長時間労働の習慣はいつから?なぜ?
「働き方」について質問致します。
最近「働き方改革」として従来の長時間労働の是正などが行われています。
そもそも長時間労働の習慣はいつ頃、どのような背景で生まれたのでしょうか?
夜中まで職場に残っていることが「努力」であり評価されるメンタリティーが以前の日本社会にはあった、あるいは残業代目当てで意味もなく職場でウロウロしていた、奥さんが怖くて早く家に帰れなかったなどとの話もあります。
もちろん少しでも長く働けば仕事の成功や家族の幸せを実現できると思って働いていた人も多かったのだと思います。
しかし、実際のところ私は昭和時代に社会人として当時の職場環境を見ていたわけではないので、長時間労働の習慣がどうだったのかということは分かりません。
身近なところでは、私の父親がその影響を非常に受けています。20歳から30代半ばまでNTTに勤め、毎日2~3時間の睡眠で働かされていたと言います。その後、自営でパン屋をやっていますが、NTT時代のやり方が染みついてしまっているのか長時間労働で週末も一切の休みなく働いています。ON,OFFの区別がないのです。本人はそれが当然で、もはや何も疑念を持たずに仕事の奴隷のようになってしまっています。結果として、健康状態も非常に悪いです。
ただ長時間労働を否定するのではないですし、労働は良い事でもありますが、うちの父親のようなケースはある種、極端な日本の「常識」の影響を受けてしまい、疑うことも知らずに自分自身の身を亡ぼすというケースは他にもあると思います。
私はこのことを残念に思っています。