表現を軽々しく使うのは止めて欲しいです。 皆さんのおっしゃるとおりで,yurakucho さんの言語感覚は正常です。

yurakucho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。多分、謙虚さ・丁寧さから出た言い方だろうとは思います。正常な言語感覚である、とのお言葉に、嬉しいながらも「身の引き締まる」思いです。

  • pojapoja
  • ベストアンサー率44% (156/354)
回答No.2

「お送りさせて頂きます」→「送らせていただきます」 どうしても「させて頂きます」が使いたいのなら「送付させて頂きます」 ヘンな言葉が氾濫しているようで、「お送りさせて頂きます」のような言葉を聞くと、胸の辺りがモヤモヤします。

yurakucho
質問者

お礼

私も胸がモヤモヤというか、居心地の悪い感じがしていました。丁寧さの気持ちが有り余ってそういう言い方になったのかもしれませんが、やはり正しい(と後押ししていただいた)使い方が一番シックリくる気がします。 ご回答ありがとうございました。

noname#8602
noname#8602
回答No.1

お送りさせて頂きます 慣例化して使われているようだが、語学の立場で考えると無駄があり稚拙な敬語表現(二重敬語にあたるので誤用) お送り致します 正しい敬語表現。

yurakucho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。やはり二重敬語というのは稚拙な響きがあるのですね。ここで質問してよかったです。

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