- ベストアンサー
阿修羅は「天ならざる者」ですが、では「人ならざる者」は?
阿修羅(ア・スラ)はインド語になるのでしょうか。意味は「神(天)ならざる者」ということらしいですが、では同じように「人(人間)ならざる者」というのはインド語(?)では、なんと表現されるのでしょうか? 「ア・●●●」ってなると思うのですが。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アスラ(Asura)はサンスクリット語ですね。 同じサンスクリット語なら、“人でないもの”の総称として法華経などで「非人」と訳される言葉があって、アマヌシャ(amanusya、発音符は除く)と言います。マヌシャというのは「人間、人類」で、英語ならmankindですね。 ただ普通、阿修羅もこの非人の中に分類されてしまいますから、ちょっと注意が必要ですが。 それから余計なことかもしれませんが、アスラは語源的にはa-suraつまり“天ならざるもの”ということで確かに「非天」などと訳されもするのですが、この語源は実は正しいものではなくて、実はahuraという古代ペルシャの神の名からきているという説の方が有力です。